小5の遠足の時の話。
目的地に着き、昼食を食べ、まったりとしていた頃。
トイレに用を足しに行った。
当然男女別だったのだが、用を足し終わったところに余所のクラスの女子2人が突如入ってきて、「ちんちん見せてよ」と爆弾発言。
私は当時とても内気なキャラだったのだが(それ故に標的にされたと思われる)、そんな恥ずかしいことをしていいのかどうか考えているうちに思考が混乱してきた。
顔も真っ赤になり、体が固まったところで、彼女らはさらに追い討ちをかけてきた。
「こっちも見せたげるからさぁ」
4分の恐怖と6分の好奇心がせめぎ合う中、辛うじて、「同時に見せ合いっこなら」と声を発するのがやっとだった。
「いっせーのーせ」
で、見せ合った。
私のは当時、夢精をしたばかりの仮性包茎。
相手のは、背の高いほうは綺麗なスジ、背の低いほうは微かに毛が生えていた。
あまりの衝撃に心臓が破裂しそうなほどに脈打ち、私のモノは跳ねていた。
というか、あれほど跳ねたのはいまだに生涯最大ではなかろうか。
背の高いほうが、「触ってもいいよね?」と、手を伸ばしてきた。
こちらには答える余裕などありはしない。
まだ茎も袋も彼女の両手に収まるほどにしか成長していないそれ。
「なんか可愛い~」とふかふかと揉みしだかれた。
物凄い感覚が私を支配した。
すると背の低いほうが、「ねぇ」と声をかけてきた。
こちらはそれどころではなく、言葉すら発せられない。
辛うじてそちらに目を向けると、「触りたい・・・?」と言ってきた。
一瞬背の高いほうの手も止まり、もう1人のほうを向き、そしてこちらに目を向ける。
数秒の空白の後、私は掠れた声で、「うん」と頷いた。
誘われるように手を伸ばしかけた途端、ザッザッと誰かが近づいてくる足音がした。
私も彼女らもその音にビクッと飛び上がった。
・・・と、目の前には個室が。
(こんなところを見られたら生きていけない!)
恐怖に駆られた私はダッと個室に飛び込んだ。
背の低いほうが一緒に飛び込んでくる。
横でバタンとドアを閉める音がしたから、たぶん背の大きいほうは別の個室に逃げ込んだんだろう。
足音は避けていった。
女子の方に入ったんだろう。
九死に一生を得る思いで安堵していると、一緒に入って来た背の低いほうの子とばったり目が合った。
なぜか目を逸らせられない。
その子の顔が真っ赤になってきた。
すると、その子が下に目を向けたかと思うと、私のいまだ跳ね続けるそれを握ってきた。
「っつっ!」
強く握られて痛みが走る。
その子はぱっと手を離し、「ご・・・ごめん」と言い、今度は両手で優しく撫でてきた。
行き場のない私の右手に、その子は微かに毛の生えたアソコを擦り付ける。
右手が勝手に動き出し、スジを擦り始める。
壁際に私が寄りかかり、その子が体を預けてくる。
ふわっと石鹸の匂いと汗とが混じったような匂いが鼻を突く。
くらっと来た。
同時に腰の辺りに電気が走った。
私はその子の手の中にすごい量の液を放った・・・。
その子はティッシュで手についたのを拭くと、再び体を預けてきて、「触って・・・」と小声で言ってきた。
出すもの出したら何となく冷静になったような気がして、腫れ物に触れるようにその子のアソコを撫でた。
何分そうしていたのか。
その子の息遣いがだんだん荒くなってきて、鼓動もわかるくらいに激しくなっていた。
この段階になって、初めてその子の胸に触れていることに気づいた。
慌てた拍子に指がその子の中にちょっと入り込んだ。
・・・と、その子は物凄い強い力で私にしがみついたかと思うと、ふっと力が抜けて、崩れ落ちそうになった。
私は慌てて抱き上げた。
その子の上気した顔がむちゃくちゃ可愛くて、また私の心臓が爆発し始めた・・・。
その後、タイミングを見計らって個室を脱出し、背の高いほうから散々怒られた。
曰く、「なんであんたたちだけ・・・」ということらしい。
といってもその子は、かすかな喘ぎ声をしっかりと隣の個室で聞いていたということだが。
その2人との、特に背の低いほうとのやりとりは、高校くらいまで夢に見続けていた。
今でもあのことは白昼夢か何かだったのではないかと思うことがある。
しかし、背の低かったほうの産毛のようなサラサラしたあそこの感触は、今もなお私の手に残っている気がする・・・。