あぁ~、ほんと毎日憂鬱な満員電車!
だっていつも満員の時間帯に通学しなきゃいけないんだもん。
私は息を切らしながらも、毎日このひしめき合った車両で押し潰されそう。
それに私の大学は意外と遠いの。
ドアが開き、また3、4人の人が乗ってきた。
(次の電車で行けばいいのに~)と心の中で思っていたら、その直後、足を踏まれました。
「痛っ!」
(も~う、ちょっと勘弁してよ!)
私は苛立ちながらもその男の顔を見上げました。
「あっすみません」
とっさにその男は私(美佳・仮名)に謝る。
「あ、いえ・・・」
(・・・意外とイケメンじゃん)
私はついつい笑顔で答えてしまった。
20代後半かな?
スーツを着たその男はすぐにまた後ろを向いてしまいました。
最近彼氏と別れたばかりの私は、心のどこかで新しい出会いを求めていました。
後ろを向かれて、内心ちょっとがっかりしてたところに、さらなる災難が降りかかりました。
(ん・・・!なにこれ・・・?)
私のお尻をソフトなタッチで何かが触れている。
(まさか・・・痴漢!?)
満員電車の中なので誰の手なのか分かりません。
初めての事で、どうしたらいいかちょっと冷静さを失っていると、痴漢の手は私のお尻をゆっくりと揉み始めました。
(どうしよう・・・誰か気付いてよ!)
ふと前の男を見ました。
(何で後ろ向くのよ、もう!)
動揺と苛立ちでつい、気付いてくれないスーツの男に感情的になってしまいました。
痴漢はとうとう私のスカートを少し捲り上げ、パンティの横から私の生のお尻に手が触れ始めました。
(ちょっと・・・!やめて・・・)
なんか動揺しちゃってカラダが動かない。
髪の匂いを嗅いでいるのか、自分の左後ろにぴったりとくっついている男の鼻からスーと吸い込んだ音。
「あぁ・・・いい匂いだぁ・・・」
痴漢が私の耳元で囁きました。
その吐息のような声に私は迂闊にも感じてしまって口からも吐息が漏れました。
「はぁぁ・・・」
後ろを振り向きたかったんですが、この状態でみんなに注目されてしまうかも。
痴漢の手は私の太ももの内側を下から上へ優しく滑らしてきました。
顔は大人びてるけど、そんなに経験のない私はされるがままの状態。
私は気持ちは焦っていましたが、痴漢にあっているというこの状況に胸が高鳴ってもいました。
(あぁ、顔が見てみたい・・・どんな人なのかな・・・)
考えているのも束の間、痴漢の手は私のパンティ越しに割れ目を指でなぞってきました。
その指は電車の揺れに合わせて私のクリトリスをパンティ越しに刺激します。
「うんんっ、はぁぁ・・・っ」
私はうっかり声を漏らしてしまいました。
いつしか痴漢の息遣いも荒くなっています。
「ハァ・・・ハァハァ、気持ちいいのかい?」
不覚にもそのいやらしい息遣いの声に興奮してしまう。
私自身も自分の漏れる喘ぎを抑えるのに必死でした。
痴漢は今度は何やら後ろでゴソゴソとポケットを探っているようだった。
(ん・・・?)
次の瞬間!
ヴィーィィィン・・・。
微かに聞こえるローターの音。
私がハッとした瞬間、痴漢はいきなり私のパンティに手を入れ、割れ目をパックリと指で左右に広げるように開きました。
そして、今では早くしてと言わんばかりに濡れている私のあそこにローターを擦りつけてきました。
「はぁっ・・・ァッ・・・ん」
「こんなに濡れちゃって・・・可愛い子だ・・・」
私はもう声を漏らさずにはいられませんでした。
恥ずかしいけど、恐らく快感で顔が歪んでしまっているはず・・・。
後ろにいる痴漢の姿が一瞬おぼろげに電車の窓に映った。
一瞬だったが、痴漢らしいSっぽい狡猾な目・・・。
けど、そんな目で見られていると思うと急に恥ずかしくなり、私の顔は上気して赤くなっていくのがわかった。
もはや目は潤み口も半開き・・・。
今にもイキそうな私の姿を凝視しているみたいでした。
ローターの音・・・。
声を抑えている息遣い・・・。
痴漢の手は私のスカートの中で激しく、容赦なく動かしてくる。
私はカバンで隠していましたが、スーツの男の後ろでは卑猥な音が漏れていました。
クチュクチュ・・・ヌチャ・・・。
とうとう痴漢の指が私の中に入ってきました。
「ハァッ・・・ァ・・・」
痴漢はローターで円を描くように私のクリトトスをいじめる。
激しく、そして的確に指は私のツボを責めてくるのであそこは愛液でビショビショです。
(あぁ・・・そんなに速くしたら・・・)
「ハァハァ・・・ン・・・アッ・・・ハァア・・・ン・・・」
私はキュッと足を閉じイッてしまいました・・・。
力も抜け、立っているのがやっとです。
周りも気付いているだろうと思いつつも、もう今となっては・・・。
私はすでに絶頂に達し、その余韻に浸っていました。
痴漢はもう我慢ができないっぽい・・・。
お尻にさっきから当たっていた硬いモノ、痴漢はジッパーを下げ・・・。
(えっ!まさかここで・・・?)
次の瞬間、一瞬何が起こったのか分かりませんでした。
さっきまで前に立っていたスーツの男が、ドアが開いたと同時に私の手を引っ張り、電車の外に連れ出してくれたのです。
そして20代後半くらいのスーツの男はおもむろに、「気をつけて!」と言ってホームを去って行きました。
もう顔から火が出そう。
私は彼の後ろ姿を呆然と見送りました。