高校の時に教育実習で来た先生との思い出。
その先生は取り立てて美人ってわけではないけど、地味に可愛い色白の人で、何より巨乳だった。
当然男子生徒の間ではその話でもちきり。
単純な俺も、すぐに仄(ほの)かな恋心を抱いた。
ある休日、地元を自転車で走っている時、町に1軒しかない(地元は田舎)ラブホの前を通りかかると、先生が男の人とそこに入っていった。
今思えば、20歳過ぎの女性なのだから当たり前なのだが、当時は先生に対して地味で真面目なイメージがあった分、凄くいやらしく感じた。
翌日、廊下で先生に話しかけた。
「先生さ、昨日男とラブホ行ったろ」
ビックリする先生。
「いいのかよ。先生なのにさ。やらしいよ」
別に責めるつもりじゃなくて、面白半分に言ったのだが、先生は真剣な表情になった。
「・・・放課後、ちょっと話せるかな?」
先生がとても真剣だったので、何だか気まずくなって頷いた。
何となく友達にも言えないまま、放課後になった。
特別棟(理科室とか特別教室ばかり集められた人気のない棟)にある視聴覚室で、先生と話し合う事になった。
「○○君は、どう思った?」
言いにくそうに先生は言った。
「どうって、・・・やる事やってんだな~って感じ」
率直に俺は答えた。
「さっき、やらしいって言ってたじゃない?私、それは違うと思うんだ」
どうやら先生は愛する人とする事の素晴らしさみたいな話をしたいらしい。
けど、所詮普通の大学生。
要領を得ず、俺も??という感じだった。
「あの、もういいよ。いいから帰っていい?」
と、話を遮ろうとした時、
「あ、で、お願いなんだけど、他の先生には黙っていてくれる?」
と先生は媚びる様な目で言った。
それを聞いた俺は凄く腹が立った。
「なんだよ、結局それが言いたかったのかよ。さっきの”良い話”みたいなヤツは教育的な建前かよ」
自分でも、なぜこんなにイラついたのか分からないけど、怒鳴るうちに物凄くサディスティックな気持ちになっていった。
「ねぇ、先生、あのホテルで何してたの?教えてよ。素晴らしい事なんでしょ」
俺は強引に先生の胸を掴んだ。
「!!やめなさい!人を呼ぶわよ!」
先生は身を引こうとしたが、すぐ後ろがホワイトボードなのに気付くと、キッと睨み返した。
生まれて初めて胸を触った事もあって、俺のストッパーは完全に外れてしまった。
「呼べば?でも俺は言うよ。先生はラブホテルに昼間から出入りして、挙げ句の果てに口止めしてきましたって」
ホワイトボード側に先生を追い込んで、顔を覗いた。
近くで見ると、色白で綺麗な肌に、小さいけど形のよい目や唇などのパーツがバランスが良く、余計興奮して無理矢理唇を押し付けた。
先生は表情を歪めながらも、どうすべきかを考えあぐねているようで、抵抗は少なかった。
「先生、こういうの、昨日もしたんでしょ?」
白のタートルセーターの裾を巻く仕上げ、ブラの上から胸を強く掴んだ。
「やめて。痛いわ」
先生は泣きそうな小さな声で言った。
「どうせ本当は好きなんでしょ。こういうの」
ブラを持ち上げ、予想以上に大きな胸の頂上に唇をつけ、レロレロと転がす。
何もかも初めてだったが、興奮があらゆる躊躇を吹き飛ばしていた。
「・・・んっ」
先生が小さな吐息を漏らした。
自分ばかり興奮していたが、先生もだんだんと息が早くなっていた。
「・・・やっぱり先生はやらしいよ」
もう一度、今度は優しく唇を先生に重ねた。
「・・・そうだね」
先生はトロンとした目でそう言うと、俺の肩に額をつけてもたれかかった。
俺はギュッと抱き締めて、
「ごめんなさい」
と言って離そうとした。
途端に申し訳なくなってしまったからだ。
ところが、今度は先生から唇が重ねられた。
それどころか、薄い舌が俺の口の中に入って、クネクネと動いている。
初めての快感に戸惑いながら、もう爆発しそうに興奮した。
「・・・先生?」
「黙ってて・・・」
先生の白い手が制服のズボンの上からあそこを撫でて、ファスナーを静かに下ろした。
ドキドキしながら言われるまま黙っていると、机の上に座らされて、ズボンとトランクスを一度に下げられた。
もう俺のモノは恥ずかしいくらい大きくなっていて、先端からは透明な液体が溢れでていた。
先生は立て膝になり、小さな口をそこに近付けると、先端から根元へとゆっくり沈めていった。
「あ、あ、ああ」
思わず声が出た。
けど、そんな事構わず先生は舌を口の中でクルクルと動かしながら、頭を上下に振った。
先生はその細い指で根元を掴んでみたり、袋の方をなぜたりしながらも、口は絶対に俺のモノから離そうとしない。
「んっ・・む」
一心不乱に、リズミカルに先生は上下運動を繰り返す。
もう、俺の我慢は限界まで来ていた。
年上の女性が、先生が、学校で、俺に跪いて、何でこんな気持ちいい事を・・・頭の中が真っ白になる。
気持ち良さに何も考えられない。
「ああっ!」
一気に先生の口の中に放った。
ドクドクと波打つそれを先生はさっきまでと違って、吸い付くような感じで飲み込んで、そして、小さくなっていくソレを丁寧に舐めている。
「凄く気持ちよかった。ありがとう・・・」
急に照れくさくなって先生の頭を撫でながら言うと、
「・・・あのね、軽蔑しないで聞いてね」
と前置きして、乱れた髪と、身なりを整えると俺の隣に腰かけて話し始めた。
昨日のラブホテルは愛する人なんかじゃなくて、出会い系で知り合った初対面の男だという事。
長く付き合っていた彼氏に浮気され別れてから、カラダが寂しくてそういう事を繰り返している事。
先生は哀しそうに話す。
「君も誰かを好きになったら、その人の事、大事にしてあげてね。寂しくさせないであげてね」
俺はよく分からなかったけど、凄く切なくなって先生を強く抱き締めた。
その後なんとなく気まずいまま彼女の実習期間を終え、連絡先も分からず、完全に途絶えてしまった。
でも、女の人を大事に思う気持ちを初めて抱いたのは、先生だったと思う。