彼女は沙織、42歳のバツイチだ。
20歳の娘が一人いる。
俺より一回り年上の美人だ。
あるサイトで知り合って、半年が経つ。
その日も有給休暇を取って沙織とデートした。
あるガソリンスタンドに併設のコーヒーショップで休憩した。
タバコは吸わないが、女性客が多く落ち着かないので、コーヒーを受け取って、奥のガラス張りの喫煙ルームのテーブルに入った。
奥の二人掛け用の席が空いていた。
壁側のベンチシートに沙織を座らせてコーヒーを飲んだ。
途中で隣の席に、沙織と同世代の女性二人組みが座った。
タバコを吸いはじめ、少し煙たかったが我慢した。
沙織の話の途中で、ふと俺はポケットからあるものを出した。
俺「手を出して、目を閉じて」
沙織「何か、プレゼントなの?」
手を差し出した沙織。
それを、俺は沙織の手に乗せた。
俺「まだ目を開いてはだめだよ。ゆっくり、10まで数えてから」
ゆっくりと沙織は1から10まで数えた。
そして目を開けた。
後で沙織から聞いた話だが、最初は紅茶のティバッグと思ったらしい・・・。
目をゆっくりと開いた沙織は、しばらく眺めてからはっとして、それを手に包み込んで隠した。
隣の女性達は話に夢中になって気付いていないが、沙織は横をチラッと見ていた。
沙織「何よ、これ・・・」
俺「それだよ」
沙織「びっくりするじゃない。こんなところで」
そう・・・それは、コンドームが入った袋。
沙織の手を取り、強く握っている袋の指を開かせていった。
沙織の掌にコンドームの袋がひとつ。
沙織「どうするつもりなのよ?」
その袋を取り、テーブルの真ん中に置いた。
沙織「なんでよ」
俺「我慢できない」
沙織「えー!?・・・どこで?」
俺「ほら」
指で俺はそのガラスの外の壁の看板を見せた。
沙織はそれを見た。
しばらく分かっていなかったが・・・。
沙織「トイレ?」
俺「そう」
沙織「無理、無理、無理、無理・・・」
沙織は、強く首を振った。
沙織「人がいっぱい居るよ」
俺「男は、店にはあまり居ないね」
沙織「え!?・・・」
沙織の手を握って立ち上がらせようとする。
首を振り続けている沙織。
俺「さあ、早く」
沙織「無理だってば」
それでも立たせる。
俺「出て右に曲がったらトイレあるから」
沙織「無理、無理」
俺「その奥にタバコの自販機あるから、そこにいるから」
俺は先に喫煙ルームを出た。
しばらく待っていると、少ししかめっ面した沙織がのそのそやって来た。
手前の扉が男子トイレの個室だ。
俺「入るよ」
沙織「本当に?」
答えずに俺は沙織の手を引いて、男子トイレの扉を開き、連れ込んで一緒に入った。
鍵を閉めて沙織を見ると、少し怯えたような顔に手を当てて戸惑っていた。
沙織を便座に座らせて、俺はファスナーを下ろした。
大きくなったペニスを沙織の目の前に出す。
観念したのか、沙織は口に含んでくれた。
奥の女性トイレに女性が歩いて入り、出てくるたびに、その足音に沙織はドキッとしていた。
沙織を立たせ、スカートの中に手を入れる。
ストッキングを腿まで下ろし、あそこを撫でる。
沙織「声が出ちゃう・・・」
必死に声を殺している沙織。
コンドームを被せ、沙織に背中を向けさせる。
パンティを腿まで下ろし、あそこに宛てがう。
先が、挿入していく。
沙織「あっ・・・うっ・・・いやっ・・・」
俺「声出したらだめだ」
沙織は自分の口に手を当てる。
俺は背後から沙織の中を突いていく。
沙織「はあっ・・・ううっ・・・あっ・・・」
必死に我慢している沙織。
俺は、沙織の中でイッた。
沙織「はうっ・・・あっ・・・はあ、はあ・・・」
沙織は肩で大きく息をして、呼吸が乱れている。
素早くペーパーでコンドームを処理して、隅のゴミ箱に入れた。
乱れた髪を直している沙織。
ファスナーを上げ、沙織のあそこもペーパーで拭いてやる。
パンティとストッキングを上げて戻してやり、沙織を抱き締めた。
足元が少しふらついている沙織が、「もう・・・こんなところで・・・」と言って抱き締めてくる。
手を洗い、整えて、足音がない隙に、鍵を掛けて、さっとトイレ個室から出る。
俺「先に、車まで戻っていて」
そう囁くと、頷いた沙織は先に店を出て行った。
支払いをして、店を出て、車に入った。
助手席に座る沙織は、両手で顔を隠していた。
沙織「あーもう、恥ずかしい。あんなところで」
俺は笑った。
足をバタつかせて、沙織は両手で顔を隠しながら・・・。
沙織「もう、ドキドキしたわよ」
ガソリンスタンドを出た。
俺「興奮しただろう?」
沙織「もう、ドキドキ。あーーホッとした」
このときの沙織の横顔は、最高に可愛かった。