私のお下がりでいいなら好きにして | H体験談~エロばなまとめ

   

私のお下がりでいいなら好きにして

当時(高2)私は、シンゴ(仮名)と付き合って丸2年の記念日を迎えようとしていました。

中2の時にからよく一緒に遊んでた仲良しグループのシンゴと中3の夏休みから付き合い始めて、シンゴのことを大好きだった私は記念日にシンゴをビックリさせようと思って、仲良しグループの一人でシンゴの親友のトール(仮名)にシンゴが欲しがっているものなどを聞いたりしていました。
ある日シンゴから『話があるから家にきて』とメールがあり、記念日の事だと思った私は学校帰りにシンゴの家に寄ることにしました。
シンゴの部屋でノーテンキに記念日のデートプランなどの話をしていると、突然シンゴが「オマエ、俺の事裏切っといてよくそんな話が出来るな!」とキレだしました。
ワケが分からずきょとんとしてると、「ハルナ(仮名)から全部聞いてんだ!!」と言われ、ビンタされました。

ハルナは仲良しグループの一人で、私とトールと同じ高校へ、シンゴは違う高校へ進学してました。
分かりずらくてスイマセン・・・。

なぜビンタされたのか分からず、痛さで半泣きになりながら「なんのこと?ハルナはなんて言ってたの?」と聞きました。
シンゴは「トールと浮気してんだろ!」と言い、私が「してないよ!」というと、またキレだして「全部分かってんだ!学校違うからバレないと思ってたのか!もうやったのか!?マジむかつく!!」とか言いながら、私に馬乗りになり何度も顔を殴られました。
抵抗もできず殴られてるうちに(このまま死ぬのかな・・・)とか考えてたら、シンゴの兄が部屋に来て「オマエ殺す気か!?」みたいな感じでシンゴを止めてくれました。

兄はシンゴから話を聞いているようで「冷静に話をしよう」と言われました。
私は「浮気はしてない、トールには記念日(サプライズのこと)の相談をしてた」というような話をしました。
シンゴには「オマエが言わないからだ!俺に隠し事をするな」みたいに言われ、兄には「シンゴが許すなら今回は俺も我慢するけど、次は無いからな!」と私の背中にケリを入れて部屋から出て行きました。

結局シンゴと兄の中では『浮気をした私をシンゴが許した』事になって終わりました。
混乱しながらも、シンゴの事が大好きで「私のことを愛しているからやきもちを妬いた、私はとても愛されてる」と勘違いしてた私はその後も付き合っていました。

家に帰って私の腫れた顔を見た親は理由を聞き「(脳とかに)何かあったら困るから一応病院に行こう」といって治療してもらい、腫れがひくまで学校を休みました。
その間、シンゴとは電話でやり取りをしていましたが、たまに冷たい態度をとられたり「今忙しいから」と切られたりする事もあり、早くシンゴに会いたいと思っていました。
久しぶりに学校へ行くとトールが休んでいて、他の友達に聞いたらシンゴとケンカして腕を折って入院していると言われました。
ハルナにはシンゴに何を言ったか聞いたのですが「別に何も?最近トールと仲がいいと言っただけ」と言われ、私もおとなしく引き下がってしまいました。

その日の放課後、私はシンゴに会いに行こうと思い電話をしましたが、何度かけても電源が入っていないと案内が流れました。
今まで3日以上会わないことが無く、ケガでずっと会ってないことと、なんともいえない不安でシンゴの家に行きました。
シンゴの家のチャイムを鳴らしても誰も出てこなかったのですが、シンゴの部屋のあたりから大音量の音楽が漏れ聞こえてたので勝手に家に入ってみる事にしました。
玄関に女物のローファーがあり、不安はますます大きくなり(このまま帰ろうか・・・)とも考えましたが、勇気を出してシンゴの部屋のドアを開けると、ゴミ箱の周りに散乱したティッシュと使用済みのゴム、裸でベッドでいちゃいちゃしてるシンゴとハルナがいました。



シンゴはすごくビックリした後「違う違う、これは違うんだ!浮気じゃない!」とか言いながら慌ててパンツを履き、ハルナにも服を着せようとしましたが、ハルナが「いいじゃぁん。見られたなら隠さなくてもぉ、あっちも浮気してたんだしぃ、私のほうが気持ちいいっていってたじゃん(ニヤニヤ)」と言いながら馬鹿にしたようにこちらを向いていました。

シンゴはその言葉に開き直り「そうだな、俺も浮気されたんだし、お互い様だよな!」と言いました。

顔面蒼白な私は悔しさと悲しさで帰ろうと玄関まで走ってきたら、開け放した部屋の中から「ぎゃははは、いい気味!つか、チョーうぜぇ!!」と言うハルナの言葉と、一緒に笑うシンゴの声が聞こえて(なぜ私はシンゴが好きなのだろう?)と言う気持ちが浮かんできて、シンゴへの盲目的な愛情も消え、咄嗟に玄関にある傘を2~3本もってシンゴの部屋に行き、「私が浮気したって言われたとき、てめぇ私に何したか覚えてねぇのか!」と叫びながらシンゴを叩きまくりました。
ハルナはまだ裸のまま「何やってんの!?やめろよ、ブス!」と言ってきましたが、私が手を止めて睨むと布団をかぶり黙りました。
傘がボロボロになるまでシンゴを叩いてもすっきりせず、部屋の中のモノというモノをシンゴに投げつけ、コンポやテーブル、本棚(スチールラックみたいな棚)をひっくり返しました。
(DQNですいません・・・)

気が狂ったように暴れる私を初めて見たシンゴは呆然としていたようですが、暴れ終わった私に消え入りそうな声で「浮気してごめん、もうやめて」と言いました。
私は「殴られて顔の腫れと痣がひくまで3週間もかかったんだよ、これくらいされて当然だよね?もうアンタはいらない、2度と顔見せないで」と言うと、シンゴは泣きながら「オマエしか好きじゃない!もうしない!別れない!」とすがり付いてきましたが、使用済みのティッシュをシンゴの口に突っ込み「・・・もう喋るな」と呆れ顔で言いました。
帰り際にハルナに「別れたなら、私がシンゴと付き合っても文句言わないでね!」と言われたので、見下した半笑いで「私のお下がりでいいなら好きにして」と言って部屋を出ました。
ハルナは何か叫んでモノを投げつけてきてました。
当たってませんけどw

後日談ですが、シンゴの兄から電話がかかってきて「暴行罪で訴えてやる!それが嫌なら金もってこい!」と言われ、仲良しで強い兄ちゃんの援護で調子に乗ったシンゴも電話で「よりを戻してこれから一生逆らわないと誓えるなら許してやってもいい(ニヤニヤ)」と言ってきましたが、「以前顔を殴られたときの診断書があるから(親が取っていた)こちらもそれで訴える!!」と言うと何も言ってこなくなりました。
その診断書で訴えられるかは知りませんでしたが、ハッタリかましてみたら成功したようです。

トールの親と、トールの彼女は事の経緯を詳しく知って、シンゴとシンゴの兄(二人がかりでトールをリンチをしたらしい)を訴えたようです。
聞いたところによるとシンゴは学校をやめ、兄は仕事をクビになったそうです。

元はといえばハルナの嘘によってトールが巻き込まれたので、シンゴが裁判沙汰になると聞きハルナも学校をやめました。

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