僕と彼女の亜美ちゃんは、付き合ってもう5年になる。
同じ高校に通っていたんだけど、亜美ちゃんはそのころ、なんていうか…よくいって文学少女、悪くいうと暗い感じの女の子だった。授業はもちろん真面目に聞いていたし、先生にあてられたら、なんでもすらすらと答えていたのを覚えている。
休み時間はほとんど、教室で読書したりしていた。
僕はその頃サッカー部で、高校生のころってぶっちゃけ、運動部に入っているだけでちょっとモテたりするww
いつもいっしょにいるグループは男女混合で、そこそこかわいい女子もいたし、同じサッカー部の男子3人くらいいて、そいつらも爽やかなイケメンってかんじのやつだった。
今考えると、あの中で、僕が一番顔面偏差値が低かったかもしれない…。泣
亜美ちゃんのことを、同じグループの女子たちは「あの子根暗だよねww」とかいって馬鹿にしていた。
僕もその場では合わせていたけど、正直、勉強ができるのはすごいと思っていたし、ちゃらちゃらして恋愛脳のおまえらよりもずっとすごいだろwって思ってた。
ある夜、宿題をしようとノート類を出していたら、見覚えのないノートがあった。
女の子らしいキャラクターのもので、亜美ちゃんの名前が書いてあった。
僕の高校では、数学の授業をレベルで分けて行っている。よくできる人たちは僕の教室を使っていて、僕はいつもその隣の教室へ移動していた。
おそらく、その数学の授業中に、亜美ちゃんが僕の机に座ることになっていたんだと思う。
翌日返すことにして、すこしだけ中を開いて見てみた。
きっと、びっしりと綺麗な字でかかれた数式とかが並んでいるんだろう…そう思ったら、並んでいるのは文字ばかり。
不思議に思って、ノートの表を確認してみても、教科名を書いていない。
もしかしたら、何か趣味のノート?そう思って読み進めていってみたら、なんとそれは、官能小説だった。
しかも、亜美ちゃんが自分で書いているらしい。
そこで、とある部分で何度も何度も消しゴムで消して書き直した跡があるのが気になった。
前後の流れから察するに、多分、女の子が男にフェラしているシーンなんだと思う。
翌日の放課後、用事があるといって部活を休んだ。
亜美ちゃんにこっそりついていくと、図書室についた。
奥のほうの席に座った亜美ちゃんの隣にそっと腰かけて、ノートに付箋をつけて返した。
付箋には、
「ごめん、読んじゃいました。小説書いてるなんてすごいね」
って書いた。
亜美ちゃんは僕が差し出したノートを見て、官能小説を書いていたノートだって気づくと、耳まで真っ赤になって、メガネの奥の目が一気に涙ぐんでた;
慌てて、小声で、
「誰にも言ってないし、いうつもりもないから。小説かけるの、素直にすごいと思うし」
そういった。
そしたら亜美ちゃん、無言で僕の手を掴んで、ぐいぐいと別の棟へと引っ張っていった。
そして予備の机や椅子ばかりが置いてある教室に入ると、がちゃんと鍵を閉めてしまった。
なんで鍵しめるんだろうって思っていたら、
「ああいうの書いてるの、変だって思わないの?」
って。
「思わないよ。だって、官能小説家とかもいるし。文章かけるのはすごいと思うし」
「じゃあ、協力してくれませんか?読んだならわかったと思うけど……その、私、男の人のあれを見たことがないから…うまく描写できないの」
「え?」
まさか、そんなことを頼まれるなんて夢にも思っていなかった。
でも、僕が断って、もしほかの男子にお願いしたら……それはなんかいやかもしれない。
そう思って、「わかったよ」ってベルトをはずしてズボンの前を緩めた。
パンツを下ろして机に軽く腰かけると、亜美ちゃんは怖ず怖ずと近づいてきて、じっと観察してきた。
その間にも、ドキドキして心臓が破裂しようになって、あそこはすぐにがちがちにw
それがどういう意味か、官能小説を書くくらいだから、亜美ちゃんもわかっているはずで。真っ赤になりながら、
「それって、そうなっちゃうと、つらいんでしょ?その……私でよかったら、してあげようか?」
って。
びっくりしたけど、でもやっぱ、高校生男子だぞ?そんな申し出を断るはずなんてないww
「じゃ、じゃあ…ごめん、お願いしてもいいかな」
「ん…わかった」
亜美ちゃんが、僕の方へ近づいてきて、床に膝立ちになって、僕の足の間に顔をうずめてきた。
長い髪を耳にかけながら、必死であそこを舐めてくれて。
「初めてだからうまくできるかわからないけど……痛いとか、あったら言ってね…」
赤い舌を出して舐めあげながら、無意識なんだろうけど、上目遣いで言われて、かわいくてエロくて、くらくらした。
初めての、女の子のやわらかい舌と、温かい口の中の感触に、もったいないからもっと長く味わいたいって思ったのに、あっけなく射精してしまった。
僕のあれが全部精子を出し切るまで、亜美ちゃんは手で優しくしごいてくれて。
袋の裏にまで垂れてしまった精液をきちんと拭ってくれたり、ズボンに飛んでしまったところも、ハンカチを濡らしてきて拭いてくれた。
「ご、ごめん!こんなことまでさせちゃって…」
「ううん、大丈夫。ちゃんと、気持ちよくなれたかな」
メガネにもかかってしまって、亜美ちゃんはポケットから出したハンカチでそれを拭いながら、恥ずかしそうにそう聞いてきて。
メガネをはずした素顔が思いのほかかわいかったのと、なんかすごい気遣いしてくれるのが、女の子らしくていいな~って思って。
思わずその場で、
「ぼ、僕と付き合ってくれ!こういうことしてくれるからとかじゃなくって…本好きなとことか、いいと思うんだ!高校卒業するまで、僕からエロいことはしないって約束する!で、でも小説の手伝いとかなら、できる範囲で協力するから」
勢いだけで告白したんだけど、亜美ちゃんのあのときのびっくりした顔は、いつになってもわすれられないと思う。
すぐにオッケーしてくれて、晴れて付き合うことになったんだけど。
翌日、グループのやつに言ったら、みんなすっげ~びっくりしてたよww
成人式出たあと、亜美ちゃんとふたりだけで、初めて居酒屋でお酒飲んでさ。
「私たち、付き合う前に、あそこ見たりしちゃったよね」
って、昔話して、すっごい懐かしくなったから、書いてみたった。
実はあのあと、亜美ちゃんの真似して僕も官能小説書いてた時期があってさ。
イメージがわかないから…とかいって、亜美ちゃんのあそこを見せてもらったこともあったなw
あの頃よりも、ずっと明るくなったし、おしゃれにもなったけど……亜美ちゃんはやっぱ、中身がけっこうエッチでさww
もう20だし、避妊はしっかりしつつ、めちゃくちゃセックスしてますww
正直、たいしたケンカもせずにもう5年くらい付き合っているのは、セックスが合うからかな~って気もする。
体だけってわけじゃなくって、普段はそんな雰囲気ぜんぜんないのに、セックスが始まったとたんにエロいスイッチが入るっていうかww
「亜美の彼氏専用おまんこに、早くオチンチン入れてぇ」
とかって、よだれ垂らしながらおねだりしてくるんだよww
まぁ、僕がしこんだんですけどねww
よだれ垂らすとか、エロゲとかAVの中だけのことだろって思うかもしれないけど。
喘ぎまくってたら、垂れるっぽいよ。
口開けたまんまだから、よだれは垂れるは、喉はからからになるわで大変らしいww
お互いの部屋のベッドでセックスしたら、枕カバーはびしょびしょになるわ、シーツもけっこう濡れるわで……最初は困ったけど、最近ではもうラブホを使うとか、そんな余裕がないときにはベッドと枕にバスタオルをしいてからセックスするようにしてる。
セックス終わって、けだるい体でバスタオルをはがす作業してると、なんか二人して笑っちゃうんだけどさww
高校の同級生には、口がさけても、こんなこと言えないよな