中3の12月、俺に初めて彼女ができた。
彼女は小学校からの同級生で小学校の頃は男勝りでショートカットの子だった。
しかし中学生になると彼女の胸は大きく膨らみ、腰はくびれ、ブルマーから覗く太ももは太すぎず、ガリでもない、絶妙なバランスを保っていた。
しかし、俺の住んでいた田舎では自宅に女の子を連れ込むような真似はできず、お互いキスもしないまま悶々と月日が流れていった。
2人とも高校受験は推薦で2月上旬に決まり、バレンタインデーもそつなく終え、後は卒業式を待つだけの環境となった。
そんなある日の帰り道、彼女は意を決したように俺に言った。
「私達、違う高校に行っても大丈夫かな?」
「大丈夫だよ、俺はお前が好きだから」
「でも、キスとか全然してくれないじゃん。私とはしたくないの?」
「そんな事ねえよ…ただ、誰にも見られずに2人っきりになれるところなんてなかなかないじゃん」
「そうだけど…」
気まずい雰囲気のまま、俺達は互いの家に帰った。
帰宅後、俺は必死に考えた。
「どこに行けば2人きりになれる?」
まだ15の、田舎のガキだ。
ラブホテルに行くなんて発想も出てこないし、金もない。
「金がかからない、しっかり鍵が掛かって2人きりになれる場所…」
!!
「学校の放送室があるじゃないか!鍵は掛かるし、教師もそうそう見回りなんてこない。よーし!」
その時、たまたま放送委員だった俺は、こんな結論に達した。
下校放送の当番の日、俺はもう1人の委員を先に帰らせ、彼女を放送室に呼んだ。
「やっと2人っきりになれた。俺はずっとこうしたかった」
俺は彼女を抱き締め、長いキスをした。
ファーストキスのくせに、思い切りディープキスになってしまったが、彼女も負けじと舌を絡ませてきた。
「んっ…」
彼女から漏れた吐息が俺をますます興奮させ、俺の手は彼女のふくよかな胸に自然と伸びていった。
「あっ…」
彼女は抵抗する事もなくそれを受け入れた。
セーターの上から触る彼女の胸は柔らかく、彼女の恥ずかしそうな表情がますます俺をいきり立たせる。
俺は彼女のセーターとブラウスを脱がし、彼女は大人が着けるのとは違う子供っぽい青いブラジャーとスカート姿になった。
彼女の抵抗は全くなかった。
左手で彼女の胸を愛撫しながら、俺の右手はスカートの中に入っていった。
ブルマーの上から触ってはみたが、生地が意外と厚く、どこがどうなっているかよく分からない。
俺はブルマーを下着ごとずらし、彼女の割れ目に指を入れてみた。
「痛い!」
と彼女が叫んだため、俺は焦って前夜に読んだ雑誌のSEX特集を思い出した。
『クリトリスが感じちゃうんです。19歳R子』のような記事を思い出し、俺はクリトリスを探した。
割れ目から上の方へ指をなぞっていくと、ほんの少し突起したような箇所を見つけた。
(これがクリトリスってやつかな?)
俺はそう信じて、優しく愛撫を始めた。
「気持ちいいか?」
「さっきのは痛かったけど、そこはくすぐったいような気持ちいいような感じがする」
「もっと触っていいか?」
彼女は無言で恥ずかしそうに頷いた。
俺は愛撫を続けた。
そのまま左手で彼女のブラジャーを外し、俺は彼女の胸にむしゃぶりついた。
思えば、よく左手1本でホックを外せたもんだ。
胸をしゃぶられる事は彼女にとっても快感だったらしく、彼女の吐息が少しずつ激しくなる。
「あっ…、あっ…、んんッ!」
俺の興奮はエスカレートし、彼女のスカート、ブルマー、ブラとお揃いの青いパンティーを全て脱がした。
想像通りスタイルの良い裸体がそこにあった。
俺も同時に服を全て脱ぎ、全ての状況は整った。
ゴムもないし、愛撫も十分ではなかったかもしれないが、もう我慢は出来なかった。
「入れるよ…」
彼女はまた無言で頷く。
薄いヘアを掻き分けて、我慢汁でベトベトになったペニスが彼女の割れ目を探す。
グッと抵抗があるところに力を入れると、ペニスがヌルっとした感触に包まれた。
「痛っ…!」
と彼女は痛みを押し殺した声を出した。
俺にその声はほとんど届かず、ペニスが感じる快楽に耽っていて、数十回激しく腰を動かした。
生挿入特有のヌメり、初めて見る女性の裸体、俺を一瞬でイカせるには十分だった。
外出しのタイミングも分からず、そのまま膣内に射精。
温かい膣の中で射精出来るという最高の快楽を最初から経験してしまった。
彼女は特に慌てる様子もなく、
「私はちょっと痛かったな。亮は気持ちよかった?」
と俺に聞きながら後始末をしていた。
幸い彼女が妊娠する事はなく、俺達は卒業を迎えた。
両親が共働きの我が家では、昼間は俺以外誰もいない。
俺達は春休みの間、猿のように、いや、猿以上にヤリまくった。
あれは猿と言うより、どう説明すればいいだろう。
ネズミの方が、性欲が1年中旺盛かもしれない。
繁殖力で言えば、ハエ並みだろうか。
さすがに中出しはもうしなかったものの、一度ナマの気持ちよさを知った俺達はずっとナマでヤリ続けた。
一度ゴムを着けて挿れてみたが、彼女は
「ゴム着けると痛いし、気持ちよくない」
と言ったため、せっかく買ったゴムはお蔵入りとなった。
彼女はフェラチオが気に入ったようで、
「ビクビクなるのが面白いね。私が気持ちよくさせてるんだなって嬉しくなっちゃうよ」
と男心を喜ばせるセリフをよく言っていた。
卒業旅行は、スノボーをしに北海道に行った。
行きの飛行機では、耳が気圧に慣れず看護婦さんにアメをもらった。
その時舐めてたアメは、ヴェルタースオリジナル。
なぜなら、彼女もまた、特別な存在だからです。