もう何年も前の話。
一時期進学と就職で東京で暮らしていた。
その時に風俗を体験して給料が入っては色々な風俗に行っていた。
事情があって東京から地元に戻り
暫くは生活のペースを変えるのに忙しかったが
落ち着くと風俗に行きたくなった。
ところが地元風俗は全くといっていいほど知らず、
どの店がいいのか分からない…
今のように情報誌も無く、取り敢えず外見が明るそうな某店へ。
そこでついたのがユキという嬢だった。
外見がストライクで話も面白い。
東京時代は色々な嬢を指名せず気に入った嬢と毎回プレイしていたから、
ユキとも自然とそうなった。
この店は当然本番は無く、試しに
『挿れていい?』と聞くも…
毎回NG…挿れさせてくれないと知りつつも毎回聞いてはNG。
『仕方ない素股でいいや(笑)でも事故があるかもね(笑)』
『絶対無い!(笑)』
といった感じで風俗でサービスを受けるというより友達と遊んでいる雰囲気だった。
ある日いつものようにユキを指名してプレイルームに行くと、
何とその日がラストとのこと。
事前に聞いてはおらずその日に店に行ったのも偶然だった。
ユキはその日に私が行ったことに驚き、もう会えないことに寂しがってくれた。
その日はサービスを受ける気にならなかったが
ユキは気丈にもサービスを提供しようとする。
俺も最後だからこそ明るくしようといつものように
『挿れていい?』と聞く。
その後がいつもと違った。
ユキの返事は『いいよ』
…そんな答えを想定していなかったので正直焦った。
気が変わらないうちにとそのまま生挿入しようとするとユキは
『バカ…ちゃんと着けて…』
惜しい気もしたがそこは要望通りにゴムを着けて再挿入。
楽しい時間はすぐ過ぎて別れの時間がやってきた。
最後に『元気でね』と握手をして店を後にする。
駐車場から車を出しても先程までのことが頭から離れない。
もうユキに会えないんだと思うとやはり寂しい。
路上駐車して物思いに耽っていると窓をコンコン…と叩く音。
警察か?そこには仕事を終えて帰途につくユキがいた。
驚き半分嬉しさ半分で立ち話をするとユキが
『寒いからどっか行こうよ』
ユキを車に乗せて走り出す。
『どこに行く?ファミレス?飲み屋?それともホテル?』
といつもの軽口で言うと
『…ホテルでも…いいよ…』
そして程近いホテルへ…
部屋に入ると、どちらからともなくキスをし服を脱ぐ。
風呂も一緒に入ってお互いを愛撫する…全ていつもと同じ。
ただ場所が店ではなくホテルなだけだった。
ユキに挿れたくなりゴムを着けようとするとユキは
『そのまま来て…』
『えっ?だってさっきは…』
『さっきはお店だったもん…今は仕事じゃないもん』
そして明らかにいつもよりも濡れているユキの中に生で挿入する。
これでもかという位激しくピストンするが
店では見せないユキの感じようが新鮮で不思議とイク気配が無い。
逆にユキは何度も逝き、最後は俺の腕を強く捕んで激しく逝った。
息も絶え絶えにユキは
『ズルイ…私だけ逝かせて…ねぇ今度は一緒に…ね?』
改めてピストンを開始。
『あ~~イイ…奥まで…来てるよ…またイキそう…ダメダメダメ~~』
意味不明なことを言い出す。
暫くするとようやく俺も逝きそうな気配。
『俺も逝っていいか?』
『あ~~いいよ…一緒に…一緒に…奥に…あ~~~~~!』
そしてユキの奥深くにドビュ…ドビュ…
『あ~~奥で…熱いのが来てるよ~~熱いよ…』
しばし二人とも動けず。
やっと起きてタバコに火を付けてユキと二人で吸う。
『ねぇ、今日はお泊りする?』
異論なんて無かった。
そのまま翌日まで計7~8回はユキの膣中に注ぎ込んだ。
ホテルを出るときは腰から下が自分の身体では無い気がしていた(笑)
その後は互いに連絡を取ってはホテルに行き何度もした。
それこそオナニーを覚えた童貞が
毎日マスをかくように3日と空けずに会ってはHした。
ホントにやりまくるという表現がピッタリだった。
毎回大量に中出ししていたが不思議と妊娠はしなかった。
俺は出来てもいいと思っていたが…
そんな日々が半年程続いたある日に事件は起きた。
ユキの風俗時代のファンが自分の知らない間に
店を辞めたことに腹を立ててストーカーとなって現れた。
当然ユキは相手にしない。
するとストーカーは実力行使に出た。
ユキを包丁で脅し拉致しようとした。
ユキが抵抗している所に偶然警官が通りかかり男は現行犯逮捕された。
しかし未成年だったユキは警察からの連絡で親に知らされ、
事の経緯を説明する過程で風俗でのバイトがばれてしまった。
怒った親はユキを強制的に実家に連れて帰った。
俺は何度もユキの携帯に電話したが
暫くして過去を清算するように携帯は解約され、
ユキとの関係も終わってしまった。
あれからユキほど心躍る娘に出会っていない。
歌の歌詞ではないが街中で似た人を見つけてはドキッとするが全て人違いだった。
あれからもう5年以上経つ。
また会いたいような、このままでいいような不思議な感じである。
駄文に長々とお付き合いいただきありがとうございました。