私の通っていた高校には皆が認める美男美女カップルがいました。
男は篤志(仮名)、女は愛美(仮名)とします。
2人は同じクラスで、美人で凛としていて頭のいい愛美ちゃんとサッカー部のキャプテンで人気。
愛美ちゃんにベタ惚れの篤兄は、校内でもかなり注目が浴びていました。
あたし早希(仮名)はその篤兄の義理の妹で、新しい母が篤兄を連れてきました。
初めは格好良くていいなと思っていましたが、距離が近すぎて本当に兄という存在でしか見れなくなりました。
ちなみにあたしが高1、篤兄、愛美ちゃんが高2です。
ある夏の日の午前中にベルが鳴り、出ると
「こんにちは、早希ちゃん。……篤志、いるかな?」
愛美ちゃんがいてビックリしました。
「篤兄ですか?多分部屋にいると思います……」
「まさか寝てる?あの馬鹿」
愛美ちゃんは美人だけど棘のある人で、でも照れると可愛い、世に言うツンデレだったんだと思います。
「起こして来ますか?」
「あっ、お願い出来る?」
愛美ちゃんはあたしには格別に優しかったんだと思います。
呼ぼうと思ったら篤兄が急いできて、笑顔で愛美ちゃんを部屋に連れていきました。
多分勉強をするんだろうなとあたしは思っていました。
お昼頃になると、2人は降りてきてあたしと一緒にご飯を食べました。
愛美ちゃんみたいな綺麗な人がお姉さんになったら…なんて考えていました。
午後になり、2人は再び2階へ。
あたしも片付けをした後、2階の自分の部屋に勉強をしにいきました。
多分30分ぐらい経った時です。
「早希、どっか行ったから……」
その声と共に、篤兄の部屋からギシッと生々しいベッドの音が聞こえました。
「俺、かなり溜まっててさ。愛美抜いてよ」
カチャカチャという音と、ジュルジュルという音もあたしの耳に聞こえてきました。
「んっ、篤志はぁ……ん…いつもっ、溜まっ……て…んはぁ、る」
色っぽい愛美ちゃんの声も聞こえてきます。
(この2人、えっちしてるんだ……)
そう思うと、処女でエッチな事に興味があったあたしは静かに部屋を出て、篤兄の部屋の前に行きました。
不思議と部屋は少し開いていて、中が丸見えでした。
ブルーのベッドに座る気持ち良さそうな篤兄と軽やかな舌で篤兄のチンチンを扱う愛美ちゃん。
「……くっ、……はっ……」
愛美ちゃんとは初めてでは無いようです。
ピンポイントで気持ち良い所を当ててるという感じでした。
「んっ……チュッ、はぁ……。ねぇ、こんなに固くなってるよ……?」
ピンッと爪で篤兄のチンチンを弾く愛美ちゃん。
「わっ、馬鹿!!今、刺激すんな……あっ」
「っ!!」
ビュッと篤兄が愛美ちゃんの顔に射精。
愛美ちゃんは服が汚れたくないのか、急いでティッシュで拭いてました。
「なぁ、そろそろ俺にもヤらせろよ……脱がすぜ?」
「きゃっ!!」
ギシッと愛美ちゃんを押し倒すと、慣れたようにブラウスに手をやる篤兄。
愛美ちゃんは恥ずかしそうに顔を隠していましたが、篤兄が激しく深いキスをしていました。
みるみるうちにブラジャー1枚になった愛美ちゃん。
紫でした。
しかもかなり大きい。
「あっ、約束通り!!やっべぇ」
「はぁ、はぁ、……あんま、り……見ないでぇ……」
篤兄は意地悪そうに笑うと、軽く触れるか触れないかぐらいで太ももをなぞり出した。
「はぁん…んぁっ……あっ」
「愛美、感じてる?可愛い声……」
「やぁっ……馬鹿に…んぁ、しないで……はぁんっ」
「やぁって、止めて欲しいの?ねぇ、どうなの?」
篤兄はどSだった。
「やぁっ、止めないでぇ……んっ」
そう愛美ちゃんが呟くと、篤兄は愛美ちゃんに優しく軽いキスをしてブラジャーを取り、柔らかくて弾力のありそうな胸を吸い始めた。
あたしは無意識にアソコに指を出し入れしていた。
荒くなる息を鎮めながら。
そんな兄も、片手で愛美ちゃんのパンツの間から指を入れかき混ぜていた。
クチュッ、クチャァッといやらしい音がする。
「愛美、下べちょべちょだよ?」
と、良いながらパンツを一気に脱がしさらに激しくかき混ぜる。
「はっ、あっ、んっ、あっ、んぁっ」
「え?出し入れして欲しいの?」
兄は抜き指しを凄い速さでする。
愛美ちゃんは声は押さえつつも気持ちよすぎで出ていた。
「も…う、あっ…い、入れてぇ…あっ……!」
すると篤兄は妖艶に微笑み、チンチンを愛美ちゃんの陰部にあてがい……
「きゃあっうっ!!ああんっ!!」
一気に突き刺した。
兄は欲望のままに腰を動かしたんだと思う。
凄くいやらしい音が部屋中に響く。
「あんっ!!ああんっ!!」
「まさかっ、愛美が、俺とこんな事してるなんてっ、学校の奴等は考えもつかないだろうなっ!!!」
篤兄は愛美ちゃんに深いキスをする。
愛美ちゃんも受け入れる様に舌を絡ます。
エッチっていやらしい行為だと思っていたけど、愛美ちゃんは綺麗だった。
イッた時も弓のように体を這わせていた。
「……じゃあ、またね。早希ちゃん」
夕方になると愛美ちゃんは何事もなかったかの様に家に帰った。
あたしは篤兄と少し気まずい夕食を食べた。
「なぁ」
いきなり篤兄がかなり低い声を出す。
「な、何?」
「早希、お前見てただろ。愛美とのやつ」
頭が真っ白になった。
「な、何が?」
「お前とぼけんなよ。俺の部屋の前の廊下、白く濁ったのあったぞ」
篤兄は怒ってるというより、恥ずかしそうだった。
「まぁ、また見せてやるよ」
清々しく笑う篤兄に苦笑いで返すけど、あたしにはまだあの光景の興奮が焼き付いていた。
また、あたしの見た2人の行為を載せます。