ま、絶対に特定されないと自信があるというか、
俺たち家族をよく知る人でもまさかそういう事が起きていたとは
思いもしないだろうから、面白半分に書いてみる。
俺が大学3年の頃だったか、
俺は地元の駅弁(新設地方国立大学)に通っていたのだが、
弟も同じ大学を目指して失敗してしまい、
結局一浪して隣県の駅弁に行く事になった。
俺は母親似、弟は父親似という事もあるのだろうか、
俺は親父とよく馬が合い、弟は母親とよく馬が合う。
母は親父と俺がよく行動を共にするのを見て、
「長男ばっかり贔屓する古くさい考えの持ち主だ」
とか言って自分の弟贔屓を正当化してたけど。
何の事はない、俺と母は同類でDNAが近しいだけに
お互いに遠ざけ合っているに過ぎない事を俺はよく理解していたし、
だから幼少の頃から母が弟を猫っかわいがりしていても、
その件について強いジェラシーを感じたことはない。
で、あるからして俺が駅弁に合格して自宅から通って、弟が落ちた事に痛く落胆したのは言うまでもない。
まぁ、“財政的に二浪は許さぬ”という一浪時の父の強い約束に押し切られ、結局、安全圏の隣県駅弁大受験を余儀なくされてしまったわけだが。
俺が大学三年時、ゴールデンウィークに友達とツーリングしながらキャンプ地を転々とする約束をしていた。
だが、当日になって友人の親父さんがクモ膜下で倒れてしまった事を待ち合わせ場所に着いてしばらくしてから携帯で言われ、急遽ツーリングをキャンセルする事になった。
一人でも行ってやろうかという気持ちも多少あったのだが、キャンセル理由が理由だけに何かテンションが下がってしまい、家に戻ることにした。
家に帰った時の母の驚いた表情を忘れられない。
「ど、どうしたの?忘れ物?」
「いや、友達の親父さんが倒れたんだって、んでキャンセルになった」
「そ、そんな事急に言ったって」
明らかに動転しているような母の表情をいぶかしく思った。
「何、どっか行くの?そんなめかしこんで(笑)」
「や、やぁね、そんなんじゃないのよ。
そんなんじゃないけど・・・」
「?」
その時だ、ピンポーンとチャイムのなる音がして「◯◯寿司です!」とインターホン越しに声がした。
理由はこれか・・・。
「おいおい、子供が居ないからって寿司かよ。
しかも二人前って・・・全くデキた母親だな(笑)」
この時までは笑ってられたんだ、うん。
それでも母の仕草が挙動不審でオドオドしてて、“何だ?”と思っていたら、30分くらいして弟が帰ってきたのだ。
「ただいま、アレ?兄貴居たのかよ」
「居ちゃ悪いか?」
「い、いや別に・・・」と言いながら参ったな、という風に母の顔を覗き見る弟。
「ゴメンなさい、ほら、陽太(弟)は普段、なかなかご飯食べさせてあげれないじゃない?だから・・・」
「親父と俺の留守中に寿司喰おうってか」と言いながら蓋を開けつつ、「うぉ、これ特上だろ?」と言って二人を睨んだ。
「ごめん」
謝られて、まぁその件はお開きになったんだ。
確か。
まぁ、母の弟溺愛は今に始まった話じゃないしね。
寿司ごときで激怒するほどガキでもないから。
それで何だったかな、あ、俺の親父言い忘れてたけど技官で、その当時地方をあちこち転々とさせられてた。
単身赴任でね、あまり家に居なかったの。
で、俺が「友達の家に泊まってくる」とかいう話して、で、忘れ物しちゃった事があったんだ。
あれ、たぶん昼過ぎ夕方前くらいだったかなぁ、三時とか四時とか。
家に帰ったらお袋が居なくてね。
あ、どっか行ったんだと思って、自分の部屋から自分の荷物持ってそのまま外に出ようとしたんだよ。
でね、あれ、虫が知らせたとでも言うのかなぁ、別に何の意味もなくお袋の寝室のドア開けたんだよ。
したら、まぁカーテンが閉められてるだけでね。
あ、やっぱり誰も居ないんだと思って、出ようとしたら、丸められたティッシュが無造作に床に落ちててね。
あれ?と思ってゴミ箱見たんだよ。
したら使用済みのコンドームがあってさ、そこで死ぬほど驚愕したね。
嘘だろ?って。
だって親父、その時四国の方に行ってたしさ。
どう考えたって浮気と思うだろ?
でもそんなんだったらまだ死ぬほど驚愕したりとかはしないんだ。
まだ有り得ない事ではないっていうか、親父は出張がちだったしさ。
100%ないとは言えないじゃん?
俺の脳裏によぎったのは弟だった。
そうそう、その時だよ。
あの寿司の時の二人の過剰な慌てぶりが蘇ってね。
その程度なら、普通そんなに狼狽えるわけないって事に気付いたわけ、俺はね。
とにかくそのままね、俺が帰ってきた痕を残さないように静かに去った。
その日、友達の家行ったは良いけど、何話したのかも全然覚えてないし、心ここにあらずって感じだったよ。
だってさ弟と母親がやってるとかって尋常ならざる事態じゃん。
そんなこんな二次元の言葉にすると普通になっちゃうんだろうけど。
とにかくどうしようどうしようって考えてね。
結局、確認しないとどうしようもないって思ってさ。
もう一回、「友達の家に泊まりに行くから」って嘘ついたんだ。
でね、しばらくしてから、そっと家に帰ったの。
家のドアを音がしないように、そっと開けたらさ、案の定弟の靴が置いてあってさ。
嘘だろ~って、やっぱりかよ~って思った。
したらキッチンの方から、お袋と弟の楽しそうな笑い声が聞こえてきたわけ。
あ、まだやってないんだなってちょっと安堵した。
いきなりアンアンやられちゃ流石に神経もたないから。
やっぱり少なからずホッとしたよ。
それで俺は、そのままそっとお袋の寝室に入ってね、押入れの中に隠れたの。
ちょっとだけ隙間開けて、いや結構洋服のクリアケースとか入ってて音がしそうで参った。
何やってんだろうなぁ・・・俺、と思いながらじっと待つこと1時間ってとこかな。
俺、体育座りしながらウトウトしてたら、“ギ・・・”ってドアが開く音がして、二人が入ってきたんだ。
お袋はもうパンツとブラだけの下着姿だった。
俺もう緊張しちゃって大変。
人間極限まで緊張するとゲロ吐きたくなるんだ、知ってた?
胃がキリキリ痛んでね。
ああ、胃潰瘍ってこういう風にしてなるんだなって、よく分かったよ。
胃壁が胃酸で溶けてく感じ分かるのな。
「陽太もそろそろ彼女が出来たんじゃないの?母さん心配だわ」
これが確か部屋に入って来たときの第一声だったと思う。
「まさか」
「本当?若くてピチピチした女の子の方がよくなっちゃったんじゃないの?」
「そんな事ないよ、それに母さんはそこらの学生よりよっぽど綺麗だよ」
そう言いながら、弟の陽太がまるで恋人にするみたいにお袋の肩を抱くわけよ。
もう決定的じゃん、どうすればいいんだよ俺。
親父、俺どうすれば良い?って思ったね。
そのまま弟はお袋の背後に回ってね。
ブラジャーのフォックを外すと、ハラリとそれが落ちていったわけ。
「うそばっかり、オッパイだってこんなに垂れてきてるのに?(笑)」
「疑い深いなぁ、そうじゃなきゃ僕のここ、こんなになったりしないよ」
そう言って陽太の奴が自分の股間を強調して見せた。
「嬉しい・・・」って言ったんだ、お袋。
そう言いながらお袋が弟にピトって引っ付いてね。
そりゃもう本当恋人同士のそれそのまんまだよ、絵面だけ見ればね。
そのうち弟のハァハァハァハァという荒い息遣いが聞こえてきてね。
弟、お袋の前に立って俺に背中向けてる格好だから見えなかったんだけど、お袋の手の動きで弟のモノを手で扱いてるんだろうなという事は想像できた。
お袋が「このまま手の中でイク?」だか「出す?」だか言って、弟が「母さんの中が良い」って甘ったれた声出しやがって、頭グラグラした。
そのままベッドになだれ込んでね・・・。
「アン、陽ちゃんゴム付けてお願い、母さん妊娠しちゃうわ」
「やだ、母さんの生の感触味わいたいんだ」
・・・って、幼ち園児みたいな声出すんだよ、あいつがさぁ。
「もぉ、でも中に出したら嫌よ、前みたいにお薬飲まなくちゃならないんだから」
「うん」って。
前みたいにって何だよ~、も~こっちこそお願い!しんで!
ああ、もうそれ以上、その先の話は肉親としてはおぞましくてとても言えたもんじゃありませんのでカットさせていただきます。
ちなみにその時、俺、押入に4時間近く居たから小便我慢できなくなっちゃって、タオルケットに自分のチンチン包んでそこに小便染み込ませて、とりあえずその場をやり過ごしました。
だってそのまま3回もセックスしてるんだもん。
「母さん、また硬くなってきちゃった」とか言いやがって。
「嬉しい」と言って、甘えた声出すお袋の姿見てて、こいつらいつからこんな関係だったんだろうなと思った。
高校時代からとか?
やっと「お腹空いちゃったわね」とか、お袋が言って、弟が「今日は外で食べたいな」って甘えた声で言ったら「じゃ帰りにカラオケ行っちゃおう」とか、そういう会話してた。
どうするか俺考えたんだけど、やっぱり俺じゃ判断できなくて、結局親父に丸投げした。
どうなったかは書かない。
親父は「分かった俺に任せろ」と言ってくれて、俺は「家に居られないから」と、そのまま大学近くのアパートを借りてもらい別居する事になった。
まあ俺的には、兄の俺も加わって母親と3Pしたかった。
やりたい盛りの兄弟二人に日々突っ込まれて、「もう、体がもたないわ!」とか言ってるママに萌え。
誰かそういう経験無い?