正常位から松葉崩し、そのあとバック… | H体験談~エロばなまとめ

   

正常位から松葉崩し、そのあとバック…

高校は男子校、大学も女子の少ない学部で機会が少なかったせいもあって(というか単にモテなかっただけですが)、社会人になっても素人童貞でした。
社会人になってからは、このモテない人生を変えてやると思って飲み会には必ず参加、女子社員にも積極的にアプローチを続けましたが、3年間まったく成果なし。
安月給のほとんどは風俗へと消えていったのでした。

3年もそんな状態が続けていれば、さすがにお馬鹿な自分でも、俺はモテないんだと嫌でも気づかされます。
諦めるというか達観したような感じで、社会人になって初めてひたすら仕事に打ち込むようになりました。
風俗通いも減らして残業の毎日、だんだんと上司にも認められるようになって仕事も楽しくなってきました。
5年目くらいになると女日照は相変わらずでしたが、結構重要な仕事も任されるようになって完全なワーカホリック状態。

その月は土曜日はほとんど休日出勤、毎日終電近くまで残業していたせいで、さすがに体力的限界を感じた金曜日。
早めに仕事を切り上げて7時ぐらいに会社を出て、久しぶりに風俗でも行こうと思っていました。
ホールでエレベーターが来るのを待っていると、「あれっ、珍しく早いんだね」と声をかけられました。

誰かと思えば先輩のM女史でした。
Mさんは既婚。
35歳くらいのさばけた感じの先輩で、女性ですが仕事もできる感じの人で、すごい美人というわけではないけれど、キャリアっぽい職場でも存在感のある人です。
一緒に仕事をする機会はなかったのですが、普段から後輩男性社員にも気楽に声をかけてくれる人で、僕も女性を意識しないで気楽に口がきける人でした。

年上女性ということもあって、軽い下ネタくらいの感じで、「いや~、ちょっと疲れたんで風俗でも行って自分にご褒美あげようかなと」などとからかうような感じで言うと、「残業しすぎじゃない?目の下にクマでてるよ。風俗なんかで精力使ってないで、早く帰って寝たほうがいいよ」と笑いながら、お姉さま口調で諭されてしまいました。

「帰ってもボロアパートで寝るだけなんでね~。でもやっぱり、どっかで一杯だけ飲んで帰って寝ることにします」と言うと、「それなら私と軽く飲んでく?」と思いがけないことを言われました。

Mさんとは職場で軽口をきくことはあっても、飲んだりとかは今まで一度もありません。
既婚とはいえ素敵な先輩ですし、僕のほうは1人で飲むよりいいに決まっているのですが、女日照続きだった僕にはレベルが高すぎるというか、緊張する相手だったので、一瞬返事に詰まってしまいました。

「あれっ?『おばさん相手かよ!』とか考えてる?そういうことだと意地でも放すわけにはいかないな」

などとMさんは笑いながら言って、結局は2人で飲みに行くことになりました。

「男なんだからY君がエスコートしてよね」

などと言われながら僕が選んだのは居酒屋のカウンター。
黒系のエレガントな装いのMさんには全く場違いな雰囲気。
モテないわけだ、俺。
でもMさんは、「こういうとこで男と飲むなんて珍しい経験だ」などと笑いながら全然気にしない感じで付き合ってくれました。

僕は酒はそんなに弱いほうではないのですが、疲れが溜まってたのもあってか、すぐに酔ってしまって、気がつくと絡んでいると言ってもいいくらいの状態。
Mさんが、「Y君、この頃頑張ってよねえ、一緒に仕事してなくても見ててわかるよ」などとせっかく言ってくれてるのに・・・。

「俺、モテないっすから、仕事するくらいっきゃないです。俺、モテないっすから」

泣き上戸じゃあるまいし、我ながら最低です。
1杯だけと言いながら2時間くらいは飲んでたかな。
帰ろうと思って一緒に店を出ると、Mさんから・・・。

「もう一軒付き合ってくれる?」

酔っ払いの僕に異存があろうわけもなく、Mさんに引かれるようにして連れて行かれたのは、シックなカウンターバーでした。
テレビドラマかなんかの舞台じゃないのか?ってくらいに洒落た感じの店で、思わず酔いが醒めるくらい。
ショートのカクテルを飲むMさんのピアスがキラキラと光って、映画のシーンのようでした。

しきりにMさんは、「仕事に打ち込むっていいことじゃない」などと慰めてくれていましたが、僕は終始、「仕事ばかりしたって仕方がない」「どうせモテないし仕事くらいしか」とかネガティブなことばかり言っていました。

だんだんとMさんは怒っているような感じになって、店を出る頃には黙ってしまっていました。
どんどん歩いていくMさんについて行くように歩いていると、Mさんが急に止まって振り向きました。

「せっかく仕事を頑張っても、なんにも自信ないんだね。モテないんじゃなくて、自信がないだけじゃない?私が『いいよ』って言っても、そんなことできる自信もないの?」

ものすごく真剣な目でそう言われたのは、薄くブルーの照明が光るラブホテルの前でした。
思わず黙りました。
Mさんは真っ直ぐに僕の目を見ています。
ごくっと唾を飲み込みましたが言葉が出ません。

「喋れないの?さっきまであんなに喋ってたじゃない。喋らなくてもいいから、男としての自信の欠片でもあるなら私の手を掴んでよ」

僕は足も手も震えていたと思うけど、気がついたらMさんの腕を掴んでホテルの扉をくぐっていました。
はっきり言って何も考えてなかったです。
なんだかわかんないけど衝動的に腕を掴んで引っ張ってました。
部屋に入っても、Mさんを抱き寄せるなんて芸当はてとも出来ません。

「いいんですか?」

そう言うのが精一杯でした。

「そんなこと言うと女の子はみんな逃げて帰っちゃうぞ」

Mさんのほうは全然平気な感じ。
(後で聞いたら、ドキドキで心臓が破裂しそうだったと言ってましたが)

「ちょっと暑くない?ビール飲もうか?それとももう飲めない?」

僕が頷くと、Mさんは缶ビールをプシュッと開けて、ゴクゴクッという感じに缶のまま飲みました。

「君も飲む?」

そう言って、口紅のついた缶ビールを僕に突き出します。
僕は缶ビールを受け取って口をつけます。
それだけで頭がクラクラしそうな感じでした。

「それじゃ先にシャワーしてくるね」

Mさんはそう言ってバスルームに向かおうとして思いついたよう振り向くと、「覗いたり、後から入ってきたりしないでね」と言ってニコッという感じで笑いました。
シャワーの音がしている間、僕は口紅のついた缶ビールの縁を指でなぞりながら考えていました。

入って行くべきなのかな?
大人しく待ってるべきなのかな?

それよりも、あの大人の雰囲気のMさんが全裸でシャワーを浴びていると思うだけで興奮で下半身が硬くなります。
酔いなんて関係ないくらい熱く硬くなってしまっていました。

結局はなんの行動も起こせないでベッドに腰掛けて待っていると、やがてMさんが出てきました。
白いバスローブを着て、ハンガーにかけた服をクローゼットにしまうと、たぶん畳んだ下着だと思うんだけど、バッグに仕舞ってベッドに来て横に座りました。
僕の心臓は早鐘のように鳴っていましたが、どうしていいのかわからなくて体が動きません。
ふっとMさんの上体が傾くと、下側から振り向くような感じで唇が僕の唇をとらえました。
1回、2回、触れるだけのようなつつくような感じのキスのあと、僕の首に手をまわすようにしてしっかりと唇をあわせて、呆然としている僕の唇を割ってMさんの舌がヌメッという感じで入ってきて、僕の舌先をつつくような感じ。
Mさんの髪なのか、うなじなのか、ものすごくいい匂いがして・・・。
たまらなくなってカバッと抱き締めようとした瞬間にはぐらかすように突き放されて・・・。



「Y君もシャワーしてきなさい。大丈夫よ、心配しなくても逃げないから」

そう言ってクスッと小さく笑います。
シャワーをしながら、(本当にあのMさんを抱けるんだ)というのが現実のこととは思われず、それでいながら息子はギンギンに興奮の極地。
気がつくと鼻から薄っすらと血が・・・。
冗談みたいですが、本当に鼻血出したんです。
最初はなんだか気づかなくてシャンプーのぬめりかなとか思ったんですが、鼻血だと気づいて大慌て。
タオルを当てたり、水シャワーで冷やしたりしますが、どうしても止まりません。
洗面所でティッシュを鼻に詰めて止まるまで待っていると、あんまり遅いので見に来たMさんが大笑い。

「いいからこっちへ来なさい」

ベッドに連れて行かれて横にされました。

「血が止まるまで大人しくしててね」

そう言いながら僕の髪を撫でていました。
Mさんは、旦那はゴルフで今日は泊まりでいないこと。
この頃の僕の仕事ぶりを見て、格好いいなと見直してたこと。
もっと自分に自信を持てばきっと女の子にも人気が出ると思うこと。

「仕事をしてるときは結構格好いいのに、“モテないモテない”ってだらしなくて、しっかりしろ~!って、ちょっと母性本能くすぐられちゃったかな」とか、色々と話してくれました。

僕は途中から嬉しくて泣いてしまって・・・。
今思い出しても情けないです。

鼻血が収まると僕とMさんはしっかりと抱き締めあって、淫らなくらいのディープなキスをしました。
バスローブの帯を解いて開くと、Mさんは下に何も着けていなくて、いきなり真っ白な裸が現れました。
胸は思っていたより小さくて、乳首も少し黒ずんでいるような感じでしたが、そんなことはMさんの素敵さを少しも損なっていませんでした。
風俗で何人も20代の嬢ともしましたが、35歳だというのにMさんの肌は今まで知っている誰よりも皮膚が薄くて滑らかでした。
細くて折れてしまいそうな腰からスレンダーな割にはしっかりとしたヒップへのラインはセクシーで、女優さんのようだと思いました。

Mさんが相手ではあっという間に発射してしまうのではと不安に思っていたのですが、風俗通いもたまには役立つというか、セックスだけは普通にちゃんとできたと思います。
入れたくて入れたくて仕方ないのを我慢して、乳房から乳首、首筋や脇の下、背中まで自分の舌先で丹念になぞっていきました。
本当に肌が滑らかで真っ白で、いくら舐めても舐めても飽きることがありません。
お臍から下半身へと舌先を移していって足の指を咥えてしゃぶり、脛から太股までゆっくりと丹念に舐め上げていきました。
薄めのアンダーヘアが舌先にザラザラと感じられるのも、ちっとも嫌ではなくて愛おしくて。
こんなダメダメな僕に体を開いてくれたMさんにお礼がしたいというか、せめてMさんに本当に気持ちよくなってもらいたいという思いだけで、焦って入れたいという気持ちはだんだん収まっていました。
耳に息を吹きかけながら指を入れていく頃には、Mさんは本当に溢れるくらいに濡れていました。
舌先で小さなお豆を愛撫しながら、深く差し入れた中指で上天井のザラザラを中心に指圧するようにゆっくりと刺激して、泉の溢れるのを手助けしてやります。
終いにはグチュグチュといやらしい音を響かせながら、指も2本に増やしてピストンさせていきます。
Mさんも最初のうちは、「くすぐったい」とか「そんなとこ舐めないで」などと余裕たっぷりでしたが、途中からは「あん、んっ、ああん」という感じの艶かしい喘ぎ声で愛撫に応えてくれるようになり最後は、「あっ、だめ、イッちゃいそう」「あん、指だけでイッちゃうなんて」「あっ、あっ、もうだめ」という感じで昇りつめていって、ビクンという感じで絶頂を迎えてくれました。

「すごい上手」「なんで女の子に自信ないの?」などと、トロンとした目で言ってくれます。

いよいよMさんと繋がるときが来ました。
本当は大股開きにさせたかったけど、遠慮して控えめにMさんの足を開くと、ゆっくりと正常位で貫いていきました。
感触以上に、(あのMさんに入ってる)という感激のほうが強烈で、頭がクラクラするくらいの気持ちよさでした。
最初はゆっくり、徐々に速く出し入れしていくと、腰のピストンにあわせてMさんがものすごく女っぽい声で「あん、あん、あん」と喘ぐので、ますます興奮してしまいます。
正常位から松葉崩し、そのあとバック、もう一度正常位に戻って、今度は両足首を持って大股開きのまんぐり返しにして突きまくりました。
最後は抜いて、お腹の上に出そうと思ったら、Mさんの方から「口でもいいよ」と言って咥えてくれて、全部飲み干してくれました。
風俗でも飲んでもらったことなかったので、初めてのゴックン体験です。

Mさんは、「君に足りないのは勇気と自信だけだよ」「今まで私が知ってる中でも最高のほうのセックスだよ」と言ってくれました。

よく考えてみれば、素人童貞の僕のベッドテクなど既婚のMさんにとっては児戯にも等しいものだったかもしれません。
たぶん僕に男としての自信をつけさせようとしてのお世辞だったのでしょうが、なんだか目の前がパアッと開けるような感じがしました。
というわけで素人童貞だった僕の初体験は、なんと不倫ということになってしまいました。

その日の後も、3回くらいMさんとは関係しましたが、3回目のデートの後で、「君はもう卒業。これからは独身の女の子を捜しなさい」と卒業宣言されてしまいました。
僕にとっては人生の転機でした。
Mさんが繰り返し何度も言ってくれたことは・・・。

「男の魅力は見てくれじゃないよ」
「女は仕事のできる男が格好いいって思うものよ」
「何でも自信持って、当たって砕けろで頑張らなきゃ、人生1回だけだぞ」

どうしてあんなに良くしてもらえたのか、本当は今でもよくわかりません。
でも人生が変わりました。
前は女の子を見ると、(僕のこと、どう思ってるのかな?)とかそんなことばかり考えてました。
でも、あのMさんでさえベッドではあんなに悦んでくれたんだと思うと、女の子と相対しているときに緊張感から解放されます。

その後、僕は社内恋愛を2回、合コンなどで知り合った女性を合わせると4人の女性を経験しました。
みんなそれなりに楽しくお付き合いできたのですが、なかなかこれだって思える女性と巡り合えませんでしたが、4人目でこの人ならと思う女性に巡り合えました。
年下ですが、ちょっとMさんに似た雰囲気の彼女です。
付き合ってみるとMさんとは結構性格は違ってて、可愛らしくてちょっと子供っぽいところのある人でしたが、次第に深く理解しあえるようになって結婚しました。

黙っていればよかったのですが、彼女にMさんのことを隠しておけない気がして、話して破局寸前まで行きました。
今ではそれも乗り越えていい夫婦になれた気がします。

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