俺は22歳の真性童貞(風俗・ソープも経験無し)で、
この歳になるまで、
まともに女性と付き合ったこともありませんでした。
それ故に、なかなかチャンスに恵まれなかったと言うか、
キスすらも出来ませんでした。
そんな俺も、2週間前に22歳に。
別に何の気なしに、友達の家に行くことになり、
そのまま泊まってしまいました。
その日の夜は、一緒の布団で寝ましたが、Hはしませんでした。
事が起こったのは、次の日の朝です。
目を覚ましたとき、隣に女の子がいるなんて初めての事で、正直興奮してました。
俺が起きたのと同じくらいに、相手も目を覚ました。
何をするわけでもなく、布団の中で手を繋いだり、
抱き合ったりしてじゃれていました。
そのうち相手が、俺の首筋にキスをしたり、
お腹のあたりを柔らかい手で愛撫し始め、
俺は後戻り出来ない気が・・・。
「このままだと最後までやっちゃうよ?」
最初に口を開いたのは、予想外に自分でした。
「やっちゃう」って、俺は童貞なのに出来るのだろうか・・・。
精一杯、理性と本能の間を往復した結果が、こんな言葉でw
相手は考えてる「ふり」をしてから、「いいよ」と一言だけ。
俺が相手に顔を寄せると、むこうから軽いキス。
唇を「ちゅっ」と重ねるキスを何回かして、
その後、愛撫を経て挿入することに・・・
って今思えば、ファーストキスじゃん・・・。
しかし事を始めようとすると、俺の勃起力不足で、
相手に挿入出来ない始末。
仕方なく相手にフェラして貰ったり、
相手の体を触ったりしながら、
感情を高める努力をしました。
結果、不発・・・。
その後も、相手が結構頑張ってくれましたが、・・・
結局リタイヤ宣言。
「今日はいかない日にしよっか?(笑)」
という優しい言葉に、思わず感動してしまいました。
その後、1時間くらい抱き合って、キスに溺れていました。
いけなかったのは残念だけど、得られた物はありました。
童貞って、「捨てる」とか「捨てない」じゃなくて、
ホント「経験」なんだなって。
童貞を卒業してから、劇的に自分が変わったなんて事はありませんけど、
少なくとも女の子を前に、物怖じする事はなくなりました。
ちゃんと目を見られるようになりました。
そして一番変わったのは、そう言う大事な事を教えてくれた、
相手の女の子の見方です。
別にHしたから付き合いたいとか、
そう言うことじゃなしに、
凄くその子の事をまっすぐ見れるようになりました。
その日は何も言えなかったけど、次はちゃんと・・・
自分の気持ちを伝えてみようと思います。
だってホントは、3年前からの恋煩いだったんだよ・・・。
玉砕しても、前向きにいける気がします。