大学での就職活動がひと段落したため、僕は夏休みの時期を使って地元に帰省をしていました。実家には両親と、年の離れた兄夫婦が住んでいます。
久しぶりの帰省でしたので、地元の友達や小*生の甥っ子の浩と毎日遊んですごしていました。
で、ある夜兄から、明日一日浩の面倒を見てほしいと頼まれました。
両親も兄夫婦も仕事や用事で都合がつかないとのことでした。
僕は二つ返事でOKしてから、浩に明日何をしたいか尋ねてみました。
すると、「明日は学校で遊びたい!」と言ってきました。
浩は連日家で宿題やゲームをしていたため、外で遊びたかったのだと思います。
地元は一応観光地でしたが、体を動かすなら学校に行くのが手っ取り早いような環境でした。
そういえば、小学校を卒業してから一度も学校に行っていないなと思い、自分でも少しわくわくしていました。
翌日、少し早目の昼食を済ませてから浩と学校へ向かいました。
子供の足で歩いて30分程度の場所でした。
当時は遠いなと思いながら歩いた道も、大人になった自分には短い道のりでした。
当時の懐かしさを感じながら歩いていると、学校の敷地が目に入ってきました。
しかし、自分がいた時とは全く異なった様子でした。
在校していた時には無かった高いフェンスが学校全体を覆っており、校門には監視カメラがありました。
そうか…いくら田舎とはいえ、こういう時代になったんだよな…。と、少し悲しい気持ちになる光景でした。
校門の前にも見慣れないものがあり、見てみると来校者への案内でした。
そこには色々と注意事項が書かれており、その中に、
「児童の引率だとしても、職員室に常駐している職員に届けを出すように」
と書かれていました。
多少面倒でしたが、変なことに巻き込まれてはいけないのでまずは職員室に向かいました。
校内へ入ってすぐ、「浩じゃん!」と大きな声が聞こえました。
声の方向を見ると、同じ学年くらいの男の子が走って近寄ってきました。
そして浩はそのままその子と学校内の遊具エリアに走って行ってしまいました。
一瞬だったので、声をかけることもできませんでした。
浩がいなくなってしまったこともあり、職員室に挨拶をすることが一段と面倒になしました。
引率で来ていても、その子がすぐ近くにいない状況では信用されないのではと不安になしました。
今から浩を呼び戻すのも面倒だと感じた僕は、とりあえず職員室の扉にノックをしました。
すると中から、「はーい、どうぞ」と返事がありました。
扉を開けて入ってみると、女性教師が一人デスクに座って仕事をしていました。
後ろ姿ですぐに、陽子先生だとわかりました。
陽子先生は僕が3年から5年まで担当してくれた先生でした。
当時まだ教師になりたての陽子先生は、僕の中でとても憧れの先生でした。
身長は155センチくらいで、少しぽっちゃりとした体形をしていました。
とても優しそうな顔で、いつもにこにこしていました。
僕は当時、言ってしまえば問題児でした。そのため陽子先生には本当に色々と迷惑をかけてしまっていたのを覚えています。
自分が陽子先生の立場だったら、僕なんて本当に厄介者だと感じたと思います。
当時これほどはっきりとは感じていなかったものの、その時はある種の罪悪感のようなものを陽子先生に抱いていました。
陽子先生はデスクで書き物をしている様子でしたが、手を止めて僕のほうを見ました。
一瞬、僕のことを気づくかな?と期待しましたが、先生の顔は至って冷静な表情でした。
僕「2年2組の山本浩の引率で参りました」
先生「そうですか、ではこちらに来校者用の記入用紙がありますので、必要事項を記入してください」
僕「わかりました…」
ちょっとは気づいたりしてくれるかなと期待をしていましたが、どうやらまったく気づいていないようでした。
もう卒業したから何年も経っていたため、覚えていないだけかもしれないと自分を慰めたりしました。
用紙に記入を終えてから、せめて先生が覚えてくれているかを確認したくなりました。
僕「先生、実は僕はここの卒業生で、先生に担任をしていただいたこともあります。覚えていらっしゃいますか?」
先生「え?そうなの?えぇっと…浩君の引率でいらしたんですよね」
僕「もう10年近く前の話ですよ」
先生「えぇっと…誰だろう?」
僕「研一って覚えていらっしゃいませんか?」
そういった瞬間、先生は僕の肩をパンと叩いて、
先生「あぁ!ケンちゃん! ケンちゃんなら絶対忘れないよ!」
僕「覚えていただいていてうれしいです。あの頃は本当にご迷惑をおかけしました」
先生「私うれしい!ケンちゃんがこんなに大きくなってくれた!」
先生はとても嬉しそうにしてくれていました。
あまりに先生が喜んでくれていたので、自分でもとても嬉しくなりました。
それから、中学校や高校時代の話、今に至るまでの話などをしていました。
職員室からは浩が友達と遊んでいる遊具エリアが見えたので、安心して先生と話しをしていました。
職員室の前で浩に声をかけていった子は、いつも浩と遊んでいる友達だったようで先生も気に留めずにしていたようでした。
話もひと段落した時、先生がお茶を入れてくれました。
お茶を飲みながら当時の話で盛り上がっていました。
ふと、そういえば先生は何か仕事をしていたはずと思い、先生に尋ねてみました。
僕「先生、そういえば何か仕事をしていたんじゃないですか?」
先生「あ、そうだ!ごめんケンちゃん、手伝ってほしいことがあるんだけど」
僕「いいですよ。何をやればいいですか?」
先生「旧校舎の倉庫部屋覚えてる?あそこから持ってこなきゃいけないものがあったんだけど、すごく重い物なんだ。手伝ってもらえる?」
僕「もちろんやりますよ!浩たちは見てなくても大丈夫ですか?」
先生「あの二人なら大丈夫だと思うし、今日は校務の方も別棟から見てくれているから大丈夫だと思う」
僕「わかりました」
先生と二人で旧校舎の倉庫部屋まで行きました。
旧校舎とはいえ、ボロボロでも現役で使われている校舎でした。
倉庫部屋は旧校舎一階の一番奥の部屋で、当時はお化けが出るなんて言われている場所でした。
旧校舎を懐かしく見物しているうちに倉庫部屋に到着しました。
鍵を開けて中に入ると当時とほとんど変わらないといった様子で、様々な物がたくさん置かれていました。
運動会や文化祭に使う資材の他に、学校で行き場のなくなったものがたくさん置かれている部屋でした。
倉庫部屋に到着してから、先生に指示された物を棚から下していき、最後の段ボールに手をかけた時でした。
僕「痛てっ!」
先生「どうしたの?」
僕「なんでしょう…?左手を少し切っちゃいました」
先生「ほんとだ。大丈夫?」
僕「大丈夫ですよ。すみません、心配をかけてしまって」
先生「いいのよ。こちらこそごめんね。終わったら消毒しましょう」
左手の傷はどうやら段ボール箱から飛び出していたさびた釘が原因でした。
傷はたいしたことありませんでしたが、さすがに消毒をしないと怖いかなと思いました。
移動物を職員室に運び終わってから、保健室に向かいました。
保健室は倉庫部屋の隣にあり、かなり古い保健室でした。
6畳程度の部屋に、ベッドとデスクと薬品棚が置かれているだけの、とても質素な保健室でした。
先生「そこに座って」
僕「わかりました」
保健室には椅子がありましたが、その椅子は保険の先生が座る椅子でした。
児童はベッドの縁に座って先生に治療をしてもらうというのが習わしでした。
そのため、何の気もなく当時のようにベッドの縁に座っていました。
先生は奥から消毒薬や脱脂綿などを持ってきてくれました。
先生「手、みせて」
先生はそういうと、椅子ではなく僕の隣に座ってきました。
ちょっとびっくりしましたが、隣のほうが消毒しやすいからかな?程度に考えていました。
先生「結構切れちゃったんだね。ごめんね」
僕「こんなのくらい大丈夫ですよ。むしろ、ご迷惑をかけてしまってすみません」
先生は脱脂綿にオキシドールをしみこませ、傷口に当ててくれました。
オキシドールの液体が白く泡立っていました。
消毒が終わってから傷薬を塗ってくれて、最後に大きな絆創膏を貼ってくれました。
先生「これでよし」
先生はそのまま手を放すのかなと思っていましたが、先生は手を離しませんでした。
不思議に思って先生のほうに目を向けると、目があった瞬間に先生は僕の手をぎゅっと握りしめました。
その瞬間とてもドキドキしました。僕が、はっと息を吸った瞬間、急に先生が僕にキスをしてきました。
とても長いキスに感じました。
先生のくちびるはとてもやわらかくて、つるつるのくちびるでした。
とても心地のいいキスでした。
僕が急な状況でどうしようと思っていた時、先生が急にキスをやめて顔を背けました。
先生「ごめん!ケンちゃん…。ごめんね」
先生はそう言いながら僕のほうにゆっくり顔を向けてくれました。
先生は少し涙目でした。
その顔を見て、今度は僕から先生にキスをしました。
探り探り先生の腰に手をまわしました。
キスはやがてディープキスになっていきました。
先生はゆっくりと僕の体を引き寄せて、二人でベッドに寝転んだようになりました。
自分でも、いったい何をやっているのだろう…、結構これはまずいのではと困惑していました。
先生「ここならだれも来ないから…」
僕「え…?あの…まずいんじゃ…?」
先生「いいよ。ケンちゃんなら…」
そういうと先生は、ズボンの上から僕のペニスに手を当ててきました。
こんな状況でもさすがに固くなっていたので、触られた瞬間はとても恥ずかしくなりました。
先生は手慣れた様子でズボンの上から摩ってくれました。
とても気持ちよく、相手が陽子先生だということに興奮していたあまり、それだけでもイってしまいそうでした。
僕も恐る恐る、先生の胸に手を当ててみました。
その瞬間陽子先生が、んんっ!と声をあげました。
今までに聞いたことのないかわいい声でした。
先生の胸を服の上からもんでいました。
胸を揉む僕の手を一度おさえた先生は自分から上着を脱ぎ、ブラジャー姿になりました。
僕は緊張しながらもホックをはずしました。
先生の胸は多分Eカップくらいあったともいます。
淡いピンク色の乳首がとてもかわいい胸でした。
僕も上着を脱いで先生と抱き合いました。
裸で触れ合う感触がとても気持ちのいいものでした。
先生の胸を揉んで、キスをしてとしていましたが、さすがに僕から先生のおまんこに手を出すことができませんでした。
すると先生が察したのか、僕の手をそっとおまんこに当ててくれました。
僕は先生のおまんこをゆっくりと摩ってみました。
すると先生は、さっきよりもずっと大きな喘ぎ声をあげました。
その日、陽子先生は少し薄手のスーツのようなパンツを穿いていました。
僕は先生のパンツのボタンとファスナーを下げて、下着の上から触りました。
すると先生も、僕のベルトを緩めてスルスルと手を下着の下に入れて来ました。
先生は迷うことなく僕のペニスを直接触り、優しく揉んでくれました。
先生のやわらかくて暖かい手で揉まれる快感は、今までで一番のものでした。
僕も陽子先生のパンツの脇から手を入れて、先生のおまんこを触ってみました。
先生のおまんこはとてもぬるぬるに濡れていて、温かいを超えて熱いくらいでした。
僕は先生の中に指を入れて、中を刺激しました。
陽子先生は指が奥に入るように腰を押し付けてきました。
僕はなるべく奥刺激できるように指を入れて中を刺激しました。
僕は我慢できなくなり、先生の下着に手をかけて、途中まで下がっていたパンツと一緒に下していきました。
先生は僕が脱がせやすいように、腰を浮かせてくれました。
僕も自分の下着ごとズボンを脱ぎ、お互い裸の状態になりました。
僕は体を起こして、正常位の体制になりました。
先生は顔が真っ赤で、いつも優しそうと感じていた目元がこのときはとてもセクシーに感じました。
僕はペニスに手をかけて、先生のおまんこに擦りあてました。
先生は腰を少し上に浮かせてくれてくれました。
そうするとスルスルと中に入っていきました。
先生の中はとてもぬるぬるで、何か温かくてふわふわしたものに包まれるような印象でした。
お互いに体を抱き合いながら、腰をゆっくり動かしました。
気持ちよくなってきたため、徐々に腰の動きを早くしてみました。
すると先生は僕のおなかに手を当ててきました。
先生「ごめん、ゆっくりのほうがいい…」
僕はこんなことを女性に言われることが初めてで、とても恥ずかしく思って舞い上がってしまいました。
そんなことで恥ずかしく思っていることを悟られたくなかったため、先生に抱き着いた状態になって腰を動かしました。
先生も僕の体をぎゅっと抱きしめてくれて、僕の動かすタイミングに合わせて腰を動かしてくれました。
しばらくの間その状態で挿入を続け、時間が経つにつれてお互い汗だくになっていました。
先生に生で挿れていることと、全身の素肌が触れ合っている感触がとても心地よい、夢のような時間でした。
ゆっくりと腰を動かしていても動くたびにクチュ、クチュ、と音が鳴っていました。
そうして生挿入の快楽に浸るうちに、いよいよ射精感が来ました。
僕はさすがにこのまま中には出せないと思って態勢を変えようとしましたが、その時先生が僕の体をぎゅっと抱きしめてきました。さすがに焦りました。
僕「先生、出そうです…」
先生「いいよ、出して…」
僕「いや、もう出しそうです…」
先生「いいよ、このまま出して…」
そういうと先生は、膣をぎゅっと締め付けてきました。
今まで優しくふわふわしたような感触だった先生の膣が締まったその刺激に思わず、あっ!と声が出てしまいました。
僕はそのまま先生の中に精子を出してしまいました。
出している間は全身から力が抜けて、今まで出したことないくらいの量が出ているのだけを感じていました。
射精が治まってしばらくは先生に抱き着いたままでいました。
先生に背中をぽんぽんと軽く叩かれたため、僕は体を起こして先生からペニスを抜きました。
抜いた後、先生のおまんこから僕の出した精子が少し流れ出てきました。
少しの間何も考えられない状態になり、ぼーっと先生から流れている精子を見ていました。
しばらくして意識がはっきりしてきたとき、やっぱり中で出してしまったことが気になりました。
僕「ごめんなさい先生、あの…」
先生「あ、大丈夫よ。あと数日で生理が来るだろうから」
そういうと先生は、そのまま僕の体をぎゅっと抱きしめてきました。
僕はどうしていいかわかりませんでしたが、先生をそのまま抱きしめました。
先生は僕に抱き着いたまま、「ごめんね」と、小さな声で何度も言っていました。
どうしたらいいかわからなかった僕は、何も言わずに先生に抱き着いていました。
学校に到着してから何時間経っていたかは分かりませんでしたが、外は少し夕日がかっている時間でした。
僕と先生は服を着て、保健室から出て職員室へ向かいました。
20メートルくらいの距離でしたが、先生と二人で歩くその距離はとてももどかしい気持ちで歩きました。
職員室に入って来客用の長椅子に座り、先生に淹れてもらったコーヒーを飲んでいました。
先生はいつの間にか、いつもの優しい目をした先生に戻っていました。
僕は先生の顔を見てホッとしました。
しばらくして甥っ子と友達が職員室に入ってきました。
甥っ子の友達は早々に帰ってしまい、僕も甥っ子と帰る準備をしました。
先生「浩君、宿題はちゃんとやってる?」
浩「あんまりやってない」
先生「宿題ちゃんとやらないと、ケンちゃんみたいになれないよ」
浩「研一おじちゃんみたいに~?。研一おじちゃん、先に○○(学校側の駄菓子屋さん)行ってるね~」
そういうと浩は、職員室から出て行ってしまいました。
先生「ケンちゃん、今まで気づいてなかったけど、確かに浩君はどことなくケンちゃんに似ているかもしれないね」
僕「僕に似ていると、色々と迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします」
そういって僕が軽く頭を下げると、先生が僕のほうに歩み寄ってきて、僕を抱きしめました。
先生「今日はありがとう。最近ちょっと色々あったんだけど、今日ケンちゃんに会えて嬉しかった」
先生は優しくキスをしてくれました。
僕はその先生が言っているいろいろの部分は気になりましたが、今ここで少しでも僕が先生の拠り所になれていたのなら嬉しいと思いました。
先生とのキスはまた長いものに感じました。
キスを終えて、学校へ来た時に記載した記入用紙に帰り時間を記載して、職員室を出ました。
先生は昇降口まで送ってくれました。
先生へ挨拶をして昇降口を出た時、先生と離れてしまうことがとても寂しく思いました。
でもそれは先生には伝えられなかったため、そのまま校門まで歩いていきました。
でもさすがに耐えられなくなり、校門の場所で後ろを振り返ってみました。
すると、昇降口の場所にまだ先生は立っていました。
先生は僕に大きく手を振ってくれました。
僕もそれに答えて先生に手を振りました。
そのとき先生へ抱いていた沢山の思いが溢れたのか、涙が流れてきました。
小*生時代には多くの迷惑をかけ、時には僕の知らないところで大きな苦労も掛けていたことも後に人づてに知らされたこともありました。
そんな僕に対して、今日再会した時にはあれほど喜んでくれた先生の温かい優しさが身に染みました。
僕は泣きながら自分の気が済むまで手を振り続けました。
幼い自分には、人生で一番人への感謝を感じた瞬間でした。
最後に僕は先生に深々と頭を下げて、浩のいる駄菓子屋へ向かいました。
それから数年後、仕事で忙しく一度も帰れていなかった実家に久々に帰った時のことでした。
母が僕に、
「陽子先生がこの前結婚したらしいよ。陽子先生もやっとだね~」
と言ってきました。
僕は久しぶりに聞いた陽子先生の名前にハッとしました。
一気にあの日のことがよみがえってきました。
僕は陽子先生が結婚したということを聞いて、素直に嬉しく思いました。
あの頃先生に何があったのかは分かりませんでしたが、今先生はきっと幸せに暮らしているだろうと考えるだけで、とても心が安らぎました。
先生はまだあの小学校にいて、しかも今は浩の担任だと聞いて驚きました。
浩も陽子先生が好きなようで、僕に陽子先生の話をたくさん聞かせてくれました。
僕は浩から聞く陽子先生の話から、先生が今とても幸せなのだなと感じることができました。
今では浩も小学校を卒業してしまい、陽子先生も異動でいなくなってしまいました。
もう陽子先生には会うことはできませんが、今でも僕にとってとても大切な先生です。