僕は、裕子という既婚女性とサイトで知り合い、メールの交換を続けました。
すごく官能的な文面を含め、お互いの気持ちを率直に表しているうち、いつしか実際に会って、裕子の生身の肉体を味わってみたい・・・そんな欲望が渦巻くのでした。
裕子からのメールを読むにつけ、その知的な美しさは容易に想像することができました。
僕が思うに、知的な女性は必ずと言って良いほど身体の奥底に淫猥な泉をたたえていて、人知れず肉体の疼きを常に抑えているはずです。
出張で彼女が住む札幌を訪れた際、誘ったところ、思った通り実際に会う約束ができました。
そして初めて会った時、僕は驚きました。
裕子は本当に内面から滲み出る知性と、凛とした美しさをたたえた上品な奥様で、これから爽やかに熟した身体を味わうことができるかと思うと、僕は身体の奥から熱くなりました。
二人はまるで昔からの恋人だったかのように仲睦まじく二人きりになれる場所に向かい、そして狂ったように愛し合うのでした・・・すでにお互いの気持ちと肉欲の高まりを知り抜いている二人に、言葉などは何の意味もなしません。
肉体と肉体の摩擦から生じる刺激、そこから派生する震えるような快感、それを繰り返すことにより芽生える愛情という名の絆・・・神が人間にのみ与えられた男女の神秘的な結びつきです。
まずは、お互いが雌と雄になって狂おしく肉体と肉体をぶつけ合うのです。
そこから生じる何かを本能的に求めながら・・・部屋に入った二人は、ひと言も交わす間もなく抱き合い、ベッドに倒れこみながら・・・丁寧に優しく、そして激しく唇を重ね、舌で歯茎を舐めまわし、唾液を吸い合いました。
特に歯の裏側の付け根あたりを舐められたとき、僕の脳髄は痺れました。
ああ、裕子の柔らかい唇、チロチロと這う舌、まだ会って何分もしないうちに、僕は両足の付けのあたりがジンジンとしてきました。
もうたまらなくなった僕は、裕子を生まれたままの姿にし、スレンダーながらも豊かな弾力に満ちた肉体を存分に味わいました。
40歳に近く、子供を二人も産んだとは思えないほど、いまだに形の崩れていない乳房に顔を埋めながら揉みしだき、乳首にたっぷりと唾液をつけて舌で転がし、時には軽く歯をあてました。
裕子の肉体は、僕の唾液でヌラヌラと鈍く輝き、その肌質感がなんとも言えないほど艶かしく感じられます。
こころなしか、裕子の呼吸が軽い喘ぎに変わり、敢えて声は出さずに、まだ芽生えたばかりの官能的な体験を味わっているかのようでした。
僕の指は、裕子の太ももをまさぐりながら蜜壷に達し、クリトリスに微妙な振動を与えながら、指を1本、2本と膣内に入れ、Gスポットに刺激を与えながら、同時にアナルにも忍び寄っていったのです。
ここまでくると、裕子もさすがに我慢はできず、首を大きく横に振りながら、声にならない呻きを発しながら喘ぎ、僕の肩に爪を立てながら全身を強張らせていました。
頃合はよし、僕は裕子の蜜壷に唇を押し当て、クリトリスを中心にたっぷりと舐め上げました。
彼女の愛液は濃いものでしたが、淫猥な香りが刺激的で、僕はビチャビチャと音をたてながら吸いました。
裕子は、僕の舌が自分の大切な秘所を這うたびに絶叫に近い喘ぎ声をあげ、ついに一回目のエクスタシーに達してガックリと伏してしまいました。
でも本当の快感はこれからです。
僕はぐったりしている裕子の足を大きく広げ、鋼のように硬い自慢の肉棒を蜜壷の中にズブッ、ズブズブッと押し入れていったのです。
裕子の膣内は想像以上に熱く、ふくよかに肉棒へ襞が絡み付いてきたかと思うと、きゅっきゅっと肉棒の先の一番敏感なところに締めつけた刺激が伝わり、その味わい深さに快感は急増し、肉棒はさらに膨張していきます。
裕子の身体が肉棒の膨張に反応してビクーンと反り返り、僕にしがみついてきました。
愛おしさが増した僕は、初めはゆっくりと、次第に速いテンポでスココンスココン・・と腰を振動させ、愛液が噴き出してからは互いの肉体がはじけるようなパスーンパスーンという音も加わり、その激しさを象徴するかのようでした。
正常位の次は、裕子を上にしての騎乗位・・・・・僕の腰の動きは上下の落差が激しく、彼女はジェットコースターが落ちていくような感覚に幻惑されながら、「ああーっ・・・い・い・いくーっ」と叫んで再びエクスタシーに達し、僕の胸に倒れ込んできたのです。
熟れているにもかかわらず、可愛らしさを感じる瞬間です。
すかさず僕は、裕子の身体を起こし、一番好きな座位にもちこみました。
僕のあぐらの上に跨って座った裕子の蜜壷に、僕の肉棒が再び挿入されます。
はじめのうちは、裕子も余裕で「あなたの好きなように、私をむちゃくちゃにして・・・」などと普通に言葉を発していましたが、次第にその言葉は「ああっ、あうんっ・・・」という言葉にならない喘ぎに変わっていきました。
彼女と口づけを交わしながら、時には乳房をしゃぶりながら、僕は体全体をバネのようにしならせ、裕子の身体を微妙な振動で揺さぶりました。
裕子も僕の腰の振動に合わせて肉体を上下させています。
自ら、たっぷりと快感を味わいたいという欲望にまみれた女性の表情は、淫らで、艶やかで、見ているだけで僕の肉棒も破裂しそうになるほど刺激的です。
こうなったら僕も最高の性戯で裕子を満たしてあげたいと思いました。
僕が座位が好きな理由、それは、ありとあらゆる角度から肉棒で膣内を刺激できるからです。
上下に揺さぶり、次に前後左右に円を描くように蜜壷をぐるぐる、ぐちゅぐちゅとかき回していくと、肉棒の先が子宮口をぐっちゃぐちゃに刺激するため、これで失神しない女性は皆無といえます。
そして、裕子を抱えたまま僕は上方部に伸び上がって軽くジャンプすると、肉棒は確実に彼女の膣内の奥底に突き刺さり、ついに彼女は何度目かの絶頂を迎えつつありました。
裕子が達しそうになっているのを察した僕は、納得のいくフィニッシュを迎えるため、彼女を仰向けに寝かせて、両足を重ねた変則の正常位で、狂ったように腰を打ち付けました。
「ああーっ・・・お願い・・・中に、中に出してーっ」
「いいのか・・・?本当にいいのか・・・?」
「あなたの全てを受け入れたいのーっ・・・お願いっ」
「う・うんっ・・・・・おおっ・・・おおうっ・・・おおおーっ」
ドックーン確かに二人はお互いの身体の中で音を聞きました。
僕の鋼のような肉棒が最大限に膨張し、ついに・・・裕子への「真っ白い愛のマグマ」が噴き出したのです。
ドクッ、ドクッ・・・、ドッピューッ・・・、ドクドクドクッ・・・おびただしい量の愛のマグマが、愛しい裕子の身体の奥底へ流れ込んでいきました。
ああうっ・・・男として、裕子と愛し合えた一人の男として、これほど感激できる瞬間は他にはありません。
セックスとは決してきれいごとだけでは済まされません。
男女が愛し合った以上、最後の最後まで行為に途切れがあっては、愛は成就しないのです。
男の肉棒から噴き出した白いマグマは、愛する女の子宮にふり注がれてこそ価値があるのです。
女も白いマグマの熱さと噴射された時の圧力を子宮で感じ、理屈を超えた世界で愛を感じると聞いたことがあります。
また、配偶者がある同士のセックスについても同じことです。
許されない関係だからこそ、許されない行為だからこそ、男女は燃え上がり、身体の底から爆発しそうな情念が湧き上がり、打ち震えるような快感に酔いしれるのです。
マグマが噴き出るたびに、肉棒がドクンッドクンッと大きく脈打ち、それに反応しながら、裕子の身体が小刻みにビクンビクンと振るえ、その肌の具合がとても艶めかしく感じられました。
お互いの生命のエネルギーをすべて注ぎ込んだ、激しい愛の行為が終わり、僕の全てをのみ込んでくれた愛しい裕子を抱き寄せました。
「後悔していないかい・・・?」
「してないわ・・・あなたの全てを受け入れることができて、嬉しいの・・・」裕子は僕にしがみついて、感極まって泣きじゃくるのでした。
いま噴火したばかりの肉棒がすぐに硬さをとり戻したため、その後、二人は燃え上がって5回ほど同様に愛し合いました。
全てが終わり、ベッドに横たわる裕子と優しく口づけを交わし、愛の余韻を楽しむのでした。
この関係が、この快感が・・・いつまでも続くよう、祈りながら・・・