結婚して丸3年経っても子供が出来ないので、私は婦人科、
主人は泌尿器科で診てもらうことにしました。その結果、
主人の精子の数が平均より少ないことが分かりました。
でも妊娠が不可能なほどでもなかったので、主人は精子を増やす薬や、
ホルモン注射や、ビタミンCの補給等を受けていました。
その間私も定期的に不妊外来に通ったのですが、1年経っても
妊娠の兆候は顕れませんでした。もうあきらめの境地になりかけていた時、
通っていた病院への通り道にあった、マッサージの看板がふと目にとまりました。
ストレスに依るものなのか、肩と首筋がこっていたので、
何気なくそこに入っていきました。
予約も何もしていませんでしたが、約1時間弱待たされて、
診察室に通されました。その医院は、マッサージ・鍼・灸などがあり、
それぞれ部屋が別れていました。
診察室には先生と看護婦さんがおられ、一通りの問診の後、
「背骨や関節など、全体を診てみましょう」ということで、
診察台の上に寝かされました。
最初俯せの状態で、背骨の曲がり具合や、肩と膝などの関節を
チェックした後、横を向いたり上を向いたりさせられました。
この時私はスカートだったので、体を動かした時裾が捲れないよう
気を付けていました。
そして仰向けになった時、先生の手がスカートの上から
足の付け根を押さえると、膝を持ってぐっと上に引き付けたのです。
私は慌ててスカートを押さえましたが、先生の位置からなら、
スカートの中身が見えていたはずでした。
しかし全く変な素振りはなく、淡々と股関節のチェックを済ませてしまいました。
そしてやっと本題の首筋と肩のマッサージをしてもらえたのですが、
すこし痺れるような感じがして、その痺れが治まると、
何とも言えないいい気持ちになりました。
一変に肩が楽になったように感じたのですが、「暫く通って下さい」
という言葉で、1週間後の予約を取りました。
そして2回目の時、肩と腕を揉まれて気持ち良くなり、気持ちも楽になってきて、
不妊外来に通っていることを話してしまいました。
そうすると、「卵巣ホルモンや、女性ホルモンに効果があるやり方があるので、
次回はそれもやってみましょう。でも時間がかかるので、最終の時間で予約して下さい」
と言われ、5時の予約を取りました。
3回目の時、5時に医院にいくと、最後の患者さんが診察室から出てくるところで、
待合室には私一人しかいませんでした。
すぐ診察室に呼ばれて、前回同様首筋や肩・腕のマッサージを受けていた時、
看護婦さんや受付の人が片付けを始め、私へのマッサージが一通り終わったところで、
帰って行きました。私だけ取り残された格好になったのですが、先生から、
「今から不妊の治療を行います」と言われ、しかたなくそのまま残りました。
先生と2人きりなので、微かな不安はあったのですが、
不妊に効くならば受けてみようと思いました。
先生はいろんなツボを押さえながら、一つ一つ効果を説明してくださいました。
でもいくら服の上からとはいえ、押さえるツボが胸から下半身に集中していて、
特に恥骨の上を触られた時は、どぎまぎしてしまいました。
そして今度は体全体が痺れるような感じになってきて、
それがだんだん疼きに変わってきました。
私はほとんど体を動かすことが出来ず、先生の為すがままという状態でした。
そして、触診をするということで、下着姿にされてしまいました。
その時自分がどんな姿なのか、意識はしていましたが、
抵抗する気力は起こりませんでした。
それよりもこの心地よさにもっと浸っていたい、とさえ思うようになっていました。
最初の間は、下着の上からの触診でしたが、その内ブラや
ショーツの中に手を潜り込ませ、陰毛に触れるか触れないかという辺りを、
ツボを押さえる感じで触られました。
そして俯せに寝かされると、ブラのホックを外され、
ショーツまでも引き下げられ始めたので、
これにはさすがに体を捩って抵抗しようとしましたが、
「オイルを塗りますから」と言いながら、
とうとう足から抜き取られてしまいました。
私は全裸にされてしまった恥ずかしさと、感じている証拠の染みが、
ショーツに付いているのを見られたのではないかと、
顔が真っ赤になってしまいました。
しかし先生はそんなことは、気にも止めないような素振りで、
全身にオイルを塗り始めました。
先生のマッサージで、全裸であることの恥ずかしさも忘れるほど、
気持ちよくなってしまい、いつの間にか太股のマッサージを受けながら、
先生の手で足を開かされてしまっていました。
先生の位置からなら、私の股間の全てが見られてしまったと思いましたが、
足を閉じようにも痺れた感じで、動かすことが出来ませんでした。
そして私は先生に抱きかかえられるようにして、仰向けにされました。
私は慌てて前を手で隠したのですが、先生はその手をやんわりと退かせてしまいました。
とうとう先生に全てを見られてしまい、恥ずかしさに震えていました。
そんな私を落ち着かせるように、先生の優しい手が触っていきました。
先生は先程触れそうで触れなかった陰毛を、まるでここにもツボがあるような感じで、
まさぐっていました。でもそこから先には、なかなか進んで来ないのです。
その時の私は、早く触ってほしいとすら思うようになっていました。
そして、まるで先生を誘うように、自ら腰を突きだしていました。
私の仕草を見て先生の手は、ついにクリトリスを捉え、
ぎゅっと摘まれてしまいました。
その時は頭の先まで電気が走り、たったそれだけでいってしまいました。
その後先生は白衣の前をはだけて、私の上にのし掛かってきました。
数え切れないくらいいかされてしまい、気が付いた時は
先生の精液が流れ出していました。
それから約4ヶ月ほど、私は先生とセックスする為に、医院に通いました。
場所は医院の中だけでなく、先生の車の中や、ラブホテル、
時には野外セックスもしました。
主人を裏切る行為なのは分かっていましたが、先生にマッサージされると、
まるで催眠術にでもかかったように、先生とのセックスにのめり込んでしまいました。
そんな先生との関係を絶つ気になったのは、妊娠していることが分かったからです。
毎週のように続いた先生とのセックスでは、いつも中出しされ、
1度会うと2,3回は射精を受けていたので、
私の子宮はいつも先生の精子で満たされた状態でした。
ですから、まず間違いなく先生の子供を宿してしまったのです。
このことで、私は取り返しのつかないことをしてしまったと、初めて悟りました。
でも、諦めかけていた子供を妊娠し、たとえ不倫の末のことであっても、
子供を堕ろすことは出来ませんでした。私は心の底で主人に謝りながら、
「あなたの子よ」と嘘をついて男の子を産みました。
子育てに追われながらも、ずいぶん悩みました。
そしてこの子を無事育て上げることで、主人に詫びるしかないと思いました。
それから2年後、2人目を妊娠したのです。今度は100%主人の子供です。
私は主人がびっくりするほど、有頂天になって喜びました。
そして今は、しっかり2人の男の子の母親をしています。
今度は女の子がほしいので、そろそろ頑張ろうかと思っています。
もちろんほしいのは、主人と私の子です。