俺はAVに出演したことがある。
俺は大学を卒業して、ある会社に入ったものの、そこはかなりのブラックで、3ヶ月ともたず、続いて入った会社もすぐに倒産してしまい、しばらくプー太郎の生活を余儀なくされていました。
ファストフード店とか、宅配便の仕分けとか、警備員とか、ありとあらゆるバイトに手を出しましたが、なかなか定着できませんでした。
そんな折、最初に勤めた会社で知り合った人から、「面白い仕事がある」と紹介されたのが今やっている仕事です。
その仕事とはAV、つまりアダルトビデオの制作です。
制作現場には、監督、カメラマン、照明、音声、メイクなどのスタッフ、そして女優、男優がいるのですが、俺がやっているのは色んな雑用をこなす係です。
スタジオなどの撮影場所を押さえたり、弁当の手配をしたり、機材を運んだり、出演者への連絡をしたり等々。
テレビ業界で言うと、ADの立場に近いかもしれません。
そんな俺ですが、少し前に男優として出演もしてしまったのです。
それは全く想定外のことでした。
うちの制作会社はドラマ物の他、企画物もよく手掛けています。
企画物というのは、『ナンパシリーズ』とか『童貞シリーズ』とか、そういうやつです。
それらは、実際は事前に出演する人を決めておいて、街でナンパしたように見せたり、男優に童貞のふりをしてもらうというのがお決まりのパターンです。
その日もナンパ物を撮ることになっており、1日で3話を撮影する予定でした。
朝から1話目、2話目と順調に撮影が続き、午後、3話目を撮ることになったのですが、待ち合わせ時間になっても予定していた女優と男優が来ません。
窓口の俺が女優に電話したところ、その人は「あれ?××日じゃないんですか」と。
男優に電話したところ、「俺も××日と聞いたよ」と。
どうやら俺が2人に間違った日程を伝えてしまったようでした。
その時、その女優も男優も撮影場所からは遠く離れた所にいるとのことで、これから駆けつけるのは無理とのこと。
監督に報告したところ、「バカ野郎!」と激怒されました。
他のスタッフも時間調整して来てくれているのに加えて、その日の3話分はまとめて1本のDVD作品にすることになっていて、納品スケジュールも詰まっているため、次の日の朝までに編集を終えてメーカーに出すことになっていたのです。
「撮れなきゃ大損害だぞ。お前の給料で埋めるか?」
監督が胸ぐらを掴まんばかりの剣幕で言います。
代わりに出てくれそうな女優さんを他のスタッフが探しましたが見つかりません。
監督は俺に、「お前が男優をやれ。相手は今からナンパしてこい」と言いました。
その時いた場所は繁華街の近くだったので、ナンパも手だったかもしれませんが、実際はAVに出てくれる女性なんて、そう簡単に見つかるものではありません。
俺が途方に暮れていると監督や他のスタッフがワンボックス車にこもって話し始めました。
メイクの女性まで呼ばれて、ああでもないこうでもないとやっていました。
しばらくして監督が出てきました。
監督は俺を呼ぶと、またもや「お前が男優やれ」と言いました。
俺が返答に困っていると監督は、「ほんで、相手は東出さん(仮名)」と。
(え、東出さん?)
メイクスタッフの女性です。
意味が分からず、「え?どういうことですか?」と聞き返すと、「これから撮る女優だよ」と、監督はメイク担当の東出さんの肩を叩きました。
「え?東出さんって、メイクだけじゃなくて女優もされてたんですか?」
俺が聞くと東出さんは、「そんなことないよ~、ちょっと無理~」と困惑しています。
俺が呆気に取られていると監督は、「面白いかもよ。素人っぽさが出てさ」とニヤニヤしながら言いました。
全くの素人の東出さんと俺を代役に仕立てようということでした。
東出さんは俺より2、3歳上の女性で、たまに撮影現場にメイクとして来ていた人で、他にもイラスト描きやカメラマン、ライターを掛け持ちする多才な人だと聞いていました。
しかし、「さすがにAV女優なんか嫌」と東出さんはごねていました。
「東出ちゃん、頼むよ。時間もないし。かえってリアルな絵が期待できるから。ねっ。本番無しでいいから、疑似でいいから、顔モザ(モザイク)も厚くするし。お願いっ」
と、監督は猫なで声で頭を下げています。
それでも東出さんは頑として拒絶していました。
そんな東出さんを監督が車の陰に連れていって説得し始めました。
2、30分ほどやっていたでしょうか、ようやく東出さんが現れて、渋々といった表情で女優用に用意されていた服に着替え始めました。
俺はドキドキしてきました。
いきなりの男優デビューに加えて、相手役が、これまで一緒に仕事をしてきた裏方のメイクさんだからです。
はっきり言って東出さんは地味系の人で、それまで俺は女として意識したことはありませんでしたが、これからセックス・・・いや、セックスの真似事をする相手になるということを考えると・・・。
俺は興奮の極致に達していました。
当初の作品の筋書きは、男が繁華街で女性をナンパしてホテルに連れ込んでセックスするというものでしたが、監督のアイデアで、臨場感を出すために俺のアパートに人妻を連れ込むという流れに変更になりました。
「きったねーな、お前の部屋」
俺のアパートの部屋に入った監督の第一声でした。
「でもかえってリアルな感じがするぞ。独身男の」
時間がないので早速撮影となりました。
ベッドに東出さんと腰かけ、“ナンパした男とされた女”という設定で会話をします。
「旦那さんとはうまくいってないとか?」
俺がそう聞くと・・・。
「結婚して時間が経つと、だんだんおざなりになって・・・」
と、本当は独身の東出さんがそれっぽく言います。
「じゃあ奥さん、オナニーとかします?」
俺が東出さんの目を見て聞くと、「ええ・・・少し・・・」と恥ずかしそうに答えます。
「ほんとに?見たいな、奥さんのオナニー。ねえ、見せて、ねえねえ見せて」
俺が興奮して食らいついていくと東出さんが、「ごめんなさい、ストップ」と言って監督を見ました。
「どうすればいいんですか・・・?」
泣きそうな東出さん。
監督は、「やってよ、やっちゃってよ、リアルに行こうよ。なるべく長回し(中断しないで撮り続けること)でいきたいから、勢いでいっちゃって」と言いました。
「ねえ、奥さん。オナニーして」
俺の言葉に絶体絶命の東出さんは、意を決したようにベッドに転がりました。
そして服の上から胸を触りはじめます。
(メイクさんがオナニーしてる・・・)
俺は興奮して見ていました。
照明さんも音声さんもいつになく緊張している様子です。
監督が部屋の隅から、「スカートを捲り上げろ」と東出さんに身振り手振りで指示を出しています。
やがて東出さんはスカートを捲り、太ももを触り、さらに露わになったショーツの上から股間を触り始めました。
最初はおっかなびっくりだった手つきが次第にリアルに変わっていきました。
筋に沿って何度もなぞりあげるように動くメイクさんの指・・・。
(あの奥に東出さんのクリトリスがあるんだ。早くクンニしたい)
俺は股間を硬くしながら見ていました。
すると監督が俺に指示を出します。
『チンチンを出してフェラさせろ』というジェスチャーでした。
のっけからフェラというのも斬新な流れでしたが、俺も早く東出さんにフェラしてもらいたくて仕方がありませんでした。
東出さんの口に勃起したチンポを近づけると、東出さんは恥ずかしそうにしていましたが、俺が強引に唇にチンポの先を付けると、シュウマイでも頬張るように俺のチンポを口に含みました。
(メイクさんの口に俺のチンポが入った。フェラしてもらえる)
俺は興奮し過ぎて、大量の我慢汁を東出さんの口に注いでしまったと思います。
気持ちを入れて腰を動かすと東出さんも乗ってきて、濃厚なフェラを仕掛けてきます。
メイクが上手い人はフェラも上手いんだと思いました。
東出さんは俺のチンポを労るように、時にいたぶるように攻めてきました。
見ると、東出さんはフェラしながら自分のショーツの中に手を入れてクリトリスを弄っている様子でした。
何人ものスタッフに見られているという緊張感と恥ずかしさは、いつしか消え失せていました。
(東出さんと最高の時間を過ごしたい)
そんな気分でした。
監督がクンニの指示を出しました。
俺はフェラされながら東出さんのショーツを脱がし、強引に脚を開かせました。
手入れされていないマン毛がボウボウに生えているエロい股間をクンニし始めました。
そこは熱くて汁まみれでした。
あんなに繊細なメイクを施す人が、あそこからエロいマン臭を放ちながらエロ汁をダラダラ溢れさせている。
それは意外な事実でした。
「本番はNG。疑似のみ」とのことでしたが、興奮した俺は東出さんのマンコ弄りがどうしてもしたくて、クリトリスをしこたま舐めた後、膣に指を突っ込んで指ピストンをしました。
東出さんは嫌がるどころか、すごい音をさせて歓んでいました。
いよいよ挿入シーンです。
疑似の約束なので、チンポをマンコで擦る、いわゆる素股をすることになります。
東出さんのヌルヌルに濡れたマンコを俺のヌルヌルチンポで、挿入しているように見せながら擦るのですが、これが気持ち良過ぎました。
チンポの竿で東出さんの敏感なクリトリスをバイオリンを弾くようにニュルニュルニュルニュルと擦ると、東出さんはヒーヒー悲鳴をあげて感じていました。
(これで挿入しないのはかえって申し訳ない!)
俺の独自の判断で、ついにチンポを東出さんのマンコに入れてしまいました。
すんなり入っていきました。
いやむしろ、『待ってたの』と東出さんのマンコから声が聴こえたように思いました。
最高に気持ち良かったです。
その後、耳元で許可をもらって中出しもさせてもらいました。
作品名は決して口にできませんが、最高の出来になったと自負しています。