これは俺が大学4年のときの話だ。
俺には付き合って3年の彼女がいた。
 彼女が高校のときに2年間付き合っていた彼氏にふられて落ち込んでいるとき俺は、最低だけどつけ込んだ。
 でも、俺と付き合ってからも彼女は元彼を忘れられないようだった。
 高校のときの話になると切なさそうな顔をする。
 正直、自分のことを心から好きになってくれない女と付き合うってのはすげぇ辛かった。
 別れようか迷った。
 でも俺は彼女が好きで、好きすぎて手放すことができなかった。
 例え彼女が俺を想ってくれなくても、俺が彼女を想っていたかった。
 完璧に俺のエゴだ。
3年間付き合って、俺と彼女はやっと体を重ねた。
 何回もしたいと思ったことはあったけど、できなかった。
 元彼と比べられるのが恐くて・・・。
 俺と彼女が初めてしたときは彼女から誘ってきた。
「◯◯、あたしとエッチしたいって思わないの?」
「な、なんだよ急に」
「だって・・・。1回もあたしのこと求めてきたことないから」
「別に。俺も男だから人並みに性欲あるけど」
「じゃあ抱いて?」
彼女の一言に俺の息子はそびえ立った。
「あっ」
俺は彼女を押し倒して胸を揉んだ。
「もっと激しく」
彼女はハードなのが好きみたいだ。
 たぶん元彼とのセックスも激しかったんだろうな・・・。
 念願だったセックスができるというのに彼女の元彼のことばかり気にしてる俺。
 激しく女々しくてうざい。
 俺は彼女の服を無理やり脱がせた。
 下着も無理やり奪った。
「いやぁっ!待ってよぉ、まだ早いってば!!!!」
そう叫ぶ彼女の中に俺は息子を挿入した。
 まだ濡れていない彼女に無理矢理ねじ込んだ。
 今考えればレイプみたいなもんだ。
 最低だ。
「好きすぎて」とか言ってる割に行動がおかしい。
「ああん!あんあん、あんあんんん、あ、あ、あ、ん」
本能のままに彼女を突き上げた。
 彼女は顔を歪ませている。
「いやぁ、ん、ん、あぁん、あああ」
元彼に負けたくないという思いで、俺は必死に突き上げ続けた。
「◯◯のセックス・・・元彼に少し似てたよ」
俺とした後の彼女の言葉がそれだった。
 結局、元彼と比べられてしまう。
「ん~・・・まさき~」
俺の腕の中で眠る彼女の口から出た名前は俺のものじゃなく・・・元彼の名前だった。
プルルルップルルルッ。
ふいに彼女の携帯が鳴った。
 彼女に電話してきたやつは・・・まさき。
 元彼だった。
「なんで?」
昔に別れたやつから電話がかかってくるなんておかしーだろ。
 彼女は浮気してんのか?
 俺はメールボックスを開いた。
『まさき、今日も彼女とデートが終わったら抱いてくれる?』
送信ボックスを俺は次々と見ていく。
『彼氏が抱いてくれないから欲求不満!早くまさきに抱いて欲しいよー』
 『2番目の女でもいいから抱いてー』
(まじかよ・・・)
『じゃあ24時にまさきんちに行くね』
一番最近のメールがこれだった。
 これから彼女は元彼と会うみたいだ。
「おい!◯◯起きろ」
俺は彼女を起こした。
「どうしたの?きゃ?!」
俺は彼女の胸を鷲掴みにした。
 彼女は驚いてるのか、俺のことを目を見開いて見てる。
「足、開けよ」
「え?」
「いいから開けっつてんだろ」
俺は彼女の足を開いてあそこにしゃぶりついた。
「あぁあん!あっあああああん!!!」
嫉妬心から彼女をモノのよう扱ってしまう。
 彼女のクリを舌先でつつき、指を侵入させる。
「うっあん、ああ」
彼女の喘ぎ声がだんだん大きくなっていく。
「入れるぞ」
俺は根元まで一気に差し込んだ。
「ひゃあぁあん!!!!!!」
パンパンパンパンパンパン!!!
「あんあんあんあんあんあん」
俺はバックで彼女を犯した。
「出すぞ!」
「ああああああああんんんんん」
俺と彼女は一緒に果てた。
「ごめん・・・。帰るね」
セックスが終わった頃には23時を回っていた。
「泊れば?」
元彼のとこへなんかやりたくなかった。
 だから引き止めた。
「これからすごく大切な用事があるの」
そう言って彼女は俺に笑いかけた。
「ふーん・・・頑張れよ」
何言ってんだ俺?
 元彼に抱かれるのを頑張れって言ってるみたいじゃんか・・・。
彼女はハイテンションで俺の前から去って行った。



