妻と混浴に入ったとき、趣味で妻の写真を撮ってました。
しかし、しばらくすると奧にいた男性が話してきました。
「撮ってるんですかー?」
ギクッとしました。
なるべく目立たないようにしていたつもりなんですが・・・。
やはり雰囲気で分かってしまったようです。
男性は50代くらいで、体格のいい人でした。
「は、はい、まぁ・・・」
誤魔化すこともできず、思わずそう言います。
すると彼は言いました。
「自分とかも写ってます?」
さらにギクッとしました。
確かに写っています。
というか、男性も含めて画像に入った方が、臨場感というか、後から見て興奮する要素でしたので、意図的に入れていたところもありました。
すると男性は近づき、すぐ横に来ました。
直前まで笑っていた妻も、思わず表情を硬くします。
確かに温泉で写真を撮るという行為は、誉められたことではないと思います。
承諾も得ずに勝手に撮影されていたら、誰だっていい気はしません。
男性は言いました。
「勝手に撮られるとねぇ・・・。自分は男だからいいけど、女だったら大変だよ~?」
確かにそうです。
「まぁこっちの・・・彼女さん?」
「・・・あ、妻です・・・」
「あぁ、奥さんも女だけど」
男性はそう言いながら妻の体を見ていました。
自分も妻を見ます。
ここで、こんなことをするのが自分でもおかしいと思いましたが・・・。
普段は冷静な妻が驚いてる姿がとても可愛くて・・・。
思わずこっそり妻にカメラを向けて、無音のままシャッターを押しました。
男性は妻に注目しているため、それには気づかないようでした。
何より自分には、こんな状況になったときに妻がどういう反応するのかを記録に残したいという気持ちがあったのかもしれません。
我ながら懲りない人間だなぁと思います。
さてその男性は、口調は静かですが結構粘着的で、「勝手に撮影するのは迷惑」という意味のことを何度も繰り返していました。
ここはもう謝らないといけない雰囲気になってる気がしました。
自分が謝ろうとすると、男性は妻の体を改めて見て言いました。
「ねぇ、奥さん?」
ん?妻に謝らせようとしてるんだろうか・・・?
いや、でも、自分が謝ろうとしてるんだからいいじゃないか。
しかし妻も迫力に呑まれていたのでしょう、そのままの体勢で男性に謝りました。
「す、すみません・・・」
すると男性は言いました。
「いや、でもちょっとなぁ・・・そんな風に謝られても・・・うーん・・・」
明らかに不満そうな顔をしています。
いや、もしかして・・・。
不満があるふりをして、裸の妻のそばに長く居たいだけなんじゃないか?
そう思いました。
しかし妻は、あまりに粘着的な男性に少し恐怖を覚えたのかもしれません。
体を湯船から起こして頭を下げてしまったのです。
「ほ、本当に・・・すみませんでした・・・!」
まさに全裸謝罪でした。
一応、局部は手で隠れていますが・・・横からは丸見えです。
自分の妻が夫の目の前で、見知らぬ男にオッパイもアソコも・・・すべてを晒し、頭を下げ・・・許しを請うているのです。
思い出すたびに、いつも嫉妬と興奮で頭がクラクラします。