5年くらい付き合いのある友人に彼女ができた。
初めてその彼女を見たときは、(可愛いな)くらいに思ってた。
ある日から、その彼女とメールをやりとりするようになった。
最初は、なんてことない話。
そのうち、友人と上手くいかなくなってきているってことを彼女は語りだした。
原因は友人があまり彼女を構わなかったこと、そしてお互いが一つ県を挟んだ場所に住んでいる中距離恋愛だということ。
なんか元気づけてあげたいな、というのが30%。
これを機に、しめしめ仲良くなれるかな、というのが70%。
心の中のデビルが少し眼を覚まし始めたようで・・・。
ある金曜日の夕方、たまたまいつもより家に早く帰ることができた。
車で向かえば20時には彼女の家の近くに着く。
もちろん住所なんて知らないが。
(よし、思い切って行ってみよう!)
車を飛ばして、適当なところで電話をかけてみる。
「あ、今◯◯のファミレスの前にいるんだけど」
「え?何言ってんの?ほんと?」
という、かなり強引な戦法で会うことができた。
ひとまずご飯でも食うかな。
とりあえずファミレスでご飯した。
相手には彼(しかも自分の友人)がいるし、当時自分にも彼女はいた。
お互いに、それは知っている関係だった。
(さて、この後どうするか?)
22時近く。
「カラオケでも行くか」と言って、カラオケ屋に2人で入った。
カラオケ屋では適当に自分が好きな歌を歌い、あまり歌が得意ではない彼女が聞いていることが多かった。
インターフォンが鳴る。
そろそろ時間だ。
マイクを置き、片付け始める。
でも彼女との関係を繋ぎ止めたい気持ちが大半を占めていた。
「あのさ」
「ん?」
「・・・ギュってしていい?」
「え?・・・ん、それだけだよ?」
よし!ギュ!
1分くらいはそうしてたかな。
彼女も満更ではなさそうな感じ。
これはいけるか?
23時、カラオケ屋を出た。
でも彼女を抱き締めた余韻が、(まだ帰りたくない!)って言っているようで・・・。
「どこか静かなとこで2人で話ができる所ある?」って聞いたら、海岸沿いの空き地があるって。
そこへ車で向かい、浜辺に座ってしばらく話した。
自分(彼女)のこと、家族のこと、友人のこと、彼(俺の友人)とのこと。
色んな悩みがあるようで、ここでは聞き役に徹した。
ある程度話をしたらすっきりした様子の彼女。
もう25時近かった。
「そろそろ帰ろうか・・・?」
そう言って助手席に乗り込もうとした彼女に勝負をかけた。
近づいて、カラオケ屋でしたように抱き締める。
離れ際、油断した瞬間、唇にキスをした。
意外なことに抵抗は一切なかった。
唇を離すと、最初はビックリした表情。
でももう一度唇を近づけると、彼女は目を閉じて受け入れた。
それどころか彼女の舌が入ってきた。
上あご、舌の付け根、とにかく自分の口の中で彼女の舌が激しく動いた。
不覚にもキスで初めて勃起した。
その日は彼女を送り、帰宅。
彼女から、『気をつけて帰ってね』とメールが来た。
ちょっと自分でもドキドキ。
そして数週間後の土曜日の夜。
また思い立って彼女の家まで行ってみた。
もちろん、今度は予告して。
彼女は2つ返事でOK。
食事をして、また例の浜辺に車を停め、車の中で話をする。
「お互いに付き合っている人はいるけど、俺はアナタも好きなんです」っていうような。
彼女、困った顔をしてたけど、嫌ではないみたい。
だからキスをした。
またしても彼女の舌が入ってきた。
上あご、舌の付け根、唇の裏、歯の裏・・・唾液までも注がれるように。
こうなるともう抑えがきかない。
彼女の胸元に手を伸ばし、服の上から揉んでみる。
拒否される様子はない。
すごく好きで憧れに近い人の胸を触っているという実感はすごい。
それほど大きくない胸だが敏感な様子。
キスをする彼女の呼吸が少し乱れてきている。
ふと、友人のことを思った。
確かに大切な友人だが、彼女はすごく悩んでいる。
構ってくれない、愛想がない、デートしてもつまらない、そもそもあまり会えない。
そんな悩みが彼女にはあり、それに解決の意思を見せない友人に対しては怒りすら覚える。
決して尻軽じゃない彼女が、自分にここまで許すってこと自体、どうなんだ?
少なくとも自分は友人より彼女との時間を大事にするし、彼女を一時でも幸せにする自信はあった。
ポジティブシンキングがすぎるか?
シャツの裾から彼女の肌に触れる。
ここで初めての拒絶反応。
さすがに警戒心が働いたか。
少し焦り気味の自分、反省。
「・・・だめ?」
黙って頷く彼女。
その反応を無視するように、こっちから無言でキスをする。
肌に触れる代わりにきつく抱き締める。
彼女も腕を回して抱いてくれた。
再びトライ。
抱いた格好のまま、彼女の背中沿いにシャツの中に手を入れる。
彼女は体を動かしてイヤイヤの反応を示すが、素早くホックを外す。
あとは前から手を入れて、いよいよその乳房に手を伸ばす。
さすがに観念した様子で俺の手を受け入れた。
中心は硬くなっていて、今まで付き合ってきた女のものより、少し大きい感じ。
でも大きめの乳首は俺好み。
一気にシャツを捲って胸を露わにする。
拒む時間を与えないように、その勢いで乳首を口に含む。
彼女は女性特有の声を上げ始めた。
よし、これでもうイケると確信した。
彼女のジーンズのホックに手を伸ばし、外す。
ファスナーを下ろしかけたところで手で拒否された。
「・・・これ以上は、ダメだよ。ね?」
半分泣くような声で彼女は言う。
ええい、こっちは勢いがついてんだ。
今さら止められるか。
強引に手を下着の中に滑り込ませ、その中心に指先で触れる。
少し濡れていた。
彼女の声は、女性の声というよりも泣き声に近かった。
今日はこのへんが潮時かもしれない。
「・・・ごめん」
謝って、彼女を家に送り、帰路に就いた。
『今日はごめんね。会いに来てくれて嬉しかった。気をつけて帰ってね』
彼女のメールが少し痛い。
で、後日。
また会うことになった。
今度は昼から公園でブラブラ。
レジャーシートを敷いて寝っ転がったり、膝枕をしてくれたり。
逆に彼女がタオルを顔にかぶせて、寝てるときにチュってしたり。
もう普通に恋人気分だった。
夜、2人で浜辺。
もう定番。
なんともない会話からチューして胸をモミモミ。
そして、今日こそ!みたいな気合いでジーンズのホックを外し、パンティに指を侵入させた。
最初こそ拒否反応があったけど、ついに指マン達成。
自分が下から仰向けで彼女を抱いた格好で、彼女は腰を浮かせるような姿勢。
ジーンズは穿かせたまま、最初は自分が手を動かしてチュクチュク。
そのうち彼女は腰を使い始めた。
(エっ?)って思うくらい一心不乱に腰を使う彼女。
そしてどんどん濡れてくる彼女。
(下着、大丈夫かな?)ってこっちが心配したくらい。
しばらくして少し満足した様子の彼女。
キスしてくれた。
いつもの濃厚なキス。
もちろん、こっちもビンビン。
彼女がズボンの上から撫でてくる。
その間もキス。
手の動きが激しくなり、いよいよビンビン。
彼女の唇は俺の耳を攻めてくる。
めちゃ耳って弱いんですけど!
彼女は俺のズボンのファスナーを下げ、チンコを取り出す。
撫でるようにしごきあげる彼女の手の動きに、いよいよ観念。
自分の憧れの女性にしてもらった感激で、今までの溜まりに溜まったものを放出。
勢いよく出た液体を見て・・・。
「出ちゃった?・・・ンフッ」
ちょっと彼女が意地悪く見えた。
別の日。
前日に自分の本当の彼女と会ってセックスしたものの、その翌日に彼女に会いたくなった。
まあ、向こうからメールで『会いたいよ~(><)』ってせがまれてもいたのだが。
浮気はしつつも互いの女性を満足させることをポリシーにしているので、会いに行った。
嬉しそうな彼女と街のショッピングモールを散策。
普通にデートするのも楽しい。
夜、いつもの浜辺でイチャイチャしていた。
「ね、しよ?」
「ここじゃイヤ」
そらそうだわな、すみません。
近場のホテルに入る。
ベッドで彼女と抱き合いながらキス。
車の中と違って落ち着いてキスができる。
長い時間、キスしていた。
いつもの彼女のキスを楽しんでいた。
まずシャツとスカートだけ脱がせ、下着だけにする。
いつも可愛い下着を着けてるけど、下着だけの姿を見るのは初めて。
やべえ、恥ずかしがってる彼女、すげえ可愛い。
「なんで見てるの?」
なんて言われたけど、可愛いしキレイなんだもん。
しゃあねぇべ。
テンションが上がりまくったところで再度抱擁&キス。
ブラを剥ぎ取り、やや大きめの乳首を口に含む。
舌で転がし、その吐息や体の反応を楽しみながらショーツを下げる。
乳首→脇の下→わき腹→腿の付け根のラインに舌を這わせる。
彼女の体はビクビクって動きながらも拒否する感じはない。
やがて舌がすでに潤った中心付近に達する。
下の毛はやや濃いほう。
でも匂いはほとんどと言っていいほどない。
どんどん溢れてくる彼女の液体を味わいながらクリと穴を交互に舐め上げる。
ある瞬間、彼女に鳥肌が立った。
本格的に反応している様子だ。
彼女は耐え切れないのか、体を強引に起こして俺に覆いかぶさってきた。
シャツとズボン、パンツまでも一気に脱がせる彼女。
そして俺のチンコを頬張った。
ジュポジュポって音を立てながら、すごい勢いで顔を上下させている。
動きを止めると、含んだまま凄い勢いで舌を回して亀頭を刺激してくる。
そしてまた顔を上下に・・・。
こんな鬼気迫るようなフェラ、初めてだよ。
でも、それが余計に興奮した。
そのホテルがたまたま壁の一部が鏡張りで、そんな彼女の様子がバッチリ見える。
自分がフェラされる様を客観的に見るのって、すげぇ興奮するのね。
彼女の動き、吸い込まれては吐き出されるチンコ、小さいながらも揺れる彼女のおっぱい。
(いかん、このままは!)と思い、彼女を仰向けにする。
「いい?」
無言で頷く彼女。
慌ててゴムを装着する間、彼女は目を閉じて待っててくれた。
落ち着いてチンコを彼女の股間に宛てがう。
もちろん彼女は初めてではないが、彼がいるのに違う男のモノを受け入れる心境はどうなんだろう。
少々複雑な表情に見えた。
迷わせてはダメだなと思って、一気に貫いた。
十分に濡れそぼっていたから痛くはなかったろうけど、挿入した瞬間は体が弓なりにしなった。
憧れの女性と繋がった瞬間って、いつでもいいもんだ。
感動。
しばらく正常位でしていたが、彼女を抱き起こしてみた。
対面座位。
彼女は俺の首に腕を回し、少し自分から動きながら感じている様子。
自分は寝そべり騎乗位へ移行。
すると彼女は人が変わったように腰を動かし始めた。
しかも中がキュキュって締まってくる。
「ね、どうしたの?なんかすごいよ?」
って聞いたら彼女は腰を動かしながら・・・。
「ん、上になると・・・ね、んっ、すごい、感じちゃうんだ、アッ・・・!」
ってことらしい。
よし、こうなったら下から攻めちゃうぞ!
彼女の動きが少し緩慢になった頃合いを見計らって、ガツンガツンと突き上げる。
「ああっ、あーっ、んっ、はっ、あっ、んあ」
もう声にならないくらい感じている。
その様子を見て、こっちも高まってきた。
止まっていた彼女の腰も再び激しく動き始める。
彼女の声にならない声と、どんどん濡れてくる彼女の体の音が聞こえる。
「一緒に、気持ちよく、なろぉ・・・」
彼女が半ば正気を失ったような声で言う。
彼女の表情が、いつもの可愛い系からエロい系に完全に変わっている。
そんな表情や声が自分の股間を刺激しまくり、ついに放出。
彼女は俺と繋がったまま、依然エロい目をしながら肩で息をして髪をかきあげた。
「・・・気持ちよかった?上になると私、すぐイッちゃうからダメなんだよw」
しばらくして彼女は彼(俺の友人)とは別れたようで、さすがに気落ちしてた。
そのたびにメールが来て、時間を作っては会って慰めたり。
友人からも「別れちゃったよ」なんて言われたけど、思ってたほど罪悪感はなかったかな。
クリスマスイブの前日に本当の彼女、イブに彼女と、みたいなハードでダブルな関係をしばらく続けてた。
たぶん友人にも本当の彼女にもバレてません。