その日、会社員の夫は休日にもかかわらず、朝早くから接待のゴルフコンペに出かけてしまって家におりませんでした。ゴルフ・ウィドーというほどではありませんが、なにやかやと休日も夫は不在のことが多いのです。
退屈なところへ腹立だしさもてつだって、わたしはプラリと盛り場へ出かけて行きました。べつに買物などのあてがあったわけではなく、衝動的に家を出て盛り場へ向かっていました。こんなとき、まだ子供がいないの気が楽です。
デパートをひとわたり見て歩き、ウィンドーショッピングを堪能したあと、魚貝類のムニエルがおいしいというレストランに入って、ひとりで食事をしました。
料理は値段のわりにはたしかにおいしく、最近グルメづいてきた舌を満足させることはできましたが、ひとりぽっちだとなんとなく淋しく、満たされない気持ちがするのも否めません。
そんなわたしがレストランを出たとき、街角の靴屋のそばで、人待ち顔に立っている一人の少年の姿が目に止まりました。
高校一年生ぐらいですが、もちろん私服で、背のスラリとした美少年でした。
わたしはなんとなく心が惹かれ、しばらく足を止めて少年のようすを見ていましたところ、その少年はどうやらガールハントをしているらしいのです。
同じ齢ぐらいの少女が、ひとりで、あるいは二人連れで向こうからやってくると、品定めするように見ておいてから、通りすがりになにか声をかけていました。(つきあわないか・・)と誘っているみたいですが、少年から声をかけられた少女たちはみんな、振り切るようにして足早に立ち去って行ってしまいます。
なかなか〝成果″はあがりません。少年はそれほどスレた感じではなく、なんだか可哀想な気もしてきました。
そうしたちょっぴり同情めいた気持ちが、わたしの心の中でいつしか好奇心に変っていったのです。
わたしは、ふっと悪戯っ気を出して、その少年をハントしてみたくなりました。そう思ったら、もう止められません。わたしはツカツカと少年に近寄っていくと、
「あの・・わたしみたいなオバサンじゃあ、ダメかしら~」
そう声をかけますと、少年は驚いたようにマジマジとわたしの顔を見つめ、
「い、いえ・・」と言って口ごもり、なんだか赤くなっているみたいだったのです。(なかなか可愛いところあるわ・・)
嬉しくなったわたしは、自分でも驚くほど大胆に、積極的になって、黙って少年の腕をとると、そのまま歩き出していました。少年も、無言であとについてきます。
(ようし、この子と浮気しちゃおう)
心にそう決めて、わたしはラブホテルへ少年を誘い込んでしまいました。
ホテルの部屋に入って、
「あなた、いつも、あんなふうにして女の子を誘っているの~」
と訊いてみたら
「い、いや、きょう初めてです。いちどガールハントがしてみたくって・・」
少年は恥ずかしそうに、そう答えました。意外と純情な子みたいでした。
わたしは、そんな彼がとっても愛おしくなって、思わずギューッと抱きしめていました。
その瞬間、子宮の奥までがジーンと痺れてくるような、激しく妖しい感覚に襲われました。
抱きしめながら、わたしは少年のズボンの中のモノのソノモノを想像して、早くも、それにむしゃぶりつき、舐めて、吸って、それから自分のアレの中へ導き入れて・・と淫らな思いをめぐらせるとパンティがグッショリ、もうすっかりおかしくなってしまったのです。
雄一と名乗った十六歳の高校生という少年のペニスは、まだたよりなげなところはあリましたが、わたしの手の平に握りしめられて、どんどん硬直していくぱかりでした。
淫乱な人妻になりきったわたしが、夢中でしごきまくるにつれて、雄一クンの興奮も極度に高まってきました。
わたしは全裸になってベッドに横たわると、少年の太腿をわぎといやらしく拡げて
「さあ、雄一クン、わたしのここ、舐めてくれる~」
と言って挑発したのです。
すると、興奮のあまり眼を血走らせた雄一クンは、自分も思いきったように全裸になると、夢中でわたしの股間に顔を押しっけてくるではありませんか。
「女のここ、舐めるの、初めて?」わたしが問いかけても、彼は、「う、うん・・」と返事をするのももどかしげに、夢中でそこを舐めずり始めました。
少年の舌愛撫は、多分に乱暴で、また多少のぎこちなさはありましたが、それでも十六歳の男の子に〝おまんこ″を舐められている・・というあやしい意識だけでも、わたしを狂わせるのに充分でした。
「ああ、そこっ、もっと吸ってェ・・」
「そのビラビラ、噛んでみてっ・・」
などと注文をつけますと、それに応えてくれる雄一クンの口技もしだいにうまくなってきて、わたしがなんにも言わないのに、クリトリスをまるで舌の先でえぐるように転がしてきました。
「あ、あ、ああ、いいわっ……」
わたしは、喘かずにはいられなりました。
快感がツンツンと突き上がってきます。初めのうちの荒々しさや、ぎこちのなさがなくなり、よくなってくるばかりではありませんか。
「わたしのおまんこ、おいしい~?」
わざと卑猥な言葉を使って、雄一クンにそう嘆きかけてみると、彼は、「ううっ・・」と呻き、いっそう激しく吸引してくるばかりです。
少年にクンニされて、もう我憎のできなくなったわたしは、いきなり体を反転させると、こんどは彼のピンピンに張りつめたペニスを自分の口の中に含み入れて、ペチャペチャとしゃぶりだしていました。
「う、ううっ、い、いいっ!」雄一クンくんが、大きな声で喘ぎました。
なかば皮かむりの先端を唇でしごいていると、それだけですぐにでも爆発しそうでした。
猛りに猛り狂った雄一クンのペニスは、わたしの口の中でピクンピクンの脈動しています。
その勢いにあおられて、わたしの舌の動きも早くなってしまいました。
「あ、ああっ、も、もう、ぼ、ぼく、だめだ、たまらないようっ!」
少年はひとこえ高く叫ぶと、とうとう、ねっとりとした樹液をわたしの口の中で発射してきました。
「あ、あふ、あふ、うぐぐぐつ、うぐぐぐぐっ・・」
わたしは一瞬むせかえって、息がつまるほど苦しくなりましたが、必死で、その生臭い樹液を呑み干さずにはいられませんでした。
ゴクン、ゴクンと、ほとばしってくる樹液を喉の奥へ流しこみ、痺れるばかりの快感に酔い痴れながら、早くも私は、次にアソコの中へ少年のペニスを迎え入れるときの淫らな想像にかられていたのです。