子育てに忙しい女房とはセックスレスだったから、欲望の捌け口の最初は風俗だった。
 だけどヘソクリも使い果たし、もっぱら自家発電で処理してた。それもほぼ毎日、車の中で。ところがその頃やたらと仕事が忙しくて、1ヶ月くらいはオナる暇もない程。
 本当に忙しいと、朝勃ちもしないんだな。ようやく早目に帰れるという日、ビールを買うために遅くまで営業してる大型ドラッグストアに夜19時過ぎに車を入れた。
 時間もまだ早いし、久々に自家発電しようと思い立ち、
 店の前に広がる駐車場から、他の車が少ないだろう屋上駐車場に車を移動。
案の定、他には車がいない。
 その隅っこに停車して、お気に入りのAVを観ながらシコってたら、
 あっという間にイク寸前までになった。
 ティッシュを箱から引き抜いて準備しようとすると、何と1枚しか入ってなかった。
今さら買いに行くのも辛かったし、
 財布にコンドームを1個常備しているのを思いだしたので、
 早速チンポに被せて高速で扱いたら、半分ゼリー状のザーメンが沢山出た。
 いつもなら直ぐに萎んでくる筈のチンポは、
 やはり久しぶりのためか硬さと大きさを保ったまま。
 まるで抜かずの2発だな…なんて考えながら、再びAVに見入りながらシコりだした。
2回目の発射までもうすぐという頃、トントンと窓を叩く音と同時に、
 「屋上を閉めたいんですけど、…」
 という女の声が。
 いや~ビックリしたね。
 だけど、その女も俺の様子に驚いたようで、しばらく固まってた。
 お互い無言状態だったんだけど、思いもよらない女店員の一言が不倫の始まりだった。
「良かったら、お手伝いしましょうか?」
 最初、何を言ってるのか分かんなかった。
 しかし、その女はいきなり助手席に乗り込んできて
 「私がお手伝いします」
 とチンポに手を伸ばしてくる。
でもコンドーム内のザーメンに気が付いたようで
 「あらっ、終わってたんですね」
 「いや~実は2回目なんです」
 「それにしても元気ですね」
 と擦りながら微笑む。
 強すぎず、弱すぎずの絶妙な力加減。
 ついつい俺も胸を触ってしまう。
拒否られないのでブラウスのボタンを外して、
 ブラジャーの隙間から生乳を揉んだり、指先で乳首を転がしたりしてた。
 思い切ってスカートの中に手を突っ込むと、既に濡れているのが確認出来た。
 お互い手を動かしながら、ちょっとした自己紹介。
女店員の名前はタカミで29歳。
 旦那がバーテンダーで夜不在のため、夜間パートをしている。
 子供はまだ出来ない、というよりは時間のすれ違いでセックス自体がないらしい。
「俺もセックスレスだから一緒だね」
なんて話している内に、猛烈な快感が襲ってきて、本日2回目の発射。
 ところがどうだろう!まだ萎えない。
「駐車場閉めますけど、ここにいて下さいね」
と言い残してタカミは店に入っていった。
 15分程して私服に着替えてタカミが戻ってきた。
 そしてまた助手席に乗り込むと、
「業務上横領です」
 とコンドームの箱をバッグから取り出した。
「今度は私も最後まで面倒みて下さい」
 2度の放出にも関わらず、チンポはギンギン。
 狭い車の中でディープキスから始まり、
 日頃の欲求不満を解消するために着衣のまま愛撫しあった。
 どうにも服が邪魔だし、どうせ誰も来ないのだからと、
 思い切って車の外に出て2人とも全裸になった。
 車のボンネットに手をつかせて立ちバックで合体。
タカミは声を抑えている。
 タカミの本気の喘ぎが聞きたくなったので、再び車の中に移動して突き上げた。
「今日3回目なのに凄く硬いね。このまま逝っていい?」
その問いかけに、俺は腰のスピードを上げる事で応えた。
「ダメ、ダメ、逝っちゃうよ~!」
そう叫ぶとぐったり力が抜けた。
 少し遅れて俺も大量放出。
 以来、週に一度は求め合う仲になっている。 



