この前大学の友達5人で、コタツで鍋パーティーをやった。
今回は女の子2人に男3人。
コタツ狭めぇ~よ!と言いつつ5人で呑んで食べて楽しく過ごした。
毎回の事なんだけど俺は酒に弱いから、コタツになんて入ってたら寝てしまう。
その時もそうだった。
いつもと違うのは、そこが女の子の部屋だったって事ぐらい。
記憶があったのは0時過ぎ。
後から聞いた話だと、2時ぐらいまでみんな飲んでたみたい。
俺は速攻で寝ちゃって、コタツを陣取ってたから邪魔だったと言われた。
結局コタツ班と雑魚寝班に別れてそのまま寝たらしい。
一回トイレに起きたんだけど、コタツには紗織が1人入ってた。
紗織ってのはその家の主でして、恐らく学校の知り合いの中じゃ1番モテる女の子。
パッと見は気が強そうに見えるんだけど、実は逆にドMっぽい性格。
見た目とのギャップに周りの男も
「萌えるわぁ~」
と評判がイイ。
165cmぐらいある身長にスラリとした体型だから、あんまり男は声を掛けてこないみたいだけど。
1年の頃俺は紗織の同じ高校だった女の子と付き合ってた。
半年ぐらいで別れちゃったんだけど、それ以来妙に仲良くしてる間柄。
その時の鍋も、俺が紗織に提案して実現したって感じだった。
紗織の家でやるって聞いて、男が3人になっちゃったんだけどね。
まぁ~そんな話はイイか。
紗織は多分気を使ったんだと思う。
男は横で雑魚寝してて、女の子はベッドで寝てたみたい。
紗織もベッドで寝ればイイのに・・・と思いながら、またコタツに入って爆睡してた。
何時間かしてまた目が覚めると、今度は足に違和感を覚えた。
酒が抜けてないからまだぼんやりしてたんだけど、紗織の足が俺の足に絡んでる事にようやく気が付いた。
ただ上に乗ってるとか邪魔だから的な感じではなく、しっかり俺の足に絡み付くような感じ。
あれぇ~?なんで紗織はこんな事してんだぁ~と思いながらまた夢の中へ。
ガタガタという物音と人の喋る声がして寝ぼけながら半分だけ覚醒。
喋る内容や音からして、皆が帰るとか何とか言ってる。
あぁ~俺も帰らなきゃ~と思いつつまた夢の中w
次に目が覚めた時は、ホントびっくりして飛び起きそうだった。
あぁ~気持ちイイ~なぁ~なんだろぉ~~って夢心地だったんだけど、その気持ち良さが一気に現実へ引き戻してくれた。
勃起した俺のチンコを誰かがシコシコとやってる。
ゆっくりとシコシコやってるんだけど、微妙に自分の手じゃない感じで気持ちがイイ。
頭の中は当然のようにパニック。
だってまだ寝惚けてたから、周りに友達がみんな寝てると思い込んでたし。
ヤバい、ヤバい、としか思えず目も開けられない。
どういう事だ?あれ?誰が手コキしてんだ?えっ?誰??
もうパニくってる頭をなんとか整理しようと頑張ってみた。
でもよく分からない俺は、寝返りみたいな感じで頭を反対側に動かしながら薄目を開けてみた。
カーテンは閉じられているけど薄暗い部屋、ベッドには誰もいないし雑魚寝してた友達もいない。
それを見て、あっ!さっきみんな帰ったんだ・・・と思い出した。
俺が顔を動かした瞬間、手コキはピタリと止まった。
止まったっていうかチンコから手が離れたんだが。
みんなが帰ったって事は、手コキしてるのは紗織か?
でも何で紗織が俺のチンコを?あれれ?とまたもや軽くパニック。
するとまたチンコに手が触れる感触があり、ゆっくりと手コキが始まった。
またもや気持ち良さが始まってしまい、どうして良いのか分からない状況。
なんで紗織が手コキしてるのか、全く理解できずにいた。
でもそうこうしてるうちに、快楽がドンドンとデカくなっていく始末。
このまま手コキされたら精子出ちゃうわ・・・とマジで思い始めた。
いくらん何でもコタツの中で精子をぶちまけるわけにはいかないでしょw
紗織が手コキしてるからといっても、他人様のコタツ布団に精子を遠慮なく放出できるほど図太くない。
そうこう考えていると時間が無くなってきた。
ヤバいかも、マジでこのままじゃイクじゃん・・・と思い、また寝返りをしてみた。
するとサッと手が引っ込んで、チンコがフリーになった。
ここがチャンス!とばかりに
「うぅ~ん・・・」
とワザとらしく起きてみた。
横になったままで目を開けて左右を見たけど誰もいない。
起き上ってみると、左側に紗織が寝ててる。
おいおい・・・手コキしておいて寝たふりですか?とw
だからわざと
「あれっ・・・」
と声を出しながら、焦ったフリしてチンコをしまった。
そしたら紗織が
「起きたぁ?」
と声を掛けてきた。
もうね、何が何だか分からん状態ですよ。
美人でスタイルも良い紗織が、なぜか寝てる間に手コキしてきちゃって。
しかも昔は紗織の友達の元彼なわけで。
恋愛感情なんて微塵も感じた事無かったし、ホント意味が分からん状態だったんです。
「酔っ払ってまた寝ちゃったよ・・・みんなは?」
「もうとっくに帰ったよぉ~」
「そっかぁ・・ごめんな~寝ちゃってて。
朝飯は?」
「ううん、食べてないけど。食べに行く?」
「そだね、俺帰って卒論もしなきゃだし」
勇気の無い俺は、変に強がっちゃってそんな事を口走ってた。
なんとなく残念そうな紗織だったが、じゃ着替えて行こうかっ!と立ち上がった。
今まで見た事も無い紗織の部屋着姿にビックリしたが、あえてそこは平静を装ってた残念な俺。
キャップを被ってマックに行き、一緒に食べてそのまま帰った。
どう考えても紗織が手コキしてたんだが、この先どう接して良いのか分からんのです。
どう見ても俺と紗織じゃ不釣り合いな男女だし、一時の迷いだったりしたら・・・なんて事もあるし。
もっと俺に勇気があれば、あの時紗織とエッチしちゃってたと思う。
部屋着だったのも皆を帰してたのも、もしかしたら期待してたのかも?なんて思うわけです。
あぁ~~参ったなぁ~ホント最悪な俺です。