僕の初体験は21歳の夏と遅いものでした。
大学生だった当時、出会いもなく悶々とした生活の中で、とにかく早く童貞を捨てたいという思いばかりが先走っていました。
ストリップなどで女性の秘めた部分はすでに見てはいましたが、(その中に自らを入れる行為はどんなに気持ちのよいものなのか?)と、そればかり想像してオナニーに耽っていました。
この年で童貞なのは恥ずかしく、同年代の女の子よりは年上の人妻を相手に童貞を捨てたいと考えるようになりました。
ただ、そう簡単に人妻と知り合えるわけもなく、色々考えるうちに『夫婦交際』という世界を知りました。
そこには、ご夫婦同士で楽しむスワッピングや、他の男性を交えての複数プレイなど刺激的な世界がありました。
他の男性と一緒になってセックスするのは抵抗がありましたが、性欲の塊と化した私はこの世界に興味を持ち、そうした出会い系のサイトに、『3Pで僕の童貞を奪ってください』と募集をかけました。
しばらくして、あるご夫婦から1通の返信がありました。
それは、挿入は無理だが、ご夫婦と他の単独男性との3Pの撮影をし、お礼として奥様とのタッチプレイをさせて頂くというものでした。
セックスは出来ないようですが、とにかく興奮することならば何でも興味がありましたので迷わずお会いする約束をとりました。
約束の日、夏の日差しが降り注ぐ昼下がりに、地方の駅のロータリーでご夫婦と待ち合わせをしました。
待ち合わせ場所には1台の車と、その横に立つ男性がいましたので、すぐに合流できました。
ご夫婦の車に乗り込むと助手席には20代後半くらいのスレンダーできれいな奥様がいらっしゃいました。
ロングヘアーに常盤貴子風の顔立ち、タイトなミニスカートから伸びる長い足。
正直、(こんなきれいな人が3Pなんて変態プレイをするのだろうか?)という感じでした。
車の中では旦那さんが、「何で童貞のうちから3Pなんかに興味持つのかな~」なんて笑いながら話していました。
しばらく車で走り郊外のラブホテルに滑り込み、そこでもう1人の単独男性のSさんと合流して部屋に入りました。
初めて入るラブホテルは意外とシンプルで洒落た感じでしたが、これからここで始まることを想像するとドキドキしてきました。
そんな中、それぞれがベッドや椅子に腰掛け、軽い自己紹介と世間話を始めました。
椅子に腰掛けた奥さんの足の間から黒い下着が覗き見え、それだけで興奮してしまいました。
そして雑談もそこそこに単独男性のSさんと奥さんは旦那さんに促され、シャワールームへと消えていきました。
どうやらご夫婦とSさんは前にも3Pをしたことがあるらしく、かなり打ち解けた感じで、シャワールームからは奥さんの嬌声が響いてきます。
(壁一枚向こうで、あの奥さんが裸でシャワーを浴びている・・・)
そんな光景を想像するだけでも僕の股間は熱を帯びてきました。
すると旦那さんが、「覗きに行こうか?」と言いだしたので、カメラを片手に旦那さんとシャワールームを覗きに行くことにしました。
脱衣所には奥さんが先ほどまで身に着けていたパンティーが脱ぎ捨てられていました。
脱ぎたての女性のパンティーを見るのすら初めての体験です。
この布が、奥さんの恥部を覆っていたのかと考えるだけでも妙に興奮してきました。
思わず匂いを嗅いでみたい衝動にも駆られましたが、旦那さんもいるので、恥ずかしく遠慮しておきました。
シャワー室の扉を開けると、湯気の向こうに2人の姿が浮かんできました。
奥さんはイスに座っているようです。
そして、その前で仁王立ちしているSさん。
どうやら奥さんがSさんのペニスを洗っている最中のようでした。
それは洗うというよりは愛撫に近い手つきでした。
Sさんも奥さんの乳房を撫で回しています。
やがて奥さんは、旦那さんに促され、Sさんのペニスを目の前でしゃぶり始めました。
旦那と、僕の見ている前で躊躇無く他人のペニスを頬張る美人妻。
そして、その様子を嬉しそうに眺める旦那さん。
普通では考えられない光景に複数プレイの世界の奥の深さを感じつつも、僕は興奮で痛いほどにペニスを勃起させていました。
初めて男女の性行為の一端を目にしてシャワー室を後にした僕のペニスはジーンズの中でパンパンに膨れ上がっていました。
そうこうするうちに先に入った2人はシャワーを終え、バスタオルを巻いた姿で出てきました。
次に旦那さんが入り、そしてその後に私もシャワーを勧められました。
撮影だけのつもりでしたからシャワーまで浴びるとは思っていませんでしたが、とりあえず軽く汗を流しつつも、念のため股間だけは入念に洗っておきました。
僕はバスタオルを腰に巻き、部屋に戻りました。
他の男性2人と比べると僕の股間だけが勃起してテントのように盛り上がっており、なんだかとても恥ずかしかったです。
4人が部屋に揃うと、いよいよプレイのスタートです。
部屋の照明は一切落とさずに明るいままの部屋の中で、まずはSさんが奥さんとベッドに上がりました。
僕の目の前で2人はベッドサイドに腰をかけ、肩を寄せ合いディープキスを交わしました。
Sさんは唇を重ねつつも手では奥さんのバスタオルを剥いでいきました。
小ぶりな乳房が露わになると、すぐさまSさんの手がそれを覆いました。
さらにSさんは奥さんの手を股間に導き、ペニスを握らせて楽しんでいました。
そして2人はベッドの中央に移り69の体勢になりました。
Sさんが下になり、その上に奥さんが覆いかぶさる瞬間・・・。
目の前には奥さんの恥部が露わになりました。
女性の裸を見るのは初めてではありませんでしたが、スレンダーで美しい奥さんの裸体はストリップのような見せることを前提とした裸とは違い、艶かしく興奮させられました。
Sさんの指先が奥さんの体を撫でるたびに漏れる奥さんの声。
互いの生殖器を舐めあったり手で刺激しあったりと、AVの比ではないくらいの艶かしい世界が広がっていました。
そして、先ほどまで見ず知らずの人たちが目の前で生まれたままの姿になり、興奮した姿を晒しながら求め合ってる姿は、まさに非日常そのものでした。
そして僕はその非日常の光景を夢中でカメラに収めていました。
しばらくSさんと奥さんは絡み合っていましたが、Sさんが緊張のためか勃起出来ずに挿入には至りませんでした。
そこで旦那さんが僕に耳打ちして、「約束通り、カミさんのおっぱいを揉んでもいいよ」と薦めてくれました。
僕はベッドに横たわる奥さんの横に寝そべり、後ろから抱き締めるように奥様の乳房に手を添えました。
そして、そっと小ぶりなバストを揉み始めました。
小ぶりながらもとても柔らかいバストに感動し、僕は夢中で奥さんの乳房を揉みまくりました。
さらに脇でこの様子を見ていたSさんも奥さんの恥部を愛撫し始め、奥さんも声を漏らし始めました。
僕は奥さんに体を密着させ、奥さんの乳房、硬くなった乳首を堪能していました。
当然体を密着させたので、僕の硬くなった部分が奥さんの柔らかなヒップに当たっており、それに気づいた奥さんは僕のバスタオルを剥ぎ取ろうとしてきました。
当時、銭湯などでペニスを晒すのも恥ずかしかったのに、勃起したモノを晒すのはさらに恥ずかしくて抵抗しましたが、呆気なくバスタオルを剥ぎ取られ、ギンギンに立ったペニスを露出されました。
奥さんと2人の男性の視線が僕のペニスに注がれる中、奥さんは指先でペニスを包み込み、擦るように刺激を開始しました。
お互い全裸になって抱きあうのも初めての経験ならば、女性にペニスをしごかれる初めての体験、さらには勃起したペニスを人前に晒す羞恥心・・・。
あまりの気持ちよさに、「あっ、イク・・・」という言葉と共に、僕はあっという間に射精してしまい、奥さんの手の中に大量の精液を放出してしまいました。
奥さんは突然の射精にびっくりしていたようです。
僕は奥さんの手を精液で汚してしまった申し訳なさと、人前で射精まで見られてしまった恥ずかしさで俯いていましたが、旦那さんが「汚れたちんちん洗っておいでよ」と言ってくれたので、逃げるようにバスルームへと向かいました。
シャワーでヌルヌルになったペニスを洗っていると、恥ずかしさと共に興奮も高まっている自分に気がつきました。
そして、再び部屋に戻る頃には、僕のペニスは再び天を仰ぐほどに反り返っていました。
それを見るなり旦那さんは、「ケンくん(僕)、射精したばかりなのに元気だね~」とにやりと笑い、そして奥さんに「彼、セックスしたことないから教えてあげれば?」と持ちかけました。
それに対して奥さんは、「初めてなのに私なんかが相手でいいの?」と聞いてきました。
僕は少し悩みました。
この期に及んでも、やっぱり普通のセックスで初体験したいとの思いがあったのです。
しかし、目の前に裸の女性がいる状況で断るなんて選択肢はなく、「お願いします」と伝えました。
とにかくセックスを体験したい。
童貞を捨てたい。
その一心からの言葉でした。
皆が見守る中、再びベッドに上がり、先ほどと同じように奥さんの乳房を揉みしだいていると、奥さんが、「ゴムをつけてあげる」と言いました。
僕は上半身を起こし、ベッドの上に足を投げ出しペニスを曝け出しました。
奥さんは口にコンドームを咥えると勃起している僕のペニスにするりと口でコンドームをはめ、そのままフェラチオをしてくれました。
目の前には、四つん這いになって僕の股間に顔を埋める奥さん。
そしてその姿をカメラに納める旦那さん、さらに奥さんのヒップを撫で回すSさん。
僕にとっては不思議な光景でしたが、奥さんはそんな事は気にも留めず一心不乱に僕のペニスにしゃぶりつき、いやらしい音を立てながら舌をペニスに絡ませ、僕の股間に顔を埋めていました。
このときのフェラは最高で、今までにこれ以上気持ちのよいフェラをされたことはありません。
これ以上ないほどにギンギンになったペニスを確かめると、僕を誘い入れるように奥さんは足を開いて恥部を曝け出しました。
僕はどうしてよいのか分からず、とりあえず指を恥部へと這わせました。
当時はクリトリスの位置も分かりませんでしたが、とにかくぎこちない愛撫をしては奥さんの恥部を覗き込みました。
程よい量の陰毛に覆われた肉ひだを開いてみると、中は驚くほど美しいピンク色をしていました。
しばらく奥さんの恥部を眺めていると(正確には女性器が濡れているのかどうなのかわからず迷っていただけですが)、旦那さんが「もう入れても平気だよ」と耳打ちしてくれました。
緊張しつつ僕は上体を起こして、開かれた奥さんの足の付け根に自分の股間を寄せました。
そしてペニスの根本を右手で握りつつ先を奥さんのクレパスに宛てがい、入り口を探しました。
事前にエロ本で読んでいた『初めてのセックスの仕方』を参考に、クレパスに沿ってペニスを肛門の方へと這わせていくと僅かに窪んだ入り口と思しき部分を見つけ、僕はゆっくりと腰を沈めました。
すると・・・意外なほどあっさりと僕のペニスは奥さんの中に吸い込まれていきました。
初めての挿入の感想は、(こんなものか・・・)といった感じで、意外なほどあっさりしていました。
「温かい・・・」とか「ものすごい締め付け」といったよく聞く感想は全くなく、自分のペニスが初めて体験する不思議な感覚に戸惑っていたのかもしれません。
ペニスを挿入することに成功した僕はピストン運動を始めましたが、これが思いのほか上手く出来ず、ぎこちなく腰を振っては膣から抜けてしまい、奥さんに手を添えてもらい再び挿入を繰り返していました。
しばらくすると腰の振り方も分かってきてリズミカルにピストン運動を出来るようになりました。
その間にも、自分の妻が童貞学生に性の手ほどきをする様子を撮影している旦那さんのカメラのフラッシュが絶え間なく光っていました。
そして横で見ているSさんも、童貞の拙いセックスのサポートとばかりに奥さんの乳房を揉みしだいたり、自らのペニスを握らせたりと、AV撮影のような状況の中でしたが、僕はとにかく奥さんとの行為にだけ集中し、腰を振り続けました。
やがて絶頂感が近づいてきて、無事に奥さんの中でゴム付き発射をしました。
初めての女性を体験し終えてペニスを引き抜くと、旦那さんがニコニコしながら、「初めてのセックスはどうだった?」と聞いてきました。
僕は「とても気持ちよかったです」と答え、童貞を捨てたことを実感しました。
さらに旦那さんは奥さんにも、「ケン君の童貞、食べちゃったね~、どうだった?」なんてことを聞いていました。
奥さんは嬉しそうに恥ずかしそうに、「ご馳走さまっ」と言って、バスタオルで顔を隠して照れていました。
僕との行為が終わると、今度は旦那さんがバイブやローターを取り出し、Sさんと共に奥さんの恥部に宛てがい遊び始めていました。
奥さんは四つん這いにされると、先ほど僕の童貞を奪ったその場所に、今度はどぎつい原色ピンク色の人口のペニスを受け入れて、アナルにはローターを宛てがわれて身悶えしていました。
奥さんはいやらしくうねるバイブに身を振るわせながらも、お口や手でしっかりと2人のペニスを楽しんでいました。
そんな様子を眺めていたら、私のペニスは2回目の射精直後にも関わらず完全な勃起状態になっていました。
再び反り返ったペニスを見た旦那さんは、「お~!元気だね~(笑)」と言い、コンドームを手渡してくれました。
僕はそれを付けると、今度は奥さんにバックから挿入しました。
正常位より挿入は難しかったですが、はるかに腰を振りやすい体位でした。
そして、正常位よりも周りの状況が分かりやすい体位でしたので、ベッド上で四つん這いになって動物的な交尾をする僕と奥さんに投げかけられる旦那さんとSさんのいやらしい視線まで丸わかりになっていました。
しかし躊躇することなく僕は奥さんのくびれた腰を掴み、パン!パン!パン!と肉と肉のぶつかり合う音を立てながらひたすら腰を振っていました。
ピストンの度に伸びきった陰嚢がフルフルと振り子のように揺れて奥さんの下腹部に当たっています。
さらに正常位とは違い、今度は奥さんとの結合部がはっきりと見て取れる体位でしたから、奥さんの肉ひだが絡みつき、愛液に濡らされて妖しく光る自らのペニスがピストン運動のたびに出たり入ったりする様はいやらしいまでの興奮を与えてくれました。
そのうちに旦那さんが、「今度は立ちバックもやってみなよ」と言ってきました。
一端ペニスを引き抜くと、ベッドの上に立ち体勢を整えました。
奥さんは壁に両手をつけて両足を広げ、男を導くためにお尻を突き上げるようにします。
男を誘ういやらしいメスのポーズに否が応でも興奮してきました。
僕は、その下に広がる肉ひだにペニスを押し当てました。
難しい体位でなかなか入れる事が出来ませんでしたので一度指先で膣口を探り、それからペニスを挿入しました。
僕の腰の動きにあわせて奥さんも吐息を漏らしていました。
つい先ほどまで女を知らなかった僕のペニスは本能のままに奥さんを突き上げていました。
そして突き上げるたびに長めの髪を振り乱し悶える奥さん。
そして徐々に近づいてくる絶頂感に腰の振りも速くなり、立ちバックのまま奥さんの中に深く入れたペニスが激しく脈打ち、そして本日3回目の射精に至りました。
その後、私との行為から間髪開けず、今度は旦那さんと交わり始め、カリ太の黒々とした旦那さんのモノを美味しそうに頬張りつつも、奥様の手は横に座って乳房を愛撫していたSさんの股間に・・・。
そして旦那さんは奥さんを慈しむように何か囁きながら正常位で生のペニスを挿入しました。
奥さんも旦那さんにキツく抱きつき、夫婦の愛のある行為を僕らの前で見せ付けていきます。
体位をバックに変えると、今度は激しい息遣いでピストン運動を繰り返し奥さんを突き上げていました。
奥さんも私との行為のときとは明らかに違う歓喜の声をあげて求め合っています。
しばらくして絶頂に達した旦那さんは、奥さんの背中に大量の精液を放出し果てていました。
代わる代わる男を迎え入れ、ぐったりとベッドに横たわる奥さんを囲み、裸の男が3人が優しく体を愛撫しながら淫靡な時間は終わりを迎えました。
僕はまだまだ奥さんを抱きたいという気持ちがあったのですが、ホテルの時間もあるようなので、シャワーを浴びて着替えました。
最後にシャワーを浴びた奥さんも2時間前と同じ服に身を包み、普通の主婦といった風貌に変わっていました。
つい先ほどまでの、全裸で男3人のペニスを代わる代わる求め、愉しみ、童貞のペニスさえも導き入れた淫靡な女性の影はそこにはありませんでした。
ホテルの駐車場でご夫婦と別れ、私はSさんの車で近くの駅まで送ってもらいました。
その車内でSさんが、「童貞を捨てられて良かったね」と話し掛けてきました。
僕は、「はい・・・」と答えるのが精一杯でした。
確かにとても刺激的な時間を楽しみましたが、(本当にこんな初体験で良かったのか?)という疑問。
そして、どんな形であれ童貞を捨て男になったんだという気持ちが入り混じっていました。
結局、このご夫婦とは1回限りのお付き合いでしたが、私はこの後も様々なご夫婦とのアブノーマルな世界を共にすることになっていきました。