遂に姉と一つになれた喜びで、自分は思わず姉の名を呼びました
「○○○!」
 名前を呼ばれたのがおかしかったらしい姉は
 「ちょっと、なぁに?」
 そう言って、照れた表情で微笑みました
 いつも綺麗だとばかり思っていた姉が、とても可愛く見えて、体をくっつけて暫く抱きしめていました
 素肌で密着すると、むっちりしたバストが気持ちよく、肌自体も吸い付く様にまとわり付かれる感じでした
 姉の中は温かく、隙間なくみっちりと締め付けてきて、挿入時の快感で直ぐにイッてしまいそうでしたので、動かさずに感触だけを楽しみました。
 自分のティンポは長いので、奥を突いて痛みを感じさせない様に、ゆっくりと一番底に亀頭の先を付け、そこより深く突かない為にティンポの根元を指でくくってピストンを始めました
 右手で根元を握っていたので、動きもぎこちなく、おかしいと思ったのか、姉も
 「何してるの?」
 と、不審な様子で訊ねてきました
自分が以前、他の女性とセックスした時に、深く迄突いて、子宮の入口に当たって痛い思いをさせた事を説明すると、姉は笑って
 「痛かったら言うから、しっかり動いてもらった方がいいかな」
 そう言うので、そっと腰を沈めて、硬い子宮口に当たっても亀頭をグッと押し込んでみました
 痛がるかと心配でしたが、姉はそんな素振りは見せず、逆に自分が、殆ど根元迄入りきった事に驚いていました
 自分自身が、すっかり姉の身体の中に包まれた気がして、性的な快感は言うに及ばず、精神的にも今までにない充足感に満たされたと思います
 当に包み込まれて、一つになった感じ
 姉は
 「そんなに痛くないよ。大丈夫みたい」
 「動いてよぉー」
 そう言うと、自分から腰を軽く動かし、ティンポを擦ってきました
 自分もそれに応じて、少しずつ出し入れを始めましたが、余りの気持ちよさから、直ぐに激しく突き出しました
 なるべく長くストロークをとって、姉にもよくなってもらおうとしていました
 運動を始めると
 「うっ…、あっ…」
 姉も声を上げましたが、その声が演技の様な気がしました
弟ですから、本気か否かは分かるつもりです
 目を合わせると、姉が微笑みかけてくれて、その笑みが、自分の稚拙なテクニックに対する余裕だと感じた自分は、そんなに笑っていられなくしてやろうと思いました
 深く迄押し込むのを止め、腰を引いて、更に、重心を落として角度を上に付けました
 丁度恥丘の裏側にあるはずのGスポットに、亀頭が当たる様調整して、少し強めに擦りつける感じで、突いていきました
 姉は
 「あっ、何?どこに当ててるの?」
 最初は戸惑っていた様でしたが、確かにそこを突いた時には、自然と声が出ていました
 「何?それ?そんな動きどうやってしてるの?」
 興奮して感じてくれているのがはっきりと分かって、自分もかなり強めに亀頭を擦りつけ出しました
 殆ど壁に圧し付ける様にして反応を見ると
 「あぁっ!いいっ!こんなの初めてかも!」
 自分が感じさせたのだと思うと嬉しくなって、より強く擦り上げました
 「あぁっ…、ちょっと、いいかも…、イキそうかもしれない…」
 そう言う姉の表情が、輝く様に艶っぽくて、吐息も激しく、思わず腰を抱き抱えて、垂直に近い位に姉を突き上げました
その時
 「あーっ!もうダメっ!止めて!止めっ!」
 姉が声を上げて、自分を突き放す様に手を差し伸べて自分の体に触れました
 驚いた自分は、運動を止めて姉の様子を伺いました
 姉は
 「どうして止めちゃったの??」
 そう訊ねてくるので
 「ダメって、止めてって言うから」
 と、答えると、姉は困った感じの声で
 「こういう時の止めては、止めないでって事なの。ダメっていうのは、もっとしてって意味」
 分かってないのは自分でした
 「女の子の言う事きいちゃいけないんだよー」
 姉に笑われて、がっかりしました
 落ち込んでいるのが姉にも分かったのか、小さく姉が呟きました
 「凄く気持ちよかった。もう少しでイケたのにねー」
「イキそうだったの?」
 自分が訊ねると、姉も意識せずに呟いた様で
 「えっ……、うん」
 姉を気持ちよくさせたくて、早速入れ直して、同じ所を攻め始めました
 ゆっくり突いてから、かなり激しくしましたが、直前ほどは感じないらしいと思い、恰好悪く“感じない?”と訊ねてしまいました
 「んー…、感じないかも」
 正直に姉に答えられて、またへこみましたが、している行為自体はとんでもない事なので、興奮の方が勝り、今度は自分の快感を求めて、膣内に突き入れ始めました
 姉の中は、特に入口が締まって、亀頭を潜らせる様にぎりぎり迄動かすと、今までにない気持ちよさを覚えました
 途中で何度か抜けてしまった為、姉は
 「ごめんね、お姉ちゃん、濡れ過ぎちゃってるね。濡れ易いから」
 そう言って、ティッシュでティンポを拭ってくれました
 普段真面目な姉の口から、“濡れ過ぎ”等という言葉が聞こえるとは思わず、もう一度入れると直ぐに射精感を覚えました
何時でも腹上に出せる様に、入口付近で動いていましたが、姉はそこが気持ちいいと勘違いしたらしく
 「入り口気持ちいいんでしょー?」
 悪戯っぽく笑い掛けてきました
 自分がムキになって否定すると、膣口を締めてきました
 明らかに締め付けが違ったので、意識してやっているのは分かりましたが、結局姉が本気を出していなかったのに気付いて、悔しいのと、気持ち良過ぎるのと、複雑でした
 自分が上がって来ているのが分かったらしく、姉は勝ち誇った様に
 「皆に、入り口が気持ちいいって言われる」
 そう言いましたが、自分が嫉妬した事に気付いて、
 「ごめん、もう言わないから」
 そう言うのと同時に、自分の動きに併せて、腰を動かし始めました
 姉の動きは、下半身だけ別の身体の様で、自分が引くと腰も引かれ、突くと迎えに来る感じで押し付けられました
 姉に少しでも感じて欲しくて、上半身を密着させて片手で肩を押さえ、もう片方の手は乳首を擦っていました
 以外過ぎる程上手い姉の腰使いに、それ以上我慢できなくなった自分が、出そうだと告げると
「中でいいよ、今日は大丈夫な日だから」
 中出ししていいと言ってくれました
 更に姉は、開いていた脚を自分の腰に絡ませて、抜けない様にすると、より激しい腰使いをしてきました
 自分は、姉に中出しは出来ない。妊娠だけはさせられないと咄嗟に思って、抜いてゴムを着け直す気でいましたが、姉の脚の力が思いの外強く、まごついている内に、射精が始まりそうになりました
 “抜かせて欲しい”
 そう言いましたが、姉は
 「心配しないで、来て」
 自分を真っ直ぐに見つめて、入り口の締め付けを余計に強めました
 その瞳を見て、本気で言っている事が分かったのと同時に、堪えてきた快感が一気に溢れて、最後に深く入れると射精しました
姉に中出ししている
 無理に抱いたのに、姉が受け入れてくれている
 気持ち良さと同時に、様々な事を考えて、複雑な思いでした 



