「勿体無いー!こんなにいいモノ持ってんのに」
いつものようにオイルを付け、しごかれている。
このホテルのマッサージ嬢の彼女とは、もう3年の付き合いになる。
もう何十回抜いてもっらたか?
このホテルには4人の嬢がいる。
一応全員とお手合わせしている。
彼女は一番最後だった。
少し暑いのか、ユニホームの上着を脱ぎ、黒のTシャツに黒のスラックス姿でうつ伏せの足下から揉み始める。
どこのホテルでもいつも湯上がりに嬢に来てもらうため、下着のTシャツとビキニブリーフでお願いする。
ここは4人とも何も言わずやってくれる。
このホテルの他の3人の嬢はうつ伏せが終わり、仰向けで太ももから股間に近づくとビキニを話題にして・・・そして近くを刺激し、勃起させる。
小さいビキニだから上から亀頭が・・・。
Tシャツの上からでもそれはすぐ確認できる。
騎乗位の形で肩や腕を揉みながら股間を押しつけ勃起をさらに刺激しながら、「中の足のマッサージは?」と来る。
彼女は違った。
うつ伏せから仰向けの太もも、そして股間近く・・・ではなくブリーフの上から・・・、玉~竿~亀頭を指先でやんわりと優しく撫でた。
そして何事もないように肩や腕を揉む。
その時は自分の新婚旅行でのセックスの話をしていた。
1番刺激的だったのが海の中で妻のビキニを下ろして後ろから。
2番目が高層ホテルの十数階のベランダで全裸で夜中と早朝に2回。
すると嬢も新婚旅行の時、ホテルのベランダのが一番良かったと話が盛り上がって・・・。
いつの間にか嬢の手はビキニの中の勃起をしっかり握っていた。
そして頼みもしないのにビキニが脱がされ、オイルが付いた手で・・・。
「最近妻とは月に1~2回がやっとかな」
そう言った後の嬢の言葉が冒頭だった。
「30させごろ、40しごろなのにね。勿体無い」
「女の50は?」
「50御座かきと言って、御座をむしる程いいのよ」
20代にやりすぎたのかな?
結婚する1年前から同棲していたし、同棲する前も週1回はあった。
22歳から彼女とセックスしてきたからもう20数年だ。
同棲してた頃や新婚時代はほとんど毎日だったし、休みの日は一日中裸でいてセックス三昧だった事もあった。
2回、3回射精してもビンビンと勃起したから。
「若い時は回数だったけど、今は十分時間を掛けて2時間ぐらいかな?」
「入れっぱなしなの?」
入れてるのはその半分ぐらいで、キスから始まって愛撫、フェラ、クン二、69でもう半分かな。
妻は処女だったけどセックスの喜びを知るのにそれ程時間は掛からなかった。
むしろ喜びを知ってからは積極的なって・・・上に乗る体位が好きで・・・。
その時の腰の動きが前後左右、時計回り、反時計回りの回転運動は凄くて・・・。
10回に1回ぐらいは我慢出来なくてイッてしまった事も。
「あなたは童貞じゃなかったのね」
彼女の手はやんわりと勃起を包み、優しく上下している。
なかなか気持ちいい。
それから初体験の時の話になった。
高2の時が初めてだった。
相手は隣の高3のお姉さん。
小さい頃から良く遊んだ幼馴染みだった。
そこは美容室をやっていて中学の頃からそこで髪を切ってもらっていた。
夏休みでふらっと店に入ったら、生憎おばさんが出掛けていて・・・。
女の人はほとんど予約だったから。
男はたぶん1人だけだったと思う。
そのお姉さんが留守番をしてて・・・「代わりにやってあげる」と来た。
「大丈夫?」
「大丈夫。もしも失敗したら義姉に直してもらうから、後2時間もすれば帰るから」
仕方なく任せる事に・・・。
これが彼女の作戦だったかも?
ミニのワンピースの下はノーブラだった。
前屈みになるとたわわな谷間が・・・。
そしてやたらと肩や腕に弾力のある胸を押し付けてくる。
そして全体をほぼ整え終わる頃に・・・「触ってもいいよ」と来た!
この近辺では憧れのマドンナ的存在にそんな事を言われては・・・遠慮なく・・・。
彼女のより大きく、そして弾力があった。
全体の形を確かめ終わると乳首を中心に・・・。
「私の乳首立ってきたみたい、そのお姉さんのも?」
「もうビンビンだった」
「『初めてじゃないでしょ?』と聞かれて彼女の事を話すと、『じゃーまだ最後までは行っていないんだ、彼女とは最後まで行けそう?』って」
彼女とは下着の上から触った事はあった。
花びらが大きいのか、凄く柔らかい感じだった。
「そこまで行ったならもう一押しね。私のも触ってみたい?」
嬢が攻めてくる。
親指と人差し指で輪を作り、カリ首に集中してきた。
「そこまで行ったら、もう後の展開は早いわよね?」
嬢が先を急がせる。
実際そうだった。
下着の上からはほんの数分間だけで・・・。
後は彼女の部屋で・・・。
やや毛深いそのものを目の前にしたら、興奮して頭が真っ白・・・。
なんとかお姉さんのリードで奥まで入った。
でも動けないでいると、お姉さんが下から腰を突き上げてきて・・・。
果てるまでに時間はかからなかった。
もちろんゴムはしていた。
「それが初体験だったの?」
「・・・いや、お姉さんが、『今のは練習!本番はこれからよ』ってキスして、しばらく抱き合っていると挿入可能な状態になって・・・」
2度目は少し冷静になれた。
お姉さんは黙って全てこっちのペースに任せてくれた。
奥に入れたまま少し間を取り、少しずつ出し入れを繰り返す。
「いいわ!ゆっくりでいいの・・・うーん!・・・気持ちいいわ!」
カリへの刺激が堪らなく気持ちいい。
そこに神経が集中しないよう弾力のある乳房を両手で揉む。
お姉さんの腕が首に・・・。
そしてキス・・・。
舌を絡めてくる。
出し入れをやめ、奥で止める。
嬢の上下する手がだんだん速くなる、そして空いている手が自らの胸を揉みだした。
お姉さんの中にいる感じとは程遠いが気持ちがいい。
乳首に舌を移す。
舌を転がしていると、お姉さんが下から腰を押し付けてくる。
挿入からどれくらい時間が経ったろう。
10分くらいか?
お姉さんの中にも少し慣れた。
抽送をゆっくり再開する。
快感が徐々に・・・お姉さんの顔も快感に浸っているのか?
1回目とは違う快感が襲ってくる・・・。
腰から太ももへ・・・。
(初めてだ・・・これは何だ?)
抽送のスピードが上がる・・・そして・・・。
嬢もスピードを上げてくる・・・。
嬢が空いた手を上に持ってきて射精を受け止める。
「そのお姉さんも少しは満足したみたいね」
お姉さんからは、「これなら彼女とも上手くやれるわ」と合格点をもらった。
そして約束させられた。
彼女との結果を報告する事を。
その結果報告の時がお姉さんとの2度目で・・・最後だった。
嬢は最後に腰と肩をゆっくり揉んでくれて・・・。
「はい!おしまい」
通常分の料金だけだった。
「中の足のオプションは?」
「私のサービス!なんか最初に会った時からお客さんって感じがしなくて・・・次回のご用命の時は『淀』で指名してね!」
これが淀との出会いだった。
以来、ここが出張の定宿になり、それから3年も続いた。