オフィスラブって言葉があるよね。
あれ、社内恋愛という意味だと思ってた。社内で知り合った異性と恋愛関係になること。
でも別のとらえかたもあるんだって知ったよ。
社内恋愛ってのは、社内で、つまり会社の中で愛し合うことだって、実彩子が教えてくれた。へへへ。
実彩子とは4か月前に知り合った。
部署は別だけど同じフロアにいる。
俺は営業で、彼女はマーケティング担当。
合同飲み会で仲良くなって、週末とか休日に何度かデートした。
会って3度目にホテルでセックスしてからは、会うたびに体を重ねてる。
乳がと尻がムチムチしてやりがいのある女だった。
ある日営業担当数名と美彩子とで打ち合わせをした。
ある顧客層に対する営業戦略の確認だった。
彼女ははきはきとしゃべって、頭の回転もいい。
会議は40分ほどで終り、解散した。
廊下を歩きながら、営業の先輩がいった。
「下村(彼女のこと)は魅力的だよな」
先輩は俺たちの関係のこと、知らない。
「そうでしょうか」
「頭いいけど、何考えてんのかわかんないところがいい」
すると後ろから実彩子が走ってきた。
「佐々木君、ちょっといい?さっきのことで確認したいことがあるの」
立ち止まる。
「じゃあ俺先にいってる。16時から××商亊行くからな。忘れんなよ」
「はい」
16時から先輩と客先に出ることになってた。
二人で会議室にもどった。
すると実彩子が俺に抱きついてきた。
「ど、どうした」
「最近会ってなかったから」
俺も強く抱きしめる。
そしてキスした。
会議室のブラインドは開いてるけど、14階だから人の姿は見えない。
ホテルでそういう行為をすると、当たり前だけどセックスになる。
でもここは職場だ。
そんなことができるわけがない。
俺、少しだけ尻を撫でただけで実彩子から離れた。
寂しそうな顔をする実彩子。
「ここではやめよう」
「まずいから?」
「うん」
「でもさ、会議中に誰か入ってきたことある?」
会議室のドア表示が「使用中」になってる場合、その会議の関係者以外はまず入ってこない。使用中のトイレに人が入らないのに似ている。その意味では安全だった。
時計を見た。
15時45分だった。
「外出しないと」
「じゃあ、また連絡するね」
18時過ぎに帰社して、その日の残務整理をしてたら、実彩子からメールが来た。
「また確認したいことができたので、14階会議室R5で打ち合わせいたしたく」
14階フロアは暗かった。
その時間帯に会議室を使用する社員はいないのだ。
R5だけに明かりがともり、「使用中」になってた。
そこでこれから何をするのか俺にはわかってたよ。
会議室をラブホ代わりに使うんだろう。
考えるまでもなかった。
中に入ったらお互い無言のまま抱き合い、求めた。
「声出さないようにね」
「ふううん・・・・ジシンないけど」
スカートをめくったら、なんとノーパンだった。
「トイレで脱いできたの。手間が省けるでしょ」
「相変わらず頭が切れるね、実彩子は」
テーブルに片手をついて、もう片手で自分の口をふさぐ実彩子。
スカートを後ろからペニスを刺し、服の上から乳を揉む俺。
ブラをはずさないのはいざというときのため。
ピストンする。
声を出すなというのは酷だ。
ホテルではいつも奇声に近い声をだすんだから。
会議室でのセックス
「んんんっ!・・・ぐぐっ!・・・・いいううむうう」
必死に口を抑える実彩子。
肉が肉をたたく音が響く。
ぱんぱんぱんぱん
「うう・・・実彩子」
「んんんっ!・・・うぐっ!」
射精寸前に抜いて、自分のハンカチに射精したよ。
会議室でのセックス、すごく刺激的だった。
ラブホでは味わえないスリルがあった。
会議室セックス、やみつきになりそうだ。
俺をこんな気にさせた実彩子が憎らしいし、可愛い。