「何やってんの」と部屋の電気を点けた。
すると女がびっくりして立ち上がり、懐中電灯を隠しながら金庫を背に俺を見た。
その女が絵美里だったのには驚いた。
うつむき加減だったけど、すごい形相だったよ。
絶対に見られてはならないものを見られたとき、人間はあんな顔になるんだろうな。
絵美里は経理課員。俺は経理課長だ。
最近小口現金の出納で、意味の分からない伝票が目立つから変だとは思ってた。
数千円程度の目立たない金額だけど、不正に処理されているとは思ってた。
やはり使いこんでいたやつがいたのか。
意味不明な伝票が起票されるのが毎週水曜日だから、火曜日に何かあると思って
深夜まで暗い金庫室の片隅に身をひそめていたんだ。
窃盗者(ぬすみ)が来たのは23時15分だった。
懐中電灯片手に忍び込み、金庫を開けて金をさぐる。
「弁明の余地はないな。しかし君だったとは」
「も、申し訳ありません・・・お金にこまって。つい。お金ができたら全額返すつもりでした」
泣きだす絵美里。
懐中電灯を持つ白い手が震えてる。
ピンク色に金で飾ったネイルが寂しげに見えた。
黒めのパンツに紺のブラウス。
一度帰宅して目立たない服に着替えて再び「出社」したらしい。
日頃派手で、色々男の噂が絶えない女だけに、その行為はなぜだかひどく悪質に見える。
「返金すればいいってもんじゃない。これは立派な犯罪だよ」
「申し訳ありません」
「どうしようか・・・・君が捕まると、俺だって痛い目に遭っちまう」
絵美里の話では不正に持ち出した金は総額で5万5千円。
何のことなくごまかせる金だ。
昨年の経常利益が実績ベースで5億を超えるわが社にとって、5万5千などネズミの小便にも及ばない。
悪知恵がはたらいた。
「君を守ってやる。俺が何とか始末する。だから俺の言う通りに行動してほしい」
拾う神。
彼女は俺のことをそう思ったろう。
涙目が希望に満ちてくるのを俺は見た。
と同時に、眠っていた男の性欲が高ぶるのを俺は感じた。
2日後の16時。
総務部主管の倉庫室。
鍵を持ってるのは総務課長と経理課長だけだ。
そこには経理課の資材も置いてあるので、俺も鍵を持ってる。
「ああッ、あッ、・・・ああァァァ・・・」
椅子に座って絵美里を抱きかかえ(座位体勢)、乳を揉む。
弾力のある20代の乳だ。
そして乳首を吸う。
制服は、古いプリンタの上に乱雑に置いてある。
「下も脱ぐんだ」
「課長・・・・やだ」
「使途不明金のためだ・・・・わかってるな。断ったら独房だぞ」
「アウウッッッッ!」
生で挿入。
久しぶりに味わう20代女とセックス。
妻は今年で42歳。
乳も膣もぜんぜん違う。
「絵美里・・・・いいよ、すごくいいよ」
座位のままポンポン飛び跳ねるようにピストン。
「あぁ!イ、イヤ・・・アァァッ!」
「さあ、くわえてくれないか。コンドームないからお腹の中には出せない。
君の口の中に出させてくれ」
絵美里をひざまずかせ、フェラさせた。
すでにピン勃ちだったので絶頂を迎えるのは早やかった。
口の中に勢いよく射精!
絵美里は顔をゆがめながら嘔吐するみたいに、白濁した液を手のひらにこぼした。
「あの金をごまかすには君の協力が必要だよ。次回のミーティングは追って連絡する」
そうやって経理課の美女をひそかに凌辱する俺だった。
最初は2回くらいでやめようと思ったけど、止められない。