同期入社の女性は4人いて、3人の胸は大きかった。
配属がきまり同じ営業所になったAは、
顔もかわいいく一番の巨乳だった。
Fは間違いないだろう。
Aは営業。一時間以上掛けての電車通い。
俺は深夜作業もある現場。俺には遠いのでアパートが提供された。
出勤する時間帯も違い、会社で会うことも少ない。たまに会話するくらいだった。
身長は160弱。漆黒の髪と化粧が利き過ぎのような気もするが、
それを差し引いても白い肌。
入社して間もないでのスーツはしっかり着込んでいた。
体のラインは分からない。
巨乳と知ったのは半年後。
会社から行った温泉旅行で、
浴衣を着た時に現場の男が盛り上がったらしい。
俺は、当日行けなかったかった。
Aは佐藤寛子になんとなく似ていたので、以下寛子。
寛子は天然系で、年配社員からは「ぶりっ子」という死語で呼ばれており、誰かしら媚を売っているように見える娘だった。
仕事も人任せなことで、同じ女性社員からも、一部疎まれていた。
異性の社員に対しては、年の上下に関わらず必ず、さん付けなのだが、俺のことは入社当初から「俺クン」と呼ばれていた。
「俺君」ではなく、「俺クン」みたいな語感。もしくは「俺ク~ン」みたいに聴こえる。
ただし、営業成績は良く、その巨乳から受けるセクハラに耐える姿は、俺からはがんばっているようにみえた。
俺が初めて巨乳を確認したのは、同期の飲み会。
テーブルの上に胸を載せる私服姿についつい目がいった。
寛子の家は俺の実家に向かう途中にあり、電車で実家に帰るときたまに会ったりした。
そのうち俺は適当な中古車を買い、時間が合えば実家に帰るついでに送る日があった。
俺には彼女はいたが、遠距離だった。
会話はいつも会社の話をして終わり。
大量に同学年のいる学生と違って、大半が先輩か後輩か上司か部下である会社には同格の者は少ない。
女性で職種は違っても同期というのは気軽に話せる、特別な存在を感じた。
3年目で会社で必要な検定試験を受けるよう言われて、勉強することになった。
大した試験ではないが、落とすと恥みたいな感じ。
現場の俺にとってまあまり必要を感じてない。しかも、日常業務と関連があるので、特に勉強の必要もない。
だた営業の寛子は、一から勉強が必要であった。
その頃になると、お互い仕事に慣れており、寛子はスーツを着崩していた。
当時クールビズではなく、夏でも営業はスーツの上着を着るような職場だったが、
寛子はワイシャツだけになったり、
上着を脱がない秋口から春は、ワイシャツではなくカットソーの日もあった。
カットソーで屈むと、谷間は必ず見える。
ワイシャツの下は必ず黒のキャミに、赤か黒のブラ。
半分彼女の制服みたいなものだった。
仕事用のつもりなのだろうが、上着を脱ぐと普通に透ける。
これも、他のお局系女性社員から不興を買っていたが、寛子は最後まで気付いてなかった。
寛子は、営業のストレスからか最初は普通ギリギリの体系だったが、だんだんポチャになってきた。
仕事を頼むときは上目使いになる様子の寛子には男性社員も呆れており、真っ赤な肩紐にも突っ込まなかった。
仲のいい俺には、「おまえ同期なら、あのスイカをなんとかしろ」という上司もいた。
ある週末に車で送り、そのとき試験の話になって、お互い全然勉強してないことに盛り上がる。
明日は静かな図書館で勉強しようということになった。
営業所は俺達の住んでいる所からかなり遠く為、その図書館に来るはずはないので噂の心配はなかった。
翌日遅い朝食後、寛子を迎いに行く。
寛子の家が近くまで来ると、すでに表通りまで出てきており、思わず急ブレーキ。
「映画の車みたいだよ」と笑っていた。
映画というのはどうも、バック・トゥ・ザ・フューチャーのことのようだ。
残念だがドアは上には開かないぜ。
寛子の姿は胸元が大きめに開いたシャツと、会社では絶対に着てこれないような膝上のスカート。
谷間がギリギリまできているシャツは、シャツが少し浮くだけで、谷間が見えるようなタイプ。
俺の背の低い時代遅れの中古スポーツカーに乗り込む寛子は、
胸元が大きく開き谷間が見え、
さらに短いスカートの足を広げなくてはならなかった。
勉強中は小声で話しながらも、楽しかった。
自販機でジュースを取るときに谷間が大きく見えて、視線がそちらへ行ってしまうのもバレバレだった。
その時は、ブラを完全に確認できた。見たことのない淡い色のブラだった。
持ってるなら会社で着ろよ、といいたい気分に襲われたが、胸の谷間の方に集中する。
時間もきてそろそろ終わりという頃まで楽しめて、勉強も進んだので寛子は気に入ったようだった。
何度か休みの合う日に勉強するようになっており、俺は寛子に勉強を教え、その胸のボリュームや揺れを楽しんでいた。
寛子はディズニー好きだった。
ディズニーの話をすると、メルヘンの世界へ入る。
俺は所詮は着ぐるみだと言っては、軽いケンカになりつつもお互い話は尽きなかった。
確かに、寛子はお姫様タイプだ。
自分への奉仕を当たり前のように思っているように感じることがあった。
そして、他人の苦労は無関心の時があった。
俺は会社で彼女がいることを公開しており、横にデカイ女だと自嘲気味に紹介していた。
お陰で、デブ専ということになっていた。
しかし、付き合った頃に比べ本当にでかくなっており、遠距離ということもあって急速に冷めていた。
寛子もたまに、デブ呼ばわりされることもあったが、決してデブといわれるほどではなかった。
寛子に男がいるかどうかは謎だったが、一年過ぎから薬指に指輪をするようになっていた。
しかし、その指輪は非常に安っぽいことが見た目にも分かり、寛子は営業先でからかわれたくない為だと必ず説明していた。
休日も一緒に勉強したりして、休みを持て余している様子は彼氏がいるようには見えない。
この辺り、会社では「スイカを誰が食べるか、いや、舐めるか」とか言ったりしていたが、
彼氏がいるかどうかは分かれていた。
プライベートは謎だった。といっても、
大半の女性社員のプライベートは謎な訳だが。
勉強というか雑談しながら、俺の彼女のことをよく聞かれた。
デカイのかという質問には、
「佐藤さんと比べたら失礼だ」
といったら嬉しそうだった。
遠距離は順調かと聞かれて、一ヶ月に一回程度で十分だと答えたら、
という答えたら、
「私も多分そうだよ。しなくても大丈夫」
という。
これには、驚いた。セクハラには耐えるが自分からそういう話を振るとは思わなかった。
エロい方向に進むが、「みんな私の胸ばっかり話していやになるよ」
本当に嫌そうな表情だったので話は打ち切り。
その後、何故かストッキングや化粧は大変だとかなどの話をするようになった。
友達のような感覚で、風呂に入るときはどこから洗うとか、
水着はワンピースしか持ってないとか、男に話すには無防備な内容だった。
月に2回程度勉強する寛子との楽しく過ごす時間が、彼女への別れを促していた。
もう、別れそうだということも寛子にも伝えていた。
試験は俺にとっては受かるだろうと思えるレベル。
試験なんてどうでもいい内容だった。
検定は営業の寛子にとって、死活問題だったようで、落ちるわけにはいかない。
もともと、寛子はまじめだった。
「一緒に受かろうね」
という言葉は何度も聞いた。
「一緒に」
この言葉に勝手にフラグ立てていた。
試験は終わり、発表はまで一ヶ月後の週末。
一緒に帰ることになり、アパート近くまで車を取りに来た時に、突然部屋を見たいと言ってきた。
金額や間取りとか気になるという。
俺の部屋は非常に汚い。
「今は無理」
「俺クンの部屋みたいよ」
この時、部屋の汚いことの気を取られ、誘いかもしれないという発想は全くなかった。
実際、そうなのだが本当に相場を知りたい好奇心だと思っていた。
寛子も誘った訳ではないようだ。と、今でも思う。
「汚い部屋は、大学の友達で何度も見てきたし大丈夫」
引かない寛子。
「今日はダメ。生ゴミをしばらく捨ててない」
「気にしない」
と押し問答が続くが、10分で片付けるということになった。
走って帰る途中に、もしかしたらもっと親密になれるかもと思い、床の散らかったモノを押入れに突っ込みながら、段取りを考えた。
今思い出しても、なんというスローな行動かと思う。
部屋について、すぐに寛子は間取りやキッチンを見てくる。
「こういうアパ-トがどういう感じか知りたいんだよね」
俺は、冷蔵庫から飲み物で出して、少しは引きとめようとしていた。
ソファに座って話すと、検定の話になった。
大学を卒業して数年経つと勉強は疲れるという話で盛り上がる。
寛子は落ちついてきたのか、俺がキッチンのところへ向かってる間にストッキングを脱いでいた。
「ごめん。女辞めてるよね」
スーツのタイトスカートから出る生足。
こいつ、やっぱり無防備だ。
俺は飲み物を追加するついでに立ち上がる。
「肩凝ったんじゃないかな」
ソファの後ろに回り、肩を撫でた。
「そうそう、肩凝るよ」
俺は意を決したつもりでドキドキだったが、寛子はさらに深く座りリラックスしていた。
「俺クンも彼女も胸大きいのだよね?たまに肩揉むの?」
ここで、彼女の話。
彼女にするような手で私に触るな、という意味か?
「誰にでも揉むよ」
「ふーん」
探るような相槌。
俺はドキドキしながら聞いてみた。
「大きいと凝るよね」
「そうだよ。重いから机に乗せるよ。俺クンの彼女もそうしないの?」
「俺の彼女は佐藤さんほどもないよ」
これは事実だった。
そのうち肩の手は首に周り、寛子は気持ちよさそうにしていた。
「うまい…ね」
ようやく少し声が上ずってきた。
テクに自信はないが、一つ攻め入った感じ。
そのまま、耳たぶを強めにつまむ。
弛緩した全身に力が入る寛子の体は、クッと起きて声が漏れた。
「ああ…、気持ちいい」
『気持ちいい』の言葉は漏れた声を誤魔化すような、わざとらしさがあった。
俺は調子にのって、耳のマッサージに移行した。そして、背中。
背中に行くときには上着を脱ぐように促し成功した。
ワイシャツに透けるキャミソールの紐と同じ向きに、透けるブラ紐は黒。
後ろから見る胸と間近で見るブラ紐が繋がる。
透ける下着は見飽きるほど見たが、やっぱり見飽きない。たが、
調子に乗りまくりの俺。
硬めに絞ったタオルをレンジに入れて蒸タオルにし、そのままだと濡れるのでラップに包み、寛子の肩に置いた。
「ああ、すごい気持ちいい。俺くん、すごいこと知ってるね」
もっと、誉めてくれ。
「うつ伏せで寝てよ」
さあ、マッサージも本番だ。
ソファの前の机を少し移動させ、寛子の体をカーペットの上にうつ伏せに寝かせた。
最初は横から、軽く肩や首。
そのうち、腿と尻の間くらいに乗り、肩、背中、腕を強めに触っていた。
レンジで暖めるタオルもかなり増して、キッチンへ行ったり来たりする俺に対し、寛子はウトウトしはじめた。
触る前に、蒸タオルを乗せ、別の場所をマッサージする。
しばらくして、からそこをマッサージする。
この方法で腰、俺の手はふくらはぎから足先の方まで達していた。
足の裏は汚いと暴れたが、タオルで拭いてやると諦めたのか、気持ちよさに負けたのか、大人しくなった。
さらに、手を取り指を一本、一本ほぐし、最後に口に入れて舐めた。
大きめの溜め息が漏れた後、急に意識を取り戻す。
「エッ、何々!」
ゆっくりと振り向き、驚きの表情を見せる。
「エロイよ、エロイよ…」
腿の上に乗られた寛子に、起きることはできない。
そのまま、指フェラを続けると抵抗は弱くなった。
頃合だ。
俺は、寛子の両脚を跨ぐ自分の腰を動かし、寛子の脚を少し開かせる。
開いた膝の間に俺の片方の膝を入れ、寛子の片方の脚を跨ぐようにして、膝上辺りに座った。
寛子の生膝の裏に当たる俺の硬くなったモノ。
そのまま、閉じれなくなった内腿に手が入り触れた瞬間だった。
寛子は、今までにない強い力で体を起こし、口が動いた。
「ちょっ、ちょっとゴメン。…私、再来月結婚するんだよ」
今なんていった?
時が止まるようなことって、こういうことなんだ。
「付き合ってたんだ」
かすれた声がバレバレ。
「うん。彼、ちょっと遠くにいるんだよ」
沈黙。
しばらくして、再び俺は止まった手を動した。
しかし、内腿ではなく一度触った腰だった。
「これはマッサージだよ」
「俺クン…優しいよね」
寛子は俺が自分を好きだという気持ちは判ってたのかいないのか…。
また、会話なく続くマッサージ。
今ならはっきりと分かるが、結婚前の女性のストレスは相当大きいと聞いていた。
結婚はすると決めてから、一年弱必要だともいう。
もちろん、婚姻届出せば明日にでも結婚できるが、寛子はきちんとした段取りを組むタイプだ。
それに、2年近く前から付け始めた指輪。
検定に一緒に受かろうと言った時期は4ヶ月前。
あれはただの励まし。本当に、軽い気持ちからでた言葉だった訳だ。
裏切られた気がするが、それは俺の勝手な気持ちで寛子とは関係ない。
俺はどうすればいいのか?
「もっとマッサージしたいけど、シャワー入る?」
とりあえず、継続の方向で聞いてみた。
「えぇぇ。…エロィよ」
寛子はニヤニヤしながらも、断りはしない。
もう、一押しだ。適当に言い訳を与えればいいだろう。
「エステとかでもシャワーするんでしょ。もっと、してあげるよ」
ちょっと思案顔であったが、俺がジッと見つめると、瞳がちょっとウルウルになった。
「…うん」
そのまま寛子を起こし、バスルームへ向かわせようとした。
そこで、寛子は俺のモノに手を伸ばしてきた。
「俺くん大きいね」
さすったりはせず、ただ触れたり握ったりしてくる。
脚に押し付けていた時に、立っていたのは気付いているだろう。
俺は特に大きい方だとは思わない。
「女の子の胸と違って、比べることできないからわかないよ」
「女だって比べたりしないよ」
少しだけ、サワサワと動く手。
気持ちええ…。
「でも、服の上からでも分かるよね。男同士なんてわからないし、知りたくもないよ」
寛子の肩に手を回し、軽く抱きしめる。
「俺クン、大きいよ」
確信をもって喋る。
寛子は素直なので、寛子の知っている棒の中で大きいということは間違いないだろう。
「何人としたことあるの?」
この答えが、俺への対応の分かれ目だったことに、寛子が気付くことは一生ないだろう。
「えー、知らない」
いたずらな童女のような喋り方。
寛子っはいつもの調子で答えた。
そうだ。
こいつはこうやっていつも質問をかわす。
なんかムカついてきた。
メチャクチャにしたい衝動に駆られるが、もともと女性には優しくしたい。
風呂場へ案内して、簡単に説明した。
そこで気付いたのだが、寛子は2ヵ月後の結婚を控え、
新居のアパートを探すために俺の部屋を見ようと思ったのではないか。
風呂トイレ別だと家賃が変わるかどうかと言ってた気がする。
どこまでも利用される俺。
俺は部屋に戻り、寛子はシャワーに入った。
シャワーの水音が耳につく。
俺はどうするか考えた。
理由は後付けだが、当時も多分以下のように考えた。
俺としてセックスはどう思うか。
婚約中の女性とするのは道義的にまずい。
別れそうだとはいえ、俺にも彼女がいる。
寛子はどうか。
仲が良くて、人も良さそうな俺への同情セックスでしかない。
遠距離の彼はとは簡単に会えず、気持ちよいマッサージの続きという言い訳で
彼より大きい棒を入れたいだけではないのかと。
寛子の思惑に嵌るのは絶対避けたい。
寛子を騎乗位で突いて揺れる(妄想上Fカップの)胸や、
バックから突いて(妄想上Fカップの)胸を揉む姿を何度ネタにして抜いたことか。
それを、現実として叶えられる所まできていることは分かった。
しかし、一方的な俺からの想いとはいえ、振られた女の同情や性欲解消の為に利用されるなんて、
俺の屁理屈な人生において許されるわけない。
とにかくヤリタイ奴には理解できない思考領域に入ったが、俺自身どうすれば納得できるか考えた。
俺は部屋着に着替えた。
再び風呂場の前へ行き、バスタオルを用意したと中の寛子に伝える大義名分を使い、下着チェックは忘れなかった。
ただし、下着はきれいに畳まれて積まれた服の内側に入っている。
スーツ類の隙間から覗くブラは黒。これは確認済み。せっかくなら、赤が良かった。
さらに衣類の中に淡いオレンジのレースの布地。
間違えなくパンツだろうが、なぜ、肩紐が透けるブラやキャミが黒や赤で、パンツが目立たない色なのか?
全く理解できん。
きっちりと畳まれているので、崩して観察することはできないし、するつもりもなかった。
ただ、隙間から手を入れ、パンツが少し濡れているか、確認はした。
ブラのサイズを確認しなかったのは不覚かもしれん。
部屋に戻ってきた寛子に入れ替わり俺が入る。
シャワーを浴びながら、俺はダークサイドに落ちたことを確信した。
モノはガンガンに立っている。
残念だが、今回は出番がない。
おまえを使用したときは俺の負けだ。
もちろん暴発したら、完敗だ。
寛子の手や胸で発射されでも、完敗。
そう、黒光りするマグナムに言い聞かせた。(なんだそりゃ)
風呂から上がってタオルに包まれた二人でソファに座るが、すぐに寛子をベッドに案内した。
またうつ伏せに寝かせ、タオルはそのまま。
マッサージだから。
続きの内腿を一通り揉み、今度は耳をかじった。
あまい世界を見せてあげよう。
顔が近いせいか、息使いの変化も感じられる。
舐めたり、尼噛みを続けるとふるふると震えてきた。
「エロィ…、エロイよぉ」
耳を攻められ、ウルウルな瞳。
体を起こし脚を開き、最後の地点に辿り着いた。
最後の地点は、新しいスタートだ。
一瞬、体のこわばりはあったが、部屋は暗く体には布団をかぶせ、恥ずかしさを感じさせないようにはした。
「やっぱりするの?」
「ここが一番凝ってるよ」
「うそぉ…」
笑いながら答える。
手を内腿の奥に進めると、トロトロで、すぐにクリを撫で上げた。
「っぁぁん」
合わせた視線がずれる。
再び視線が合ったとき、お互いに笑いが漏れた。
そのまま一気に脚を広げ、俺は頭を突っ込んだ。
「いきなり?」
無視して舐める。俺は舐めるのが大好きだ。
もともと、自分のしたことに対しての変化や、効果を観察するのが好きなのだろう。
ずっと舐めていても飽きない。
「…や、ッんっ…」
しばらく舐め続けると、クリが大きくなってきた。
「ふぁぁ、…やッ…ぁぁぁぁ」
大きく膣の方からクリへひと舐めすると、腿に力が入り一気に抜けた
軽く一息ついて、寛子の横へと向かう。
「ねえ、いつもあんなにたくさん舐めるの?」
「そうだよ。一回舐めてイカしてからだよ。佐藤さんの彼氏は舐めて貰わないの?」
「うん。入れる前に少しだけ」
おっと、素直になってきたぞ。
「他は?」
「あんまり。ないよ。全然舐めてくれない人もいたし」
これで、二人目。
さらに吐かせようか。
さらに多めにエサが必要だな。
「もっと気持ちよく舐めてあげるよ。向こうに行こうか」
寛子は張り切って着いてくる。
ソファへと座らせ、M字に開かせた。
「ちょっと、恥ずかしい」
「マッサージだからしょうがないよ」
「そうだよね。マッサージだよね」
寛子も調子に乗ってきたようだ。
しかし、このソファは快楽を共に、寛子の男性遍歴を調べ上げる聴取台でもある。
M字で大きく開かれた膣から顔を出すクリ。
俺の舌が這い回る。
「あん…アッ…はぁ」
漏れ出す声に対して俺は質問を開始した。
「セックスは好き?」
「……うん。入ってくる時に、……きたって感じになる」
質問に答える為に、間の空いた答えになるが、素直なことには間違いない。
「何人としたことある?」
「2人」
「いつしたの?誰?」
「初めては今の彼。大学の時に知り合って付き合ってた」
「もう一人は?」
「B課長」
マジか?B課長は辣腕営業だった。20代で課長。
できる奴には高い評価、できない奴には厳しくあたるタイプ。
俺は嫌いではないが、敵も多い。
その後、創業以来の速さで支社長に抜擢された。
白い巨塔の財前教授と揶揄されていた。
財前教授が二人目とは、ありえなさそうで、ありそうな組み合わせだ。
「いつ頃?」
「私が就職した頃、一回彼と別れたの。入社して半年かな、付き合ったのは3ヶ月くらい」
やばい。危うく教授と穴兄弟になる所だった。
「三ヶ月くらいで別れたよ」
ただ喰われただけではないのか?
「その後、しばらくして彼と復縁してようやく結婚だよ」
幸せそうに話す。俺もその幸せを祝福したい。
真っ白な肌の胸に、薄めの乳首。
少しは垂れているが、それも巨乳ゆえの魅力だろう。
「みんなこの胸で遊んだかな」
「はあ、オモチャじゃなんだよ。財前課長には胸でいろいろされたよ」
その後の話も含めて、財前教授とはどうやら、
付き合って早速パイズリから始まり、人気がない所ではすぐ揉まれていたらしい。
かなりフェラを要求されたようで、その内に嫌になってきたようだ。
それ以外にも、同じ営業ではいろいろ付き合ってイヤなことがあり別れたようだ。
吐息交じりの寛子に、ここまで聞くのにもかなり時間を要した。
そうだ、財前教授なんてどうでもいい。今は白い巨塔の放映中ではない。
俺の目の前にあるのは、白い巨乳。
これを堪能しなくてはいけない。
しかし、財前教授の話から、確信に変わったことがある。
寛子は大切にお姫様扱いされることが望みで、
奉仕したりすることは好きではないようだ。
多分、虐げられたりして興奮するM属性は低いだろう。
そのまま、指を入れる。
声のトーンが変わり、一気に上り詰め出した。
指の締め付けも強くなる。
「…ハウッ…はうッ…」
数回の過呼吸の後に、ググッと腰を揺らしソファの上でイッた。
上げた脚をゆっくりと床に下ろし、俺は隣りに腰掛ける。
しばらくして呼吸が落ち着くと、顔を手で覆った。
「……イちゃった」
小声で可愛く答える。
何かのヒロインのように振舞う。
「すごいね。いつもこんなことしてるの?」
また同じような質問だ。
寛子の今彼は、一体何をしてるんだ?
「こんなの初めて。グリン、グリンて舐められたよ。私なかなかイカないんだよ」
「気持ちよさはどうだった?」
あまり良い質問ではない。
「すごくいい。今までで一番だったよ。舐められながら、指入れられてことなんてないしぃ」
「俺クンの彼女さんもぉ、いつもこんなことされてたら別れられないよ。絶対ぃ」
嬉しい言葉がいっぱい返ってきた。
「同じ人としてると、慣れてきてだんだん気持ちよくなるよね。俺クンは指だけでそこまでいってるよ」
これは、チャンス。
寛子への聴取を再開だ。
イッたことは一回だけだそうだ。
それは財前教授の手マン。
しかし、財前教授は荒々しく非常に早く動かすので、殆どが痛かったようだ。
ちなみに財前教授はそのあだ名の割には、策や根回しは考えになく、
仕事は一直線タイプ。
今彼は、セックスの最初に濡れてるか確認程度に触り、
濡れてなければ舐める程度のようだ。
入れる為の確認の指と、ローション代わりのクンニ。
寛子ちゃん、アナタ、かわいそうです。
でも、俺とこんなことになったのは不幸かもしれません。
一生知らないほうが幸せだったかもしれません。
俺の与えられる限りの快楽を寛子に試そうと考えた。
忘れられない男になろうともしていた。
具体的には、何回もイカす。
巨乳はあまり責めない。
そして潮を吹かす。
挿入はしない。
一つ目は達成された。
寛子にとって、自慢の(かどうかはしらないが)
胸をあまり責めないのは、女として沽券に関わる(だろう)。
潮は絶対に吹いた事ないはずだ。
潮を吹かすにはどうすれば良いか?
俺は勝手に経験則から勝利への方程式を作っていた。
手を早く動かすだけでは、膣への負担が大きい。痛くなったり、
その後膀胱炎になったりする子がいた。
気持ちよくなってガマンできなくなり潮を吹くのは理想だが、
テクがいるし初めてでは難しい。
それで、ガマンできないような姿勢であったり
筋肉の使かわせ方をすれば良いのではないかと考えていた。
まず、M字開脚。とにかく、開かせる。開いたままであれば、
足を閉じてガマンすることはできない。
それ以上に、膝立ちか、立たせて足を開かせる。
自分の体を支えるために筋肉を使い、
漏れそうになることを止めるための筋肉は使えなくなる。
もしくは、漏れるのを止める方へ意識が向かず、吹いてしまうのはではないのかと。
四つんばいでも、尻を突き出しようになるのはダメだ。体重が前の腕に掛かっている。
腰と腿の筋肉を使わせる為には上体を起さなければならない。
今彼のセックスの話の間、寛子の手に、ずっと俺のモノを握らせていた。
しかし、寛子はフェラしようとか、
しごいたりして俺をイカせようとする気はないようだ。
今彼はとにかく、優しいようだ。
セックスもイク直前にガンガン突いてくるだけで、後は普通に動いているとか。
財前課長は、とにかくガンガン突いてきて、
体が振られて首や頭が痛くなったこともあるようだ。
自分勝手な、財前は問題外。
今彼は単調。
大きさは今彼を基準に、財前が太くて短い。
俺は、とにかく長く財前よりも太そうだということだった。
「ずっと硬いまま。みんなすぐしようとするのに、俺クンはガマンできるのすごいね」
だって。
話しながら、自分に入ってくる時を想像しているのだろうか。
うっとりしている。
そう、ここはディズニー。夢の世界に案内してやろう。
寛子は嬉しいこと言ってくれるけど、お預けね。
絶対に、入れたくなくなった。
再びソファからベッドへ移動。
寛子に潮を吹かせるべく膝立ちにした。
もちろん、理由はマッサージ。
潮を吹かせるつもりだが、タオルなどは用意しない。
ソファでの責めですでに潮を吹く兆候はあった。最初から飛ばすのも良くない。
ゆっくりと指を出し入れし、急に早くするとあっさりと陥落した。
俺の肩を持つ手の握力が普通ではない。
「ああああああああ…」
変わった喘ぎとともに、座布団にお茶をこぼしたようなボタボタと重い音が響く。
腿の内側を伝い布団をベタベタにする。
少し、放心状態。
「あーん。何これ。オシッコ?こんなの私じゃないよ」
俺は、ベタベタになった手で寛子の胸を揉んだ。
「冷っ!いやだよぉ。汚いよ」
白い巨乳がテラテラと艶が出る。
濡れる巨乳もいいものだよな。
「たくさん出てきたし、オシッコじゃないよ。臭いしないでしょ」
「ホントだ。でも、いやだよ」
「マッサージしたから毒がでたんだよ」
さっきから、こればっかりな俺。
とにかく、マッサージということで寛子を納得させる。
寛子も納得してないけど、自身への言い訳にはなるだろう。
たくさん使ったタオルが転がっているので、
軽く拭いて、濡れてないところに寝かせた。
今度はまた脚を開いて、クリを舐めて指を挿入。
汚いと抵抗するが、クリを弄られるとすぐに抵抗はなくなる。
耐えるような、声をガマンするような喘ぎ声が始まる。
緩急つけてしばらくすると、脚が上がりイク兆項が見えてきた。
「俺クン、…いくっ…ダメ。もうっ!あっ…あっ!!いく!いく!」
布団がちぎれるようにしがみついている。
一瞬握る力が抜けて、膣の締め付けも緩むが、俺はそのまま継続。
「あ、だめ、いった後動くのダメ。ちょっと、あっあっあっ…」
もちろん止めない。連続イキの予感。
再び脚がガクガクして、指を締め付けてくる。
「イク、イク、イク…はぁ、あん、何言ってるんだろ私…、んー…はっ、いやー、もうヤメテ!」
またイッた。
『何言ってるんだろう私』
とか、物凄い早口で喋ったときに萌えたね。
多分、3回目にイッたときあたりかな。
膣と脚の動きで4~5回連続イキしたような感じだった。
寛子自身、連続イキは当然初めてで物凄い体力を消費したようだ。
もともと感じやすい方なのだろう。
この状況も関係あるかもしれない。
俺もここまで楽しいのは初めてだった。
彼女とは結構マンネリしてしてたと実感。
ただし、その後別れる事実には変わりなかった。
もう一度、クリ舐めに指責め。
今度は焦らす。
最初は先程と、同じペースで指を動かすがイクための階段を上る兆候が見えてきたら、
クリの舐めるペースは変えず、微妙に指の挿入のスピードを落とした。
「早くしてよぉ」
哀願は無視。
どうやら、寛子はデロリアンに乗り時速88マイルまで加速して、
タイムトラベルしたいようだ。
残念だよ寛子。バック・トゥ・ザ・フゥ-チャーはユニバーサルスタジオで、
ディズニーに、そんな速い乗り物はないんだ。
しかも、ここは夢のディズニーでも、寛子に無重力を味あわさせる銀河宇宙空間のアトラクション。
すでに俺はシスの皇帝に魅せられ暗黒面に堕ちている。
俺のフォースは、寛子のイクまでの軌跡をすでに見切っている。
ただ、残念ながら俺のライトセーバーを使う予定はない。
フォースのみで逝ってもらおうか。
今彼がライトサイドのジェダイだとしても、俺の動きにはついてこれまい。
モノは小さいから、イチ同盟軍兵士くらいか。
ビッグズやウェッジごときでは寛子を逝かすことはできない。
それとも、海外出張がよくあるというなら、
600万を越す宇宙言語を話せるC-3POか。
所詮は淡白。(大人の)道具の力を借りずして、寛子を逝かすことはできないだろう。
寛子と一緒にイケるのは夢の中か、夢の国ディズニーだけだな。
いや、行くのはだった。
そのうちやっぱり頂上が見えてきたようだ。
「こんな…ゆっくりな動きで…はぁぁ…ん、イッちゃうの…?私、イッちゃうの?」
寛子ちゃん、よく喋ってくれます。
脚は上がり、またガクガクと震え出す。
「あああああん…ッん、ッん、いちゃッ…ん」
寛子の締め付けでイッたのは分かった。
そのまま、指のを動かしつづけるが、その早さはスローのまま。
緩んだ締め付けは、しばらくして、再び強さを取り戻す。
「また、ぁッ、きちゃう、いっちゃう。だめ、早くして」
もちろん、早く動かすつもりはなく、寛子の締め付けの高まりに応じて、
さらにゆっくりと動かす。
「早く動かしよ、ヤメテ!」
寛子の呼吸に合わせ、息を吐き出すときはゆっくりと指を引き抜き、
吸い込むときはちょっとは早めに挿入する。
呼吸に合わせられたせいか、寛子の口から言葉はでなくなった。
息を吐き出す速度はさらに落ち、吸い始めへ変わる呼吸のない状態も長くなる。
吸い込む時間も長くなってきた。
リラックスしているように思えるが、それは違う。
吐き出すときの膣はユルユルに弛緩し、
一転して吸い込む時に指が奥へ入るほど、恐ろしいくらい締め付けが強くなった。
この締め付けの差が、どんどん大きくなってくる。
「ハァァァァァァァ……」
今までと明らかに違う、長い溜め息のように吐かれる息。吐く事は、次に吸うこと。
吐き出して吸い込む呼吸に合わせて、
ゆっくりと指を挿入すると、一気に脚が上がりゆっくりと絶頂に達した。
「っん、…っん、……っん、………っん、ん~ん」
一気に上がった脚は、数回くる波がゆっくりなせいか、
同じようにゆっくりと宙を彷徨った。
寛子のイク波が落ち着くの合わせ、最後までゆっくりと指を動かして引き抜く。
俺は寛子の脚をあるポイントに下ろした。
そして、そのまま、動かない寛子の横に添い寝した。
寝息がわずかに聞こえる頃、寛子の手を取り、硬くなった俺もモノの上に置く。
もう言葉はでないようだった。
俺が一瞬動くと、寛子も目がさめる。
「つめたッ!」
起きて最初に発した言葉は、脚に感じてるであろう違和感。
それは、寛子の潮の跡だった。
俺はベッドから起きて、電気を点ける。
そこで、驚愕の寛子。
シーツを真っ黒に染めるアソコから出た液体。
「何これー。私から出たの?ほんとおもらしだよ。最低だよ」
タオル持ってきて拭き出す。
「あーん。ゴメンね。ゴメン。本当にゴメン」
「気にしなくていいよ。今度布団干すから」
さすがに本気で拭いてくれた。
「俺クンが毎日寝るところに、私がこぼした跡があるなんて、絶対嫌だよ」
なかなか良いこと言ってくれるじゃない。
しばらくして、少し会話。
感想を聞くと「イク」と口から出たのは初めてで、相当恥ずかしそうにしていた。
辱めたり、言葉責めして、お姫様を不機嫌になったりしたら意味はない。
今彼の話を主体に聞き出す。
やはり、胸が好きでよく触られるらしい。
胸に興味を示さないと態度を取ると決めていたが、
不覚にもサイズを詳しく聞いてしまった。
ここは俺の負けだが、巨乳には勝てない。
ただ、話の流れが自然だったのと、何でも話してくれるようになっていたので、
無理に聞き出したような感じではなかった。
証言ではE、F、Gのブラを持っているようだ。
寛子自身、試着するまではっきりとサイズはわからないらしい。
メーカーやそのブラの形やデザイン、寄せ方でちょうどいいサイズを選らぶとのこと。
カップのサイズが一つ上がれば、胸囲を一つ下げれる、だったかな?
E75とF70はおおよそ一緒で、F70とG65も近いらしい。
ただ、E75とG65はかなり違うとか。
大きくなると、胸の形もそれぞれで、
可愛くするためにカップ入れたりするので、
ブラのサイズ=胸の大きさ、とはならないようだ。
「ブラを選ぶのも大変なんだよぉ」
もう吹っ切れたのか、楽しそうに話してくれた。
胸のサイズは自分自身、よくわからない人もいるのか。
勉強になった。
という訳で、基本サイズはF75か70辺りか。
そう話したら、
「大体そうかもしれないけど、着てみないとわからないよ」
ということらしい。
そういえば、当時の彼女も、自分のサイズはわからないといっていた。
ブラの話で、財前課長のことも話してきた。
脱がすときに、ブラのフロント部をぶち切ったことがあったようだ。
財前教授の給料は営業の出来高なので、
当時30代前半にして800~1000万弱と言われていた。
「壊れたら買ってやるよ」
何でも金で買えて太っ腹なところを見せたつもりの財前の発言に寛子は怒り、
財前への気持ちが冷めたようだ。
下着はお気に入りのモノしか揃えないこと、
選ぶのが大変なことと、壊れたブラで帰らないといけないこと。
そして、同じようなモノはあるが、全く同じモノは2度と出てこないらしい。
「ホント頭にきたよ!」
思い出しても怒るとは、下着に対する思い入れは相当だと感じた。
それに、財前のブラを壊す行動は、
寛子の大切にされるないといけないお姫様意識に反したことも間違いない。
財前、本当にアホだな。おまえは中学生か?
まあ、みんなも、ブラは壊さないように。
寛子が回復した来たので、今度は立たせて手マン。
電気がついていて軽い抵抗はあるが、しばらくすると、
寛子の体は壁際に押し付けられていた。
硬い壁に押え付けられる巨乳。
ここで、新しい発見があった。
うつ伏せで寝ても、ベッドや布団は柔らかいので胸がやや沈む。
しかし、硬い床や壁では胸の肉が沈むことなく、むっちりと横や縦に溢れる。
コレだけは絶対に巨乳にしておきたい。
はみ乳というか、とにかく広がる巨乳。
絶景だった。
指先にまで力が入り、甲には骨が浮かび上がる手。
やや内股で開かれ、背伸びしてるせいでふくらはぎと腿には力がこもっている脚。
壁に張り付くトカゲのような姿勢だが、上に逃れることはできる訳もなく、俺が膣に入れた手を止めるまでこのままだ。
しばらくすると少し苦痛の表情が見えたので、
俺は寛子の体を反転させて背中を壁に寄りかからせた。
指を抜き、本日初めて胸にむしゃぶりついた。
壁で冷やされた乳首を、優しく転がす。
乳首は最初に舐めてから、ピンピンに立ちっ放しだ。
上がった息は次第に落ち着き、溜め息のような吐息へ変わった。
再び指を挿入すると、寛子の体がくの字に曲がり、
胸を舐める俺の顔へ体重を掛けてきた。
焦ったね。胸で窒息するかと思った。
俺は寛子の上体を起す。
とにかく、寛子自身の腰と脚で体重を支えさせて潮をガマンできないようさせる。
体勢が整い、俺は胸への刺激を切り替えた。
口を大きく開け乳輪辺りから強く吸い込み、乳首は下で押した。
反対の乳首は指で摘み、弾く。
「うああああん、あん、あん、あん」
ここで、完全に声が絶叫系になった。
ほんとに「あん、あん」って、声。
音量のガマン一切なし。
そのまま、手マンを続ける。
息継ぎで自分を取り戻し、押し殺したような声に戻るが、
乳首と摘み弄ると、ストッパーが切れたように声を上げる。
そのうち、水音がして潮が出てきた。
内腿から伝わり、足首まで滴る。
もちろん、脚の間は水溜り。
フローリングで染み込まないだけに、出した分だけ床にこぼれた。
「また、毒がでたよ」
肩で息しながら、恥ずかしそうに答える。
「…はぁ…ほんともう、自分の体じゃないみたいだよぉ」
甘ったるい口調にだった。
「私、犬じゃないんだよ。ここ電柱じゃないのに…。ごめんなさい」
全裸でタオルを持ち、床を拭く姿を見つめても気にしない。
拭くとブルブルを震えるオッパイ。
明るいのに、もう体を隠すようなことはしなかった。
まあ、それどころではないのだろう。
ぽちゃだと思っていたが、お腹の肉は少なかった。
多分、全体に肉がつくタイプなのだろうか?
着膨れするのは、間違いない。
改めてみても、白い肌に肉付きのいい体だった。
最後に体洗う為に、風呂場まで行った後に付いて行き、
ユニットバスの縁に片足を乗せ、股を開かせてゆっくりと指一本を挿入。
「もう…ダメ、もぅ~ダメだって」
といいながらも、全く力が入らず、自分の体を支えることで精一杯。
風呂場の鏡で寛子の表情を観察。
ふと、寛子も気付き鏡の中でまた目が合う。
「見ないで…、見ないで」
哀願するが、目を逸らさない。
自分が逸らせば、少しは恥ずかしさから逃れられるのに、
虚ろな表情には、そう考える余裕自体ないのだろう。
もう、声はほとんどでないようだ。
途中から、苦しそうな息使いに変わってきた。
このまましても、もう潮は吹かないだろう。
締め付けが強くなってきたところで、中指を追加。
「うぐッ」
苦しそうな声が上がるが、すぐに馴染む。
少し上がった声が一際大きくなったところで、奥まで強めに数回突く。
最後に強く奥まで突いて、一気に指を抜いた。
「あっ、あっ、あっ、ひん!………はあぁぁぁぁぁ」
この時の声も、忘れられない。
強めに突く時が「あっ」。
奥まで突いて抜くときは「ひん!」。
そして、忘れられないことがもう一つ。
ため息のような最後の「…はぁぁぁぁぁ」が上の口から漏れる時、
下の口から漏らしたのは、透明な潮ではなく黄色い液体。
指を抜いた瞬間、栓を抜いたかのように出て止まらない。
それは一本の筋のようにきれいにでるのではなく、
古い蛇口の先から出る水がゴボゴボと音を鳴らしながら出る様子に見えた。
指を入れすぎて、膣が広がったのだろう。
だらしなく漏らし、止まらない。止められない。
寛子はゆっくりとしゃがみ込むが、その姿勢でも止めることはできず、
寛子の上がった息の音と、シャワーの水音と、ともにしばらく流れ出た。
「やだ、何コレ…。どうしよう…ゴメン」
俺は努めて冷静に答える。
「オシッコも毒だって。悪いものいっぱいでたんだよ。それに、気持ち良かったでしょ」
そんな言葉で立ち直ることはないだろう。
「気持ち良すぎだよ。私もう、ダメ」
肩でしていた息が、落ち着いた頃にようやく喋り始める。
「漏らし…ちゃった」
自分の言葉にさらに落ち込む。
それから続く独り言。
「さっきまでと違うよね…」
「言い訳…利かないよ」
「もう、25なのに」
「こんなダメだよ」
「オシッコ…漏らした…」
「有り得ないよね…私」
「…気持ち良すぎたけど…」
「頭おかしくなっちゃった」
「あぁぁぁ、…なにやってるの、私」等々。
ブツブツと口から出る言葉に、彼女に対する俺の歪んだ気持ちは、
激しく萌えて、満たされた。
しゃがみ込んだ時点でシャワーを出して流した為、臭いはなかった。
排水溝に流れるシャワーの水に黄色が混ざらなくなっても、
しゃがんだ彼女に温かいシャワーを掛けてそのままにしておいた。
その姿に、俺のモノはガチガチに立っていた。
しばらくして、タオルを渡し呆然としたままの体を拭き上げた。
スーツを着込み部屋に連れて戻ると、寛子はソファに倒れこむ。
すぐに寝息が聞こえた。
俺は冷静になって考えた。
俺は見たこともない見ることもないだろう寛子の婚約者よりも軽々と上を行く。
彼には、一生見れないような表情、与えられない快楽、
聞けない言葉、そんな寛子を俺は記憶に刻んだ。
もちろん、寛子にも刻まれた。
それで十分だ。
しかも、婚約中の寛子を棒で汚すようなことはしていない。
婚約者に対しても、寛子を立てれる。
事実として間違いなく、俺は寛子とセックスはしていない。
それどころか唇も奪っていない。
胸を触った、股間に触れた。それと、セックスは雲泥の差だ。
それは俺自身、寛子と深い関係にはならなかったという言い訳ができる。
もう別れる寸前とはいえ、俺には彼女がいる。俺は浮気はしていない。
寛子の媚びるような誘惑に負けて、俺が寛子のことが好きだという者がいる中で、
寛子の誘惑に乗らなかったといえる。
屁理屈を並べて、自分の行為を正当化し満足していた。
そこでようやく俺は寛子を許す気になれた。
モノは立ちっぱなし。
もちろん、寛子の体に対してではない。
ソファに大きく座って寝る、寛子が寝返りを打つ頃になって、
ようやく俺は声を掛けた。
おぼつかない様子で服を着て、車に乗り込む。
「部屋、汚してゴメンね」
部屋の鍵を締める時に、俯いて本当にすまなそうに謝ってきた。
俺は完全に寛子に対し、余裕を持っていた。
「気にしなくいいよ」
大きく開くクーペの重いドアを開けて、
長椅子のようなシートをさらに倒して席へエスコートした。
「はぁ」
艶かしくも、後悔の溜め息。
「マッサージどうだった?」
「激しすぎ!死んじゃうよ…。いつもあんなことしてるの?」
「今日はちょっと張り切りすぎたかな。あんな風にされたの、初めて?」
知ってて聞くわけだが。
「…初めてだらけだよ」
恥ずかしそうな横顔。潮吹いたことか、漏らしたことを思い出しているのだろう。
「…嫁入り前にゴメンね。でも、もう嫁入りだから大丈夫」
「大丈夫じゃないよ」
不安そうな顔してこちらをみた。
バラされる心配でもしたのか、俺が怖くなったのか。
「ゴメンね」
俺が弱々しく謝ると、少し不安が抜けたようだ。
すぐに寝息が聞こえてくる。
幹線道路の明かりは寛子の漆黒の髪、白い肌、胸、足を照らす。
稀に混じるオレンジの光。
本当にかわいい姿だった。
そのまま寛子は起きることもなく、着く直前の信号待ちで起した。
もう、ストッキングを履いてない膝を触るようなことはせず、肩を叩く。
慌てて起きて、手荷物をまとめる寛子。
俺はいつもの笑顔をつくり、別れの挨拶をした。
「今日はゴメンね。ばいばい」
俺の態度に安心したのか、寛子もいつもの調子を取り戻し、
かわいい笑顔で挨拶を返してきた。
「バイバ~イ」
実家に着くまでの車の中で考えた。
結局、寛子は俺がイクかなかったことも、
自分が何もしてないことも気になってないようだった。
お姫様は自分が気持ちよくなればそれでいい。
俺への心配や、気持ちよさのことなど大した問題ではないのだろうか。
それ以上に今日の自分の状態があまりにおかしすぎて、俺のことなんて頭にないか。
失望はしていない。改めて寛子の性格を確認しただけだ。
その後、全くいつものように過ごし、寛子の結婚が公開された。
朝礼で改めて紹介された時は、少し落ち込んだ。
改めて俺は寛子のことが好きだったことに気付いた。
ただし、愛しているという訳ではなく、
かなり気持ちが傾いていたという状態だと思う。
冷めていたとはいえ、その後に訪れた彼女との別れの時も、やっぱり好きだった気持ちが残っていたことに気付いた。
俺に「気にするなよ。スカイでもなくてもメロンもある」と声を掛けてくる人もいた。
寛子と話す機会は、もともと少なく無理に話そうとは思わなかった。
検定には二人とも合格していたが、寿退社の迫る寛子と検定自体に価値を感じない俺。
その間に、「一緒に」の意味は欠片もない。
それでも、取り留めのない会話もするし、笑顔で話せた。
寛子の最後の勤務日は後片付けで22時くらいまで残業していた。
このくらいになると、寛子の帰りの電車は少なくなる。
俺は翌日の土曜日も勤務もあり、その日はまだ仕事が残っていた。
「送ってくれない?聞きたいこともあるし」
久しぶりに声を掛けられた。
さみしそうな顔をしてきたが、今から運転して遠い実家に帰る意味は俺になく、
結婚を控えた寛子に一時間以上二人でいることが嫌だった。
「今は、疲れてるし…」
はっきりと喋れずにモゴモゴしていると、珍しく急に怒り出した。
「はっきり言ってよ!」
強い口調。
「明日も仕事だし、今日もまだ終わってないから…」
この「…」が決定的だった。
最後の言葉は、
「男っていつもはっきりしない。あなた、最低ね」
だった。
「男って」と言われても、なんで?という気分だった。
これは後に寛子の後輩から聞いた話なのだが、結婚準備で忙しく最後の方は相当怒りやすかったらしい。
とにかく、最低な終わり方だった。
同期のつながりで、どこで何をしているかは情報が入ってくる。
今は一児の母のようだ。たまに何してるか気になることはある。
しかし、行動として、連絡を取るつもりもないし、会う気なんてない。
お互いこれで良かったのだと思う。