私(洋一:31歳)と会社の後輩(悟:30歳)とその妻(美香:34歳)の話です。
職場の後輩である悟と先輩であった美香は、5年前に社内恋愛の末に結婚。
その2人を引き合わせたのは他でもないこの私。
そういう経緯もあって、悟はもちろんの事、結婚と同時に退社した美香とも現在にいたるまで交流があり、彼らの家にも頻繁にお邪魔したりするほどの仲。
人にお節介を焼いているのは良いが、当の私は今だ独り身で、生活も不摂生なのでよく美香の手料理を食べさせてもらっていた。
こうして3人でたまに食事をして酒を飲んで、馬鹿な事など話して楽しんでいたのだが、会社の都合で後輩の悟が突然の転勤になった。
転勤といっても短期間(約半年)なので単身赴任する事になった。
そして悟が転勤して1ヶ月くらいしてから美香からメールがきた。
その内容は
『大した事じゃないけど、洋一君に相談したい事があるの。今晩都合どう?もしよければウチに来てくれないかな、晩御飯は用意しておくから』
というようなものだった。
私は悟が浮気でもしたのか?と思いながらも、美香とも親しい仲なので
『いいよ、俺なんかでよければ』
と返信した。
その晩、退社し途中で酒を買ってから真っ直ぐ美香の元へ向かった。
家へ着くと
「ゴメンね~わざわざ呼出しちゃって、さっ入って」
と美香が迎えてくれた。
一杯やりながら彼女が用意してくれた牡蠣鍋を平らげ、食卓からリビングのソファーに腰かけて一服しながら彼女が食事の後片付けを済ますのを待っていた。
後片付けを終え、私のいるリビングの方へ来た美香としばらく雑談を交わしていたが、肝心の相談をなかなか切り出さない。
たまりかねて、私から相談事とは何かと聞いてみたところ、私の座っている2人掛けソファーにぐいっと強引に座ってきて、私の腕に自分の腕を絡み付けてきて私の肩にピタッと頬を寄せてきた。
香水なのか、凄く良い香りがして鼓動が高鳴った。
どうしたのか?と聞いてみても彼女は目を閉じて黙っている。
すると、突然私の膝の上に跨がり、首に腕を巻き付かせてキスをしてきた。
驚いた私が、
「ど、どうしたのさ」
と言うと
「分かるでしょ、女に言わせるつもり」
と言うと、またキスをしてきて今度は舌を入れてきた。
普段の優しくて貞淑で、なにより美人な美香。
そんな悟の自慢の妻である彼女からは想像も出来ないような言動に驚くと同時にゾクッとするような色気を感じた。
「ダメだよ・・・」
そう言いながらも私の理性は薄れていく。
その証拠にペニスは硬くなっていた。
キスをしながら彼女の胸に手を当て、服の上から揉むと、重ねていた唇が弾けるように離れて熱い吐息が
「あっ」
という声にならない声と共に漏れ、恥ずかしそうに俯いた。
興奮と緊張で肉体の感覚が鋭くなっているようだ。
こんな状況ではもう止められない、私は美香の手を掴み自分の股間にあてがった。
「・・・硬くなってるね、見ていい?」
と美香が言ったので
「・・・うん、いいよ。美香ちゃんのも触るよ」
とスカートの中に手を忍ばせたら恥ずかしがって少し腰を捻ったが、それ以上抵抗はしなかった。
そしてパンティーの横から彼女の割れ目に指を滑らせると、もう溢れんばかりの愛液が指に絡みついてきた。
愛液まみれの指を彼女に見せつけ、
「もうこんなになってるよ、美香ちゃんのエッチ」
とからかう。
「やだっ」
と小さな声で言い、ソファーの脇にあったティッシュで私の指についた恥ずかしい液を拭いてから私のズボンのチャックを下ろす。
さすが人妻、馴れた手つきでスルッとズボンを脱がせて私の下半身を下着一枚にしてしまった。
彼女は下着に指をかけ、私の目を一瞬見てから少し笑っているような淫靡な表情でゆっくりとペニスを露出させながら下着を脱がせた。
「へ~、洋一君のこんなにおっきかったんだ」
とまじまじペニスを眺められて、私は恥ずかしさから
「お世辞言わないでよ」
とふざけた感じで怒った。
美香はクスッと笑って
「お世辞じゃないもん、凄く男らしいよ」
と言って真剣な顔になり、柔らかで生暖かい口に亀頭を含み、唾液で滑りをよくしてから上下に動かしていく。
緩急のつけ方や舌使いが絶妙で、フェラが上手いとはこういう事なのかと感心してしまうほどだった。
こんな舌技の前ではすぐに絶頂に達してしまうと思った私は待ったをかけ、彼女の服を脱がせ自分も全裸になった。
彼女は恥ずかしそうにしていたが、私から見て恥ずかしいところなど1つも無い細身で色白の綺麗な肉体。
正直に、
「めちゃくちゃ綺麗な体だね、三十路越えてるとは思えないよ」
と言うと
「三十路越えてるは余計よ」
とたしらめられて2人とも笑った。
この事でまた少し緊張が解け、彼女を引き寄せ裸で抱き合いキスをした。
抱き締めている間、私の硬く勃起したペニスは美香の腹に当たっていた。
彼女はそれを優しくさすったり握ったりしてくれていて心地よかったのを覚えている。
私達はベッドに移動し、互いに互いの生殖器を求め合い、69の体勢になり、しゃぶり、吸い、飲み、2人陰部や陰毛、肛門はよだれや体液でビショビショになっていった。
そうしてしばらく貪りあっているうちに
「もうダメ・・・我慢出来ないよぉ」
と美香は泣きそうな声を上げた。
私が意地悪っぽく、
「何が我慢出来ないの?」
と聞くと、
「入れてほしいの」
と美香。
さらに意地悪っぽく。
「何を?」
と問い正すと、
「・・・洋一君のオチンチン・・・・・・・・・もうっ、変な事言わせないで!」
と私の胸に顔を埋めてギュッとしがみついた。
それを見てますます彼女の事を愛らしく思い、次第に後輩悟への背徳感を心の隅に追いやってしまっていた。
私は美香の体の上に伸し掛かり、ペニスを彼女のクリトリスに当て、亀頭の裏側を擦りつけて愛撫した。
「ダメェ~!」
彼女の白く引き締まった腹がビクンビクンと痙攣し、感じているのが手に取るように伝わる。
いい加減焦らしたところでペニスをヌルヌルの割れ目にゆっくりと埋めていった。
「んはぁぁぁ・・・!」
根元まで私の全てを受け入れた彼女は歓喜の鳴き声を上げ、また体を痙攣させる。
息の荒い彼女を落ち着かせるために、しばらくは動かず挿入したまま抱き締めた。
「ずっと前から洋一の事が欲しかったの・・・」
私の耳元で囁いた彼女は、もう私の事を君付けで呼ばなくなっていた。
そして、私達は10代の恋人同士のように激しく交わり、お互いに絶頂と射精を繰り返し、気付けば朝まで愛し合い、その日私は会社を休み、寝て起きては1つになり、夜まで一緒に過ごした。
しかし、これはいけない事だと話し合い、一度きりの情事であると割り切って友人に戻ったが、その後、転勤から帰った悟の目をしばらく直視出来なかったのは言うまでもない。
しかも数ヶ月後、彼から美香が妊娠したと嬉しそうに報告を受けたが私は内心穏やかではない。
なぜなら、彼女との行為は避妊などしていなかったから・・・。
せめてもの救いは、悟と私の血液型が同じという事。
子供の顔が私にそっくりだとかDNA鑑定だとかそういうややこしい事にならぬよう心から祈っている。