大学のゼミのとき、美沙子さんというかなり美人の助手さんがいました。
すごくテキパキとした方で指導からなにから教授に任されているようなところもあり男子学生の憧れ的な存在でした。
実際には研究については妥協を許さない厳しい面のある人で、そのために深夜に及ぶこともあり、憧れであり煙たくもありというような存在だったかもしれません。
お酒もけっこういける口で、研究帰りに、お馴染みになっているスナックというかカフェというかに学生と寄って飲んでいくことも少なくありませんでした。
僕は研究で遅くなることが多かったことから、大学の近くに部屋を借りたのですが部屋からその溜り場のような店が近かったこともあり、美沙子さんを囲む学生の常連の一人でした。
当然アタックする学生も少なくなかったのですが、美沙子さんは子供扱いで全く相手にしていませんでした。
実は僕も告白してふられたことがありました。
教授とデキているんじゃないかと言う学生もいましたが、確かに教授のお気に入りという感じだったのですが、教授も60歳をすぎており、たぶんそれはなかったと思います。
そんな順調な美沙子さんの人生に災難が襲いかかったのは突然のことでした。
助手の一人が研究室の薬物を横流ししていたことが判り、マスコミにまで出てしまったのです。
教授は薬品の管理など何もしていないに等しい状態だったのですが、教授の責任ということになれば大変で、管理は美沙子さんがしていたということにすればあとで悪いようにはしないからと教授に説得され、大学にはそう説明したようです。
ところが記事がマスコミに出て、教授は訓告だかなんとかという処分で済んだのですが、当の助手だけでなく美沙子さんまで解雇ということになってしまいました。
その処分の発表があった日の夜、ゼミの佐藤(♂)から夜中に電話がかかってきました。
美沙子さんが店で荒れているので、助けに来いということでした。
行ってみると、まさに荒れているという表現そのままの状態でした。
美沙子さんは今まで見たことがないくらいにベロンベロンに酔っ払っており、
「騙された」とか「もうどこでも雇ってもらえない」
とか、呂律の回らない口調でわめいていました。
店からはなんとか連れ出したもののタクシーには全て乗車拒否されて、しかたがないので僕の部屋まで連れてくるしかありませんでした。
美沙子さんはベッドの上に座ってでボンボン跳ねながら、「暑い~」と言ってニットを脱ぐと、白くて肉感的な二の腕が現れました。
下はノースリーブのTシャツというか、キャミソールみたいなやつしか着ていなかったのです。
気がつくと佐藤は「好きです」とかわめきながら美沙子さんに抱きついていました。
美沙子さんは「ふざけんな」とか「人が弱ってると思ってなめんなよ」とか言って抗っていましたが、酔っているせいか力がはいってないようでした。
佐藤は「今日はハメはずして嫌なことわすれましょうよ」
などと虫のいいことを言っています。
そのうち美沙子さんは
「どうせもう何もかもだめなんだからね」
「お前みたいなのにまでなめられて」
「どうせ学生と寝るようなダメ助手だよ私は」
とかわめきはじめます。
「やればいいだろ、やらしてやるよ、堕ちるとこまで堕ちてやる~」
とか信じられないことを言い始めて、自分からタンクトップとブラを脱いで上半身裸になってしまいました。
スレンダーなわりにはふくらみのある乳房にピンク色と小豆色の混ざったような色のきれいな乳輪と乳首でした。
やりたい盛りの大学生男子がこんな状況に我慢できるわけもありません、僕も自分から服を脱いで素っ裸になると美沙子さんに襲い掛かりました。
美沙子さんのキスはものすごく酒臭かったけど、それでもものすごく興奮した。
怒濤の3Pで、佐藤はフェラをさせて僕がバックから挿入、逆になってもう一戦。
佐藤が正常位でつきながら、僕は舌と指で乳首や耳を責めたりとかしてました。
美沙子さんは途中から自暴自棄になったみたいな感じで
「ほらもっとやっていいよ」
「どう私のおまんこ、学生にやらせてあげるなんて今日だけだかんな」
「もうどうなったっていいんだから」
などと自分に言っているような感じでした。
最後には泣きながら、自分から女性上位になって僕の上で腰をふったりしてました。
僕らは疲れも知らずに交代で美沙子さんとやりまくっていたので、寝ないでやっているうちに夜が明けてあたりが白んできてしまいました。
美沙子さんは朝、帰っていくときに。
「気にしなくていいよ」
「なんだかこれでかえってふっきれたわ」
と言ってじゃあねっ、という感じて肩越しに手を振って、出ていきました。
なんだか、その背中がしょんぼりと小さく見えて、僕も佐藤も泣いていました。
美沙子さんがサハザバして見えたので、その時はそんなに悪いことをしたという気持ちでいなかったのだけど、弱味につけこんだのは間違いなく時がたつほどに申し訳なくて後悔の念が強くなりました。
それでも、たぶんあんなに刺激的なセックスはもう一生ないだろうなと思います。