日曜、突然元カノに呼ばれて家に行ったんだ。
すると元カノと知らん男がいた。
元カノ「友達の○○君」
男「ども」
俺「ども」
最初は3人でトーク、ゲーム、その他して過ごしてた。
それも飽きてきた頃、突然元カノが俺にキス。
俺「」
元カノ「久しぶりだねー」
男は無言。
そのまま迫られたんで、振りほどいて帰ろうとすると、元カノが泣きそうな顔で
「ごめん、謝るから帰らないで」
と。
男の方を見ても無表情で何も言わない。
とりあえず距離を取って寝たふりをした。
そのうち2人がいちゃつき始める。
男「怒っちゃったねー」
元カノ「っん…そりゃそうでしょ、もう止めよ…っあ」
腹立ってきたのでいいところで起きて邪魔したった。
俺「ふぁー…ごめん、寝てたわ」
元カノは少し挙動不審、男は寝たふりが分かっていたとみえてニヤニヤしてた。
これにはカチンときたがスルーすると、今度は俺が見てる前で男が元カノにキス、そのまま胸触ったり下触ったりし始める。
俺はもう呆れて何も言わず何もせず、元カノは何故か少し嫌がる。
元カノ「やだ、だめ、」
男「えー?なにー?」
ニヤニヤしながら指でわざと音立てる男。
元カノの喘ぎ声を聞きながら俺は煙草を吸う。
そのうち男がジーパンとパンツ脱ぐ。
汚ねーもん見せんなと思ったが、俺よりデカくてちょっとショックだった。
男は元カノの股を開こうとする。
が、ここにきて元カノがかなり抵抗した。
元カノ「やだ、入れないで」
男「もうこんななんだけど?」
元カノ「知らない、やだ」
男「……」
元カノ「やだ、やだ」
嫌がる元カノを無視してモゾモゾ動く男。
そのうち腰を振り始める。
元カノ「っん、あ、やだ、抜いて…っ」
男は無言で腰振る。
時々激しくして音立てやがって本気でイラっときた、けど何より苛立ったのは元カノ。
もう
「んっ、ん、あ」
という喘ぎ声だけで、
“イヤ”と言わなくなった元カノにだ。
どれくらい続いたかは覚えてない。
けど吸い殻が結構な量になった頃、
元カノ「お、俺くん…っ、あ」
俺「ん?」
元カノ「ティッシュ、取ってっ…」
俺「は?」
元カノ「ティッシュ、そこ、そこにあるから…早く、ん」
苛々が最高潮だった俺は箱ごと投げた。
喘ぎながらもティッシュを2、3枚取った元カノはそれを男に渡す。
受け取った男は何をするでもなく腰を振り続けてたが、ティッシュを床に置くと勢いよく元カノから離れ、そのティッシュの上に出した。
吐き気がした。
行為が終わって男はトイレに行った。
俺は腹が立ったので元カノを問い詰めた。
俺「どういう事?」
元カノ「『○○(俺)くんを妬かせたい』って話をしたら、『目の前で違う男といちゃいちゃしたら妬くかも』って言うから…」
俺「はあ?」
元カノ「ごめんなさい、けど私も俺くんに会いたかったし、その…俺くんとしたかったし…」
俺「」
元カノ「だって○○くんいつもああなんだもん、乱暴だし、生だし…」
俺「」
流石に呆れて帰った。
事の顛末はこんな感じ。
終わるまで帰らなかったのは自分でも分からんが、滅多にない機会だ、なんて思いがあったのかもしれん。
実際はやはり苛々して仕方なかったわけだがこういうの寝取られって言えるのか分からんが、好きなやついるの?
元カノからは1度だけ連絡あったが無視してる。
パンツの色は白だったな、ただし清楚な感じじゃなくてナイロン生地のやつ。
ちなみに、元カノはメンヘラビッチ。
メンヘラがいいな、なんて思ってる奴らは考えを改めた方がいいぞ。