身長190センチで体重80キロの僕が、身長145センチで体重39キロの彼女と付き合っていた時の話です。
たまに『身長差カップル』という言葉を聞きますが、それでもせいぜい25センチ差くらいだったりして、僕はそういうのを見ると(ふっ、まだまだだな)と感じてしまうのは、やっぱり元カノとの経験があるからだと思います。
僕と彼女が出会ったのは大学のアメフトサークルでした。
そして彼女は、そのアメフトサークルのマネージャーでした。
彼女は加奈と言って、子供のように細くて小さい体型で、僕たちのサークルの人気者でした。
で、帰り道が途中まで一緒だったので僕は加奈と仲良くなり、3年の終わりに付き合い始めたというわけです。
身長差を感じるのはむしろデートで一緒に歩いている時で、頭と頭の距離が離れているため、それなりに声を張らないと会話できません。
「電柱にセミが止まっているみたい」とか「親子みたい」とか「肩に乗せてそう」とか色々友達からはからかわれましたが、一番印象に残っているのは、やっぱり加奈との身長差セックスです。
セックスの時は身長差よりも体重差を感じました。
39キロしかない加奈に僕が覆いかぶさると、もう襲っているような圧迫感になり、体重をかけたら加奈が可哀想です。
基本的に加奈が思いっきりお尻を上にあげて、僕が脚を広げて腰を落としてバックで挿入するか、あとはもっぱら加奈が上に乗っての騎乗位がメインでした。
そんな僕たちが身長差カップルならではの利点を生かしてお互い気持ちよくセックスできたのは、付き合いはじめて1年くらいの時に駅弁をした時です。
AVでしか見かけない体位なので一応説明しますと、男が立ち上がっているところに女が向かい合ってしがみつき、男が女の太ももを持って抱え上げて、女が宙に浮いた状態で挿入して、そのままイクみたいなそんな感じです。
ぶっちゃけ男女の対格差が同じくらいだと非現実的な体位だと思います。
女側が片足を床に着いた状態での“半駅弁”なら可能かもしれませんが。
とにかくその時、僕たちは初めて駅弁をしました。
いつものように昼間のラブホのフリータイムにチェックインして部屋に入り、ベッドに並んで腰かけました。
最初からセックス目的のデートだったので、加奈は小さい体にピタッとしたTシャツとジーンズといったラフな姿です。
僕は屈み込んで加奈の小さな顔にキスをして、腰に手を回してTシャツの裾から背中に手を回して細い腰を撫で回しました。
「愛してる」
「私も」
「気持ちよくなりたい?」
「うん。早く気持ちよくして」
囁き声で僕たちが会話できるのは、こういう2人きりのラブホくらいなのです。
僕は加奈の背中を触り、そのまま下におろしてジーンズのウエストに手を突っ込んでいきます。
パンツのウエストの部分のレースの感触だけで、今日はサテン地の赤の勝負パンツだということが把握できるほど、僕たちは頻繁にセックスを繰り返していました。
加奈もまた僕のチノパンのボタンを外して緩めたウエストから前に手を突っ込んできて、おもむろに僕の股間のペニスを直タッチしてきました。
ムクムクと硬くなっていくペニスの熱い感触を感じました。
僕は加奈のジーンズの後ろ側に手を入れてお尻の割れ目を弄った後、僕の大きな手をねじ込みました。
そのまま加奈の前の方に手を滑り込ませました。
パンツの前面には立体的な刺繍があり、その密度から、「今日は赤いバラのパンツだね」と加奈の耳元で囁きました。
加奈は、「やだ~。なんでわかるの?」と顔を赤くさせました。
僕は感触だけで大体加奈の下着を正解することができます。
だんだんお互いのズボンが邪魔になり、まずは加奈が僕のチノパンを脱がしてベッドの端に置きました。
そして僕も加奈のジーンズを脱がしてその上に重ねました。
サイズが本当に大人用と子供用くらいに違うのが、いつ見てもコミカルです。
次にお互いのTシャツを脱がし、それもその上に重ねると、これまたサイズが大人と子供です。
ただ2人にとって、そんなことはもう特別ではありません。
僕は大きな手を加奈の赤いパンツの前側に押し込むと、細くて柔らかい陰毛で覆われたおまんこを弄りました。
じっとりと湿り気を帯びていて、クリトリスを触っていくとだんだんとコリコリ感が増してくるのがわかります。
同じように加奈も僕のペニスをボクサーブリーフから引っ張り出し、シコシコと擦りながら勃起の硬さを増していきます。
「気持ちいい?」
「気持ちいいよ」
「加奈のおまんこ、もう濡れてるよ」
「やだ、恥ずかしい」
お互いの性器を愛撫しながら僕は、(今日はどっちが上になろうかな?)などとぼんやり考えていました。
加奈のおっぱいを触るためにブラジャーを脱がし、ピンクの乳首をペロペロと舐めました。
加奈が僕のボクサーブリーフを脱がしたのをきっかけに、僕も加奈の赤い勝負パンツを脱がせました。
お互い全裸になると、僕は枕元にあるコンドームを装着しました。
体格がいい僕ですが、ペニスのサイズは普通です(笑)
普通サイズのコンドームでぴったりだし、特段長持ちしたり、何回もできるわけじゃありません。
コンドームを装着した時点では、僕は加奈に跨がってもらって騎乗位をするつもりでした。
しかし、ベッドの縁に腰かけているうちに気持ちが高ぶった加奈が、濡れたおまんこを僕の硬くなったペニスに触れるくらいに体を寄せてきて、僕の首の後ろに手を回して跨がってきました。
このまま対面座位で挿入も可能でしたが、僕はふと思い立って、跨がっている加奈の細い太ももの下に両手を回すと、そのまま持ち上げるようにして立ち上がりました。
「やだ~!すごい!」
加奈は感激の声を上げて僕の首にしっかりとしがみついてきました。
80キロの僕が、39キロの加奈を持ち上げるのは余裕でした。
加奈は本当に小柄なので、太ももを両腕で支えるだけでもかなり安定感があり、加奈は軽く僕の首に掴まるくらいで十分です。
関係は対等でも、体格差は大人と子供ですから。
「このまま挿れられるかな?」
加奈がうっとりとした声で言いました。
「やってみよう」
僕はそう言い、僕は加奈の太ももを抱えながら、加奈は僕の首に掴まってないほうの方の手でペニスの位置を調整して、亀頭をおまんこの入り口に添えました。
加奈が腰を落とし、僕が体を反らすようにすると先端がヌルっと入り、そのまま加奈の体重を利用して下ろすと、加奈のおまんこの奥まで僕のペニスがきっちり挿入されました。
「ああ、入ってる!」と加奈が言い、僕も「あったかい」と感激の声を上げました。
最初は僕が腰を動かそうとしたり、加奈が一生懸命に腰を振ったりしました。
それはそれでかき混ぜているようで気持ちよかったのですが、色々と試していくうちに、加奈の体全体を赤ちゃんをあやすようにユラユラと揺らすのが一番気持ちいいことがわかってきました。
ゆさゆさと加奈の体全体を動かすと・・・。
「あああ!やばい!やばいよ!」
加奈が声を大きくして僕の首にしがみついてきて、あまり時間がかからずに、加奈は僕の背中に爪を立てるようにしてイキました。
僕は加奈がイッた後も構わず揺さぶり続け、直立した姿勢でコンドームの精液だまりに噴き上げるように激しく射精しました。
「重くなかった?」
「思ったより余裕だった」
「すっごく気持ちよかった」
「よし、これからもこれで行こう!」
それからしばらくの間は、駅弁が僕たち身長差カップルの主力体位になりました。
今となっては懐かしい思い出ですが、僕と加奈の身長差なくしてはあり得なかった経験だったと思っています。